くっしー@kussikusimoto·Sep 17, 2021https://twitter.com/kussikusimoto/status/1432365070390947842… こちらは鳥の姑獲鳥を描きましたが・・・ 日本の伝承にある、 「子供を抱いてくれとせがんで、赤ん坊を受け取ると大力を授かる」という本来の妖怪の産女をば。 受け付けがたい体系に悩んだ末に、 自ら子供になりきり、男に抱いてもらうか結婚してもらう女性にしました。Quote Tweetくっしー@kussikusimoto · Aug 30, 2021産女(うぶめ) 一般的には難産で死んだ女の霊が妖怪になったもので、夜の道端や川べりで子供を抱いて泣いており、通りかかった者に子を抱いてくれるようにせがむ。 その赤ん坊を抱くと重くなる赤ん坊で殺されるか、大力(女限定)を授かる伝承もある。 鳥の姿の産女は中国の「姑護鳥」に由来。Show this thread212
くっしー@kussikusimoto·Sep 17, 2021ナマトヌカナシ 鹿児島県大島郡瀬戸内町でいう妖怪、或いは民間神。 8本の角、8本の足、8本の尾を持った大きな牛で、2月初めの壬(みずのえ)の日に行われるお迎え祭りと、4月の初めの壬の日に行われるお送り祭りの際に現れるという。 恐ろしい存在ではあるが、農耕の神として信仰されていた。125
くっしー@kussikusimoto·Oct 18, 2021経立(ふったち) 青森県、岩手県でいう妖怪。 年を取った動物が怪しい能力を身に付け、怪異を起こす。 岩手県遠野では、猿の経立、犬の経立、雄鶏の経立といって、恐ろしいものだと伝わっている。 猿の経立は女を好み、時折人間の女房を攫う事もあるという。233
くっしー@kussikusimoto·Oct 18, 2021次第高(しだいだか) 山口県岩国市・厚狭郡・阿武郡・広島県、岡山県等で言う妖怪。 見上げれば高くなり、見下げれば小さくなるというもので、視線を落とさない限り、どんどん高くなっていくという。112
くっしー@kussikusimoto·Oct 18, 2021山女 山姫、山女郎とも呼ばれ、髪の毛が長く、色白の美女とされている。 腰に草葉の蓑を身に付けている時もあれば、十二単を着ている事もある。 出会うとゲラゲラ笑いながら、血を抜いてくる。 長い舌でとぐろを巻いて、驚かせている間にも血を抜く事もあるらしい。出会っただけでも高熱で死ぬ。112
くっしー@kussikusimoto·Oct 18, 2021カイナデ 京都府でいう妖怪。カイナゼともいう。 節分の夜に便所に行くとカイナデに尻を嘗められたり、撫でられるといい、これを避けるには「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」と呪文を唱えれば良いらしい。123
くっしー@kussikusimoto·Nov 11, 2021九尾の狐 金毛九尾の狐(こんもうきゅうび)ともいう。 美女に化けて各国で美貌と悪知恵を生かし、王の心を奪い、 悪政に走らせ、国を滅ぼしてきた悪狐。 日本で武士に退治されるも、身体は朽ちても凄まじい怨念は石となり、常に毒を吐く石「殺生石」となった。268
くっしー@kussikusimoto·Nov 11, 2021七本鮫 愛知県幡豆郡佐久島、三重県志摩郡でいう妖怪。 佐久島では龍神の使いの七本鮫が来る6月14日は海で泳いではいけないという。 志摩郡では「磯部さん」とも呼び、旧暦の6月24日、25日のおごさい日という祭日に、伊雑宮に参拝に現れる。 七匹の内、一匹でも捕ると流行病を蔓延させる。123
くっしー@kussikusimoto·Jan 9清姫 奥州白河に安珍という山伏が居た。紀州の熊野詣での際、毎年のように紀州牟婁郡の真砂庄司の家に宿をとっていた。その家には器量の良い娘の清姫が居た。 妻にして奥州に連れて帰ろうと安珍が戯言を言うと、 清姫はそれを真に受け、しつこくつきまとった。The following media includes potentially sensitive content. Change settingsView224
くっしー@kussikusimoto·Jan 24隠神刑部狸(いぬがみぎょうぶたぬき) 愛媛県松山市でいう化け狸。 四国八百八家の子分を従える親分狸で、八百八狸とも呼ばれる。 久万山に棲み着き、松山城の守護神として上下身分に関係無く崇敬を受けていた。後にお家騒動に巻き込まれ、御家乗っ取り計画を阻止する正義派により洞窟に封じられる。The following media includes potentially sensitive content. Change settingsView246
くっしー@kussikusimoto寝肥 昔、奥州に女性がおり、十布(編みが十筋ある筵)の菅薦(すげこも)に自分は七布に寝て、男は三布に寝かせた。 それだけ肥大な女の有様。 寝肥は寝ると必ず大鼾をかいて、色気無く、物事について想像しいから愛想も尽きる。 奥州にて寝相の悪い事を「寝肥」というのである。The following media includes potentially sensitive content. Change settingsView12:42 PM · Feb 15, 2022·Twitter Web App2 Retweets7 Likes
くっしー@kussikusimoto·Feb 15Replying to @kussikusimoto私の描く寝肥の「桃山 よみ」さんは、 そんな戒めた詞とは、別の存在です。 家族と一緒に、寝て食べて過ごすのが好きな人妻。 旦那とは職場結婚。 人間に化けていた頃に事務として働いていた会社の上司の人間の男性で、お互い温厚なせいか、 娘はややキリキリしてる。 実はすももさんの叔母。The following media includes potentially sensitive content. Change settingsView129
くっしー@kussikusimoto·Feb 15すももさんの母親の妹が、よみさん。 血は争わないものです。The following media includes potentially sensitive content. Change settingsView12
くっしー@kussikusimoto·Apr 5Replying to @kussikusimoto件 牛小屋の怪異。 中国、四国、九州などで言われる妖怪。 身体は牛、顔は人間という面妖な姿をしている。 人と人間の間に生まれたものともいう。 産まれてすぐ予言をし、言い終えると死んでしまう。 予言の内容は災害や疫病の流行が多く、 社会に異変がある時に現れる。 その予言は外れる事は無い。The following media includes potentially sensitive content. Change settingsView225