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沖縄ソウルフード!なかよしパン2019.07.01
サーターアンダギーと並ぶ、沖縄のソウルフード「なかよしパン」!
これを食べたことのない沖縄県民は存在しないのでは? と言われるほど、現地ではメジャーなパン。名古屋でいう、コメダや寿がきやのようなローカルグルメなのでした。今回は、枕のようにデカイパン「なかよしパン」の特集です♪
カエルの名は
レトロかわいいカエルが目印の「なかよしパン」
このパンは本当に巨大で、横の長さは驚愕の35センチあります。迫力のスーパーロングサイズですね。
沖縄のぐしけんパンで誕生して、1960年頃に発売。60年も続くロングセラーパンなのだとか。品質を保つため、県外では販売されておりません。通販もないので、沖縄でしか手に入らない「本当のご当地パン」なのでした。
家族で食べたい! なかよしパン
なかよしパンは、全長35センチ。
一人暮らしの人が「ちょっと食べてみようかな〜」と気軽に手に取るサイズでは、絶対にありません。
沖縄では三世代で暮らす大家族がとても多く、そのため「皆でちぎってなかよく食べてほしい」という想いから、このパンが誕生したのでした。
家族を大切にしたい、という県民性あふれた素敵なパンですね♪
設定が深イイ!カエルのしゅういちくん
なかよしピーナツというパンには、同じポーズでありながらメスカエルの姿がデザインされていました。
誰でしょう、この謎の女は……
彼女はなんと、なかよしパンのキャラクター「しゅういち君」の妻、「しげちゃん」。まさかのしゅういち君は、既婚者だったのです!
もう察しのいい方は気づいてらっしゃると思いますが、胸に座っている子カエルは息子の「けんちゃん」。しゅういち君は、子持ちの妻帯者だったんですね! これには驚きました。
背景にあるファミリーのストーリーがとても気になるところです。
戦後の沖縄を元気にしたパン!
イメージキャラクターのしょういち君には「無事にかえる」という意味が込められていました。
なかよしパンを生んだ株式会社ぐしけんは、戦後ニューギニア出征から帰国した具志堅秀一さんが、昭和26年(1951)に創業した会社。
戦後、栄養価の高い食べ物がなかった時代に「みんなが元気になってほしい」という願いから、パンの会社が誕生したのです。
切り込みが入っているので、みんなでシェアしやすいご当地グルメ「なかよしパン」。いつか沖縄旅行にいくことがあったら、沖縄でしか出逢えないこのパンのことを思い出してくださいね〜♪
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