利用者の声・レビュー
導入した先生・教育関係者の声
- 新渡戸文化中学高等学校 統括校長補佐
- 山本 崇雄
教師の言葉が「みんな仲良く」といった情緒的で曖昧なものから、対立を解決する「対話」や「感情のコントロール」といったコンピテンシーベースの言葉に変わっていくと子どもたちが自律する力を育むことにつながります。インスパイアハイの動画はこれからの時代に必要なコンピテンシーの大切さをリアル社会で活躍する大人の言葉を通して学ぶことができます。
- 広尾学園中学校・高等学校 中学2年部長
- 小林 貴洋
生徒たちにとってこれまで出会うことのなかったプレゼンターの方々の話を聞くことで世界が広がり、これまでと社会を見る目も変化している様子でした。個人が特定されない形で自由闊達にアウトプットできる仕組みでは、自分の考えを遠慮なく表現できる機会に、多くの生徒が目を輝かせて取り組んでいました。また、フィードバックの場面では、他の人の考え方や価値観に触れて刺激を受けるとともに、異なる視点があることを気づかされていたのも、Inspire Highならではの利点だと感じました。
- 立命館中学校・高等学校 英語科教諭 グローバル教育部部長
- 中西 美佐
英語授業では、ゲストのリアルな英語に触れ、また自分なりに英語で考えを表現し、共有し合うことで、考えを深化することができます。世界中の様々な価値、多様な人々の考え方に触れることによって、生徒たちのものの見方や考え方が変わると思います。中高時代だからこそ、Inspire Highを通してたくさんの出会いを体験し、「世界を1ミリ動かす」change makersになってもらいたいです。
- クラーク記念国際高等学校 CLARK SMART千葉 副キャンパス長
- 岩﨑 毅
学びを深め、視野を広げる。これがInspire Highが生徒たちにもたらしてくれるものだと考えています。多くの著名人の人生に触れ、自身の考えをアウトプットすることが、生徒の意識をより広い世界へ導いてくれます。その経験がこれからの時代の生徒たちにさらに必要であると考えます。生徒のマインドをより柔軟に、多様にできるという点が本校の学びにもフィットしているように感じます。
- 茨木市立東雲中学校 教諭
- 梅田 篤志
Inspire Highのプログラムは、生徒に多様な価値観にふれる機会と、そこから自分の価値観を変容させる機会を与えてくれます。結果として、寛容性が高まるものだと感じています。これからの社会では多様性と寛容性が不可欠であり、その育成に欠かせない個人の価値観へのアプローチができるのがInspire Highだと思います。また、授業での利用方法は、教師の視点を取り入れて変えられる自由度がありました。未来の社会のために。
- 長野県教育委員会事務局 高校改革推進参与
- 内堀 繁利
新しい時代に必要な資質・能力を生徒が身に付けていくためには、学びを探究的にすることとTechnologyを活用することが欠かせない。また、教科横断的なSTEAMにおいては、理系のSTEMに加えてA(Art,Liberal Arts:芸術、哲学、リベラルアーツ等)が重要な役割を果たす。Inspire High は、これらの内容を含む、相方向のやり取りが可能なオンライン「教材」であり、何より生徒が自身の在り方・生き方について考える契機になることがとてもいいと思っている。
- 長野県軽井沢高等学校 音楽科 / 進路指導主事
- 川上 哲治
高校生は「アート」や「鉄道」「アニメ」「音楽」等、興味があることを通して様々な価値観を持っています。Inspire Highは、そんな彼らの心を揺さぶり、社会や世界への見方・感じ方を変化させていきます。また、終了後は「ワクワク」、時には「モヤモヤ」しながら自分の視点で考えたことを話し始めます。Inspire Highで得た気づきが、社会を変えるきっかけとなり、彼らを魅力的な大人へと成長させてくれるはずです。
- 安田女子中学高等学校 教育コーディネーター
- 柴田 祐希
InspireHighは人生の多様性、世界の広さ、そして人生を自分らしく創っていく楽しさをゲスト独自の側面から、毎回生徒に教えてくれます。内なる自分と外に広がる世界、両方の解像度を高めていく機会となり、生徒が自分ごととして社会や未来へ目を向ける大きなきっかけになっています。
- 近畿大学附属高等学校
- 林 丈嗣
Inspire Highの魅力はなんといっても生徒がpassiveな状態にならないことですね。つまりアウトプットが求められることだと思います。生徒自身が感じたことをその場で思考し、文字や画像でアウトプットできるシステムが魅力です。またフィードバックをみんなで行うことで、生徒の自己肯定感もアップしますね。
体験した生徒の声
- Inspire Highは自分のやりたいことや
価値観をつくるのに役立つと思いますか?
- これからもInspire Highを使った授業は
あった方がいいと思いますか?
