お金を稼ぐ。
子供の時には親から
「お金、お金、言うんじゃありません。
お金よりも大事な事(勉強とかスポーツ)があるでしょう！！」
しかし社会人になると
「お金を稼ぐことが社会人の成績でしょ？
いつまでも学生じゃないの！ 勉強なんて卒業しなさい。」
女性のメイク。
高校生のメイクは校則で禁止。
でも？
高卒で事務職に就くと
「女ならメイクするのが当たり前だ。
18(19)歳にもなって化粧の1つも出来ないのか？」
心の武術。つまりは無想剣、明鏡止水や無念無想。
その稽古が所作、型や体の使い方などである場合です。
稽古では体を動かすことを主体としています。
しかし、最終目的が「心の開放」です。
身体の使い方ばかり稽古をしているのに、
急に「心の結果」を求められても
出来るわけがありません。
働くにあたりメイクをする必要があるならば、
高校生の時からメイクをすべきでしょう。
高校を卒業したら、自動的にメイクが上手くなる、
なんてことはありません。
数学や英語の勉強でメイクが上達した・・・・
と言う話は聞いたことがありません。
お金も同じです。
「お金よりも勉強！」
と言ってき、社会に出たら勉強よりも
お金と言われても困りますよね？
勉強だけ出来たら許される、と言う教育をしたら
「勉強だけの人」
になりがちですよね？
よく
「東大までの人」
と言う言葉がありますが、これも
似たような状況から生まれると思います。
こう考えると
心の剣を理解するには
最初から「心の修行」をするのが
当たり前ではないでしょうか？
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