袋井は上山梨3丁目にある店が、
新たに掛川に2号店を開くとの情報は、
スパゲティ店の跡地。
番地は“3丁目”でない「三丁目」
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【麺屋 三丁目 掛川店】
看板は派手に主張しているものの、
外観のイヂリは最小限のようで、
あのラーメンの印象からすると、
ミスマッチ感は否めず。
2021年5月10日の開店だったので、
掛川店は1周年。
おめでとうございます。
店内はちょいと暗めなれど、
川に面した窓が開けているので、
開放感は感じられる。
案内されたカウンターはその窓に面し、
天竜浜名湖鉄道も見える。
流れるBOØWYが懐かしい。
メニューはこちら。
袋井店への訪問からも4年近くが経ち、
基本的な「力麺」にするつもりだったけど、
“三丁目おすすめ”が「力麺かつを」とされ、
そちらが推されていたので、
それにしゅる。
ちょい増し野菜、ニンニク、あぶら増し、
カラメは無料対応にはなってたけど、
ま、そこは久々だし特に触れずに注文。
「チャーシュー炙ることが出来ます。」
そこはどちらでも良かったけど、
せっかく炙ってくれるってんだから、
炙ってもらうことに。
【力麺かつを】¥891
もやし、キャベツから成る山がこんもりと、
それに寄りかかるようにチャーシュー、
炙られていますよ。
頂には鰹節がひらひら踊っている。
盛り加減がそそる、
和のジローといった表情。
山を押し退け押し退け、
背脂浮かぶスープをまずはひと口。
豚骨醤油にカツオを加えているようで、
甘みがあるまったり円やかな豚骨白湯、
カツオはガツン!ではない効かせ方で、
ここではガツン!でも良さげだよなぁ〜
醤油はやや強めながらしょっぱいでなく、
もう少しカラメでもイケそうだわ。
麺を引き出してみると、
現れるは緩い縮れの入る平打ちで、
滑らかな肌をしていて、
もちもちな歯応え。
スープの馴染みは悪くないけど、
やっぱもう少しカラメでもイケそうだわ。
そのまま天地返しをし、
麺を上に野菜を下に送って軽く混ぜ、
これを絡ませると、
もちもちシャキシャキと、
食感にリズムが生まれて変化する。
うんうんうん。
チャーシューはバラ肉使用で、
厚みを持たせて切られていて、
口にしてみると、
脂とろん、身はほろりと柔らか柔らか。
選択式の炙りは入れてもらったけど、
トロける脂がそれを包み込んじゃって、
香ばしい効果はあまり感じられず、
チャーシュー柔らか過ぎな気はするわ。
甘みあるスープは味わいはあるものの、
元々パンチが強いわけではなく、
野菜の水気が加わることもあってか、
単調に感じてきちゃって、
ちょいと味変を欲してくる。
卓上にはアイテムが並んでいるので、
こちらから醤油を足し入れ、
カラメ仕様にして、
ん〜ん、
一味唐辛子が欲しいけど無いので、
コショウをプラス。
ホントはニンニクも欲しいとこだけど、
卓上に見当たらずだし、
案内も見当たらずだし、
“チャーシュー炙りますか?”よりも、
以前袋井本店では見かけたけど、
“にんにく入れますか?”の案内が欲しく、
ジャンキーに味変させたかったなぁ〜
ちょいとモヤモヤはあるものの、
ちゃんと食べるよ。
頬張り頬張りでの完食フィニッシュ。
チリン!PayPay!
頬張りたい気分の時、
また機会あれば、かな。