授業でInspire Highを体験した生徒へのアンケート結果
(対象期間:2021年4月〜6月 / 回答者:小学5年生〜高校3年生まで26校・3,487名)
※1 「A.役立つと思う(38.4%)」「B.少し役立つと思う(49.7%)」「C.あまり役立たないと思う(8.6%)」「D.役立たないと思う(3.3%)」のうち、A+Bを「YES」として計算。
※2 「A.あった方がいいと思う(35.3%)」「B.どちらかと言えばあった方がいいと思う(49.8%)」「C.どちらかと言えばない方がいい(10.7%)」「D.ない方がいい(4.1% )」のうち、A+Bを「YES」として計算
- 高知県・高校1年生
毎回のセッションで、その人の持つ人生観、哲学だったり、その人なりの物事への「視点」を知ることで、自分の世界にはまだまだ面白い「未知」が溢れてるんだなと気付くことが出来ました。
- 京都府・高校1年生
今まではインターネットにある情報でしかものを言っていませんでしたが、このInspire Highで生の声や実際の体験を聞くことで、問題解決のための視野が広がった。
- 東京都・中学3年生
一般的な人生が良いと思っていて、人と変わった人生を歩むのに抵抗があったけれど、自分の人生は沢山の選択肢があるのだと思った。
- 熊本県・高校1年生
自分が悩んでいたり・疑問に思っていたことが色んな人も同じことを思っていて、心が少し軽くなった。
アドバイザリーボードメンバー
Inspire Highに教育的な価値を吹き込むため、
ユニークで先端な教育を実行している教育者たちに
アドバイスを頂いています。
- アドバイザリーボードメンバー
- Christopher Balme(クリス・バルム)
- Millennium School 共同創立者、校長
アメリカ・サンフランシスコのラボスクール『ミレニアムスクール』共同創業者・校長。中高校生と大人をマッチングさせるメンタリングサービス『Spark』の共同創業者・CEOを務め、現職。スタンフォード大学と連携しながら、神経科学と発達心理学を融合させ、青年期の子どもたちの成長を独自のアプローチで実践。
私たちは皆、自身の真のポテンシャルを知るために、インスピレーションを必要としています。私たちの人生の冒険がどんなものになるかをより具体的に想像するために、将来の可能性を探求し、遊び、実験をする場所が必要です。私たちは、情熱と道を発見した方法について正直な質問をすることができる相手、つまりメンターを必要としています。 Inspire Highは、この機会を提供してくれるので心から応援しています。ここで発見したことに驚かされ、あなたの想像を越えて、自分自身のポテンシャルを見出すことを願っています。
- アドバイザリーボードメンバー
- Christer Windeløv-Lidzélius(クリスター・ヴィンダルリッツシリウス)
- Kaospilot 校長・CEO
デンマーク・オーフスのクリエイティビティを中心にした起業家育成スクール『KAOSPILOT』校長兼CEO。ティルバーグ大学にてMBAおよびイノベーションと複雑性に関する博士号を取得。1991年の同校開校以来、自ら教鞭をとりながら、「クリエイティブリーダーシップ」を軸に独自のイノベーター輩出に貢献している。
世界は変化しており、新世代が求められることは増え続けています。変化に適応し、学び続け、価値を提供する能力が不可欠です。そのためには、自分が何者であるか、何を支持するのか、何が得意であるか、夢を実現するために必要なものはなにかなどを知ることが、成功の鍵となります。 Inspire Highは、新しい時代に求められるインスピレーションとコミュニティを提供してくれると思います。
- アドバイザリーボードメンバー
- Pamela Yeow(パメラ・ヨウ)
- Central Saint Martins Birkbeck MBA, Course Leader
イギリス・ロンドンの美術大学、セントラルセントマーチンズのセントラルセントマーチンズ・バーベックMBAコースのコースリーダー。シンガポール出身。シェフィールド大学にて心理学博士号取得後、中央大学にて日本学術振興会の博士研究員。その後、ケントビジネススクールのMBAコースのディレクターを務めた後、現職に就任。
Inspire Highは、本当に変革的で刺激的な実験でした。 10代以上の若者や若い成人を対象とする参加者が好奇心と想像力を養うことで、より大きな夢を抱くことを可能にするという素晴らしい目標を持っています。参加する学生たちと出演するガイド、両方の熱量が非常に強く、学習の形を変えたいという強い思いを感じます。今の時代の主流であるテクノロジーとソーシャルメディアの要素を取り入れた、新しい学習プラットフォームです。
- アドバイザリーボードメンバー
- Søren Launbjerg(ソーレン・ローンブルグ)
- International People’s College 校長
デンマーク・ヘルシンガーのフォークスクール『International People's College』校長。2003年より音楽と演劇の先生として活動し、2009年より現職。同校は、異文化交流で平和な世界を創造することを理念にデンマークで1921年に設立。つねに30カ国以上の学生を受け入れ、幅広い学びと共同生活の場を提供している。
かれこれ一年ほど、Inspire High の開発プロセスをフォローし、アドバイスを行ってきました。そして今、私はこのサービスがとても大切であると感じています。Inspire Highには、若者が自分の将来や人生について振り返る意欲を高めるという目標があります。個々の冒険を支え、応援するオンライン上のスペースと、その目標を達成するためにセッションを構築することは大きな挑戦です。ですが、Inspire Highのプロフェッショナルでクリエイティブなスタッフならこれらを実現できると確信しています。
- アドバイザリーボードメンバー
- Miikka J. Lehtonen(ミーッカ・レヘトネン)
- Dubai Institute of Design and Innovation 助教授・Aalto University School of Arts, Design and Architecture 助教授
フィンランド・ヘルシンキの美術大学、アールト大学のデザインビジネスマネジメント科客員教授。東京大学発のイノベーション教育プログラム「i.school」でも客員教授を務めた。現在北欧発の高等教育をアップデートするラーニングチーム『NORDIC REBEL』を主宰。
21世紀において学生が成功するためには、批判的思考や、創造性、メディアリテラシー、自己表現に至るまで、多様なスキルを成長させる必要があります。Inspire High は参加者にこれらのスキルを獲得するために最適な場所です。さらに、学習に対するコミュニティ主導のアプローチを通して、スキルだけでなく、自信が情熱を傾けて目指したい目標を発見することができるでしょう。
本市では、公教育にありがちな「正解主義」「予定調和」「自前主義」を脱するため、様々な教育改革を行ってきました。学校が、「答え探し」から「答えづくり」のクリエイティブでワクワクする学びの場へと転換するために、Inspire Highのような社会に開かれた「本物に出会える」探究プログラムが今こそ必要なのではないでしょうか。