こんばんは。ヒロの嫁ことスージーです。
ヒロのブログを覗きに来ていただいてありがとうございます
私の夫、ヒロは令和3年の春に膵臓がん(肝臓に転移あり)を患って11ヶ月の闘病の末、令和4年4月に永眠いたしました。
今後は私、スージーがこのブログを引継ぎ、ヒロの最後の記録とこれからの生活を少しずつ綴っていけたらなと思っています。
今日は過去の記録ではなく、リアルに今日のお話です
今日はヒロの会社に退職の手続きをしに行きました
ヒロの会社は我が家から30キロぐらいあり、車で高速を使って1時間というところです。
ヒロはこの会社に電車に乗って1時間半かけて通勤していました。
コロナ前の通常出勤の時はこの遠い距離を本当に頑張って通ってもらったなぁとつくづく感謝の言葉しかありません。
コロナが流行りだしてからはヒロの会社はいち早くテレワークを開始、病気がわかる去年の春頃はほぼ毎日テレワークで会社に行ったのも年が明けて3回ぐらい??という感じでした。
というわけで、ありがたいテレワークスタイルの会社の為、ヒロは会社を勤めあげることができました。
私達家族の為に最後まで勤めあげてくれました。
テレワークでなかったら…間違いなく休職していたと思います。
ヒロは年齢47歳。勤続年数23年です。
病気がわかってすぐにヒロが心配したのは私たちが「遺族年金を受けれるか」というところでした。
遺族年金を受取るにはいくつかの項目の中のいずれかに当てはまらないといけませんがその中の納付期間25年が微妙に足らず他の要件のどれかにあてはまらないといけない状態でした。
たくさん色々な情報をネットでみましたが、本当に受給できるのかいまいち不安がぬぐえず、二人で年金相談センターに去年の7月頃聞きに行ったのを覚えています。
色々とパターンを変え質問する私たちに、年金相談センターの人はこの若い二人(←40代は若い?若くない??)はいったいなぜ遺族年金のことなんか聞きにくるんだろうという顔で私達の顔をみたり、言葉の節々に不思議そうにする感じが受け取れました。
でも、私達にとってはとても重要なことだったので、思い切って事情を説明するとちゃんと説明した方がいいと予約を進めてくれました。
ということで改めて予約した日に実際の年金の納付年月を調べたり、どうしたら確実に受け取れるかを聞きにいきました。
確実な選択肢はひとつ。「厚生年金保険の被保険者である間に死亡したとき。=会社を勤めあげること。」でした。
ヒロは私と子ども達が安心して過ごせるように夫として父として会社だけは最後まで在籍すると言ってくれました。
そしてヒロは私たちのために頑張って最後まで仕事をしてくれました。
そしてそんなヒロを職場の方々も受け入れてくださいました。
私達がこれから生きていけるのは紛れもなくヒロのおかげ、会社のおかげです。
私達はそれを心に留めて生きてきます。
ずっとずっとヒロがお世話になった職場。
ありがとうございます。
感謝の気持ちでいっぱいになりながら退職手続きを終え、会社を後にしました。
家に帰って、また心から思いを込めて…
ヒロに「退職してきたよ。私たちの為にありがとう。本当に長い間お疲れさまでした。」と報告しました。
また1つ何かを終える…寂しいです。
今日はここまでです皆さんお付き合いいただきありがとうございました。
ヒロより
来る時に向けて残された家族には遺産による資産運用で生き抜いて欲しい。そのための勉強を妻としています。
マクロ経済スライド導入で将来減るのが確実な年金に備えて投資等も行ってます。参考にして貰えると嬉しいです。
※3月にヒロの代わりに私スージーもこちらの個人ブログにデータをあげさせて頂いていますが、まだまだ投資には自信がありませんごめんねヒロ。もっと頑張らないとね。
トラリピで有名な鈴さんの設定で少額で運用しています。私の知識不足で情報提供ができておらずすみません…ヒロのように自信を持ってアップできるには時間がかかりそうです…トラリピでヒロのブログを見にきているみなさまごめんなさい。
でも、基本はヒロの過去ブログで何か皆さんの役にたてればとリンクは貼らせて頂きます。今の情勢に合ったやり方で考えて頂きご活用頂ければと思います。
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