6月30日  水曜日

テーマ:
6時起床。

恥ずかしながら……。
朝日新聞朝刊に
「わたしたちは参議院選挙を幸せに出来るか」
なるオピニオンページに、俺の意見も登場。
ちょっと恥ずかし。

紙面の文章は、微妙に訂正されているが、こんな感じ。


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今回の参院選も漫才師の自分にとっては幸せですねぇ。
タレント、有名人がいっぱい立ってお祭り騒ぎでネタには困らない。
 
でも一有権者としては、笑ってはいられない。
これだけ批判を受けても、政党が有名人を担ぎ出す流れが
変わらないことにはあきれます。

事業仕分けが叫ばれる今、すべてとは言わないが、
タレント議員に6年間、計億単位の歳費を支払うのは
無駄の骨頂。

「有名人の天下り先」なんて言われて、選ばれる方も、
神輿に乗っかって、よく平気だなぁと思いますね。

と言いながらも、若いころはノンポリで、
選挙なんか行ったことがなかった。
その中で唯一、行ったのが1989年の参院選。
アントニオ猪木が、初めて選挙に立った時です。
当時は猪木信者だから……。

今回も前田日明さんが立候補するという話にもドキドキしました。
筋金入りの前田信者ですから。
野次馬根性だけで言えば、前田日明の破壊力は、
政界すら、なにか騒動が起こるきな臭い予感を感じますからね。

「選ばれし者の恍惚と不安、我に二つあり」。
これは、プロレスラー時代の前田さんの語録ですが、
いざ政界になると「選ぶ側の恍惚と不安」でもあるんです。
 
タレント候補がしばしば掲げるスポーツ振興や福祉の問題は、
本業を通じて訴えた方が、よほど有効だと思いますよ。
何で国会議員にならなきゃ、できないのか。
タレント候補的に注目されましたが、
薬害肝炎の問題を訴えたくても場を持たなかった
福田衣里子衆院議員とは、そこが違います。
 
タレントの立候補にまつわる問題はほかにもあります。
最近のテレビ局は、立候補予定の
タレントの扱いにすごく神経質です。

話が進んでいる、という段階で問題になる。
収録済み番組にモザイクをかけるとか、
今後の出演を取りやめるとか、いろいろ調整が必要になる。
すべて法的根拠のない局側の自粛です。

立候補に向けた調整が済むまでタレントは
「絶対に出ない」「2万%出ない」と、
最初からウソを言わざるを得ない。
政治を志す人の第一声が、まず人を欺くウソから始まるというのは、
不幸なことではないでしょうか。
 
タレント乱立の元凶は、非拘束名簿式だと考えています。
俺が猪木さんに入れたように、
面白がって投票する人は必ずいる。
有名人の得票が他候補へ横流しされるシステムだから、
政党は集票を見込める有名人を立てる。

しかして、この悪循環は続く。
単に人気投票ならアイドルグループAKB48の
「総選挙」の方がはるかに潔いわけで、まさに
「ベンチが――」ならぬ「国民がアホやから」
と言われても仕方ない状況なわけです。
 
最近、殿に提案したんですが、
殿(ビートたけし)クラスの超有名人が
「比例区の非拘束名簿式をやめます」
を公約に掲げて立ったらどうだろうかと。
しかも当選しても辞職する。
問題は今の制度では
有権者の批判の意思を明示できないことです。

であれば、殿クラスの人に批判票の受け皿になってもらう。
中途半端な得票では、
議論がかき消されてしまうので意味がない。

しかし100万票クラスで当選したら、
政党も最も国民が懸念する政治課題として無視できない、
確実に顕在化する。
もともと議員定数削減は、与党の公約の一つですから大義もある。
 
と言っても、実際のところ、
殿だといろいろ無理がありますから、
今や芸人として事業仕分けされ、
無職の鳩山来留夫の立候補もいいですよ。
その代わり、闇将軍には殿がついてね(笑)。

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勝谷誠彦『彼岸まで。』(光文社)再読でも面白い。
文庫用に新たに収められる短編官能小説『耽美』も。
今回、文庫解説文を書くために。

彼岸まで。彼岸まで。
著者:勝谷 誠彦
販売元:光文社
発売日:2007-04-20
おすすめ度:5.0



『博士も知らないニッポンのウラ』の勝谷誠彦氏ゲスト回、
再視聴。いろいろと再発見がある。


今日の『キラ☆キラ』の小島慶子さんの壮行会、
是非行きたいが、自宅療養中の身。
大事ととるよう周囲からも。
そりゃあそうなのだが……ああ無念。

TwitterRT お気持ちは分かりますが、
 行けば送別会に来ている方々にも気を使わせてしまいますからねぇ。
 ぐっとこらえて~。

 この言葉で納得。仰る通りですね。



佐竹チョイナ来宅。
絞りたて青汁とマッサージ。


新たに大量に買った靴ひもを通すのが楽しかった。
いったい、我ながら、靴を何足もっているのだ。


お固い都の広報なのに、
最後のお硬い一節がよく通ったなぁと……。
広報 東京都 『はかせのはなし』"新塔"樹立


デニス・ホッパーの遺作で、
ポール・ハギスのドラマ版『クラッシュ』
(9月2日 DVDリリース決定)

クラッシュ


映画を見た時からドラマでも絶対面白いと思っていたが、
第一話みたら、ヤバおもろい。
デニス・ホッパー、神がかっている。

第二話。
デニス・ホッパー、ヤク中で落ちぶれた音楽プロデューサー役。
しかもゲイもどき。
わけのわからない喩え話と世迷言を繰り返すが、
もう何を言っても最高!


今日も外出せず一日静養。
右目不調のため、モニターも極力覗かず。
と言いながらも、文庫本の解説をついつい書いてしまう。
「でも、やっちゃうんだよ!」

右目の不調が気になるが、
いよいよ、明日から仕事復帰するつもり。


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