自分の感情や要求を上手に伝えられる人と、何故か誤解されてしまう人!!
コミュニケーションの目的は、感情(自分がどのように感じているか)と要求(何を助けてもらいたいか)を伝え合うことなのに、誤解されてしまうのは悲しいですよね。
同じ内容を伝えているのに、
「上手に伝えられる人」と「誤解されてしまう人」の違いは何なのでしょうか?
それは、
IメッセージとYOUメッセージの与える印象の違いです。
自分の感情や要求を相手に上手く伝えるためには、
I「私」を主語にする「Iメッセージ」で伝えることが大切なのです。
そして、
誤解されやすい伝え方が、
YOU「あなた」を主語にする「YOUメッセージ」です。
なぜなら、
YOU「あなた」を主語にすると、
相手を非難してしまう可能性が高まるからです。
ネガティブな感情を相手に背負わせることになり、
相手は嫌な感情しか持たなくなります。
一方、
I「私」を主語にすると、自分の感情を自己完結できます。
相手に嫌な印象を与えなくなります。
(但し、口調や表情も穏やかにすることが大切ですが・・・)
例えば、
YOUメッセージの場合、
「あなたはいつも私の話を聞いていないのよね?」となります。
何か責められている感じがしませんか?
続いて、
Iメッセージの場合、
「私は、あなたにちゃんと話を聞いてほしいと思っているのよ」という表現になります。
可愛くてちゃんと話を聞くよと言いたくなりませんか?
でも、どちらも
「話を聞いてほしい」
という同じことを伝えているのです。
日本語は主語がなくても通じますので、
自分の伝え方が、
IメッセージなのかYOUメッセージなのか意識していない方が多いのです。
相手に自分の思いを分かってもらえない!
何故か誤解されてしまう!
そんなことを感じている方は、
一度、Iメッセージを意識して伝えてみましょう(^^♪
Iメッセージの伝え方テクニックを手に入れると、コミュニケーション力や交渉力もUPしますので、仕事に加えて、恋愛や結婚生活にも役立ちます(^_-)-☆
さらに、
アクショントークでは、
あいまいな言葉を使わずに、相手の言動のみにフォーカスします。
決して、相手の性格には触れないことが大切です。
例えば、
失敗例
YOUメッセージの場合、
「なぜあなたはこんな性格なの?」
「どうしてそんなことをするの?」
「どうせ私のことはどうでもいいんでしょ」
いかがですか?
あいまいで、勝手な解釈まで入っていますので、何のことを言われているのか相手に伝わらないですよね。
Iメッセージで伝えると、
「あなたがテレビに夢中でこっちを見てくれないことで、私は悲しい」
(あなたが不満に思っていることを相手の行動だけを具体的に伝えます。)
↓
「だから、コマーシャルの間でいいので、こっちを見て返事をしてほしい」
(このように相手にどんな行動をしてほしいのか具体的に要望を伝えます。)
いかがですか?
わかりやすく、
あなたの気持ちとどうして欲しい(要求)が伝わります。
基本的な会話の順番は次のようになります。
苦情のアクショントーク+Iメッセージ
↓
要求のアクショントーク+Iメッセージ
このような流れで伝えると、
相手が行動をしてくれる確率は高くなります。
自分の気持ちや要求を伝えるのが苦手
伝えたいことが誤解されて伝わる
誤解されるくらいなら黙っていようと思う
そんな方は、
お試しセッションへお越しくださいね。
お待ちしております。
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<個人セッション>
対象:HSPまたはHSPかもしれないと思われる方
場所:京都/大津/ZOOM