【投稿日】2016年12月05日(月)| 沖縄発
パッケージのカエルは創業者と同じ名前の「しゅういちくん」
「なかよしパン」は、ココアベースのパン生地にオリジナルのバタークリームをサンドした菓子パン。手で簡単にちぎられるよう、パンに切れ目(節)が入っています。ふわふわとした食感の秘密は、中種を低温で長時間発酵させて焼き上げる「冷蔵中種法」という製法を用いているためです。
「なかよしパン」の商品名には「大切な家族や仲間と分かち合って食べてほしい」という創業者の願いから。パッケージに描かれたマスコットのカエルは「無事にかえる」という意味が込められています。
販売元である株式会社ぐしけんは、ニューギニア出征から帰国した具志堅秀一さんが昭和26年(1951)に創業。戦後の栄養価の高い食べ物が少なかった沖縄で、みんなが元気になってほしいという思いから製パン業を始めた。以来、「なかよしパン」は本土復帰前から販売されているロングセラー商品です。また、平成26年(2014)にはピーナツクリームがサンドされた「なかよしピーナツ」という姉妹商品が発売されています。
「なかよしパン」は新鮮な状態でお客さんに届けたいという思いから、購入できるのは県内のみ。また、1回で食べきることができるハーフサイズの「なかよしハーフ」という商品も販売されています。
パッケージには「しゅういちくん」の妻「しげちゃん」と息子の「けんちゃん」
【価格】
なかよしパン 340円(税込)、なかよしハーフ 178円(税込)、なかよしピーナツ 340円(税込)
【HP】
http://www.gushikenpan.com/commodity/index2_2.html
【投稿日】2016年12月05日(月)【投稿者】たびらい編集部