無人島 ~俺の10枚~ 【never young beach:巽啓伍 編】

2017年07月14日 (金) 18:00

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never young beach が、3rdアルバム『A GOOD TIME』を7月19日(水)に発売する。これまでにリリースした2枚のアルバムはどちらも、『CDショップ大賞』ノミネート作品に選出、2017年には入賞と関東ブロック賞を受賞し現在もロングセールスを続けるなど、「今最も注目の」と言っても過言でないほど期待を集めた中でのリリースとなる。

新作『A GOOD TIME』は、そんな期待値などさらりと凌駕した "夏をかっさらう" 1枚だ。そう言えば、ネバヤンはこの作品でメジャーデビューを飾るのだけれど、相変わらずの「その辺にいそうな兄ちゃん」感なのも実にネバヤンらしい。

喜びも悲しみも、焦燥も退屈も。僕らの日常が全部詰まった9つのうた。これはホントに20年後の若者にも聴き継がれる1枚になりそうだ。

そんな最高の1枚を完成させた never young beach のみんながローチケHMVニュースの「無人島 ~俺の10枚~」に登場してくれた。連載形式で毎週1名のメンバーが10枚の作品を紹介してくれる。さて、彼らが選ぶ作品とは?

無人島 ~俺の10枚~ 【never young beach:巽啓伍 編】
音楽好きには、超定番の企画“無人島 ~俺の10枚~”。なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらう。ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別。今回のお客様は、never young beach 巽啓伍(Ba)が登場。

Buzzcocks 『Singles Going Steady』
突然無人島に漂着しても、「Why can't I touch it」を聴けば安心できる。パンクロックという枠組みでありながら、1つの要素では収まらないミニマルなフレーズの反復で高揚できる稀有なバンド。この曲がエンディングの『 20th Century Woman』という映画も素敵です。


Gabriella Cohen 『Full Clousure and No Details』
初めて聴いたのは名古屋のサイコーなバーガーショップ・ラーダーで。腹ペコになったら、「downtown」を聴いて、あの光ったバンズと分厚いパティーを思い出してお腹を満たしたい。


her's 『Songs of her's』
やっと小屋を建てたのに、雨がやってきた。そんなときに雨を眺めながら、早く止まないかなって考えてるときに、ぴったりのトロトロサウンド。シンセとボーカルが色っぽく、でも女々しく無い。男らしさも内包した「cool with you」を流す。


the millennium 『begin』
the beach boys の『Sunflower』(All I wanna doが最高!)ととっても悩んだのですが、無人島でビーチボーイズって芸が無いよなあと思いこの盤を。ソフトロックという括りで止まらないプログレッシブなアレンジですが、巧みなコーラスワークで耳馴染みが良く、全編通して優勝!こんなに浜辺にも山ん中にも合う音楽って中々無い。


the slits 『cut+2』
ジャングリーなギターとアバンギャルドなアレンジが最高の Marvin Gaye のカバー「I heared it through the grapevine」を聴いてると少年期の冒険心を想起させ、森林の中に飛び込む勇気をくれる。


Nick Drake 『PINK MOON』
ジャケットは怪しげだけど、流してみてびっくりこんもりあったかサウンド。ギター、歌、ピアノというシンプルな構成で生成された音楽はとてつもなくピュアで、聴く人を選ばないオーソドックスな良曲群。「from the morning」を流せば、木の葉の上で寝てたって気持ちよく起きれる。


V.A 『Those Shocking Shaking Days』
1970年代のインドネシア。当時のサイケ、レアグルーヴ周辺のいかれたバンドを集めたコンピ。ドラムのデッド感や、有機的に使われるガムランや鍵盤など、70年代インドネシアのジリジリと身体に刺さる陽の感覚すらも丸っと詰め込まれている。マーティンデニーやカエターノヴェローゾもびっくりなエキゾチカの要素も感じ取れてシチュエーションにぴったり。


Cheryl Lynn 『Cheryl Lynn』
突然、野生の熊が現れても「Got to be real」を流せば一緒に踊れるくらいのご機嫌アンセム。イントロのホーンが鳴るだけで、体温が上がり、動物もニンマリ。


The Band 『Music From Big Pink』
ドラえもんにのび太が無人島に家出して10年助けが来ない話がある。この間久しぶりにVHSで見返すと、頭の中で「the weight」が鳴ってました。


neco眠る 『BOY』
無人島で生涯を終えることになった場合、仲良くなった動物達が、この曲を演奏していてほしい。盆踊りのようなリズムと、心地よく膨らんだリフを浴びながら、生涯を終えたい。



各メンバーが選んだ10枚はこちら

無人島 ~俺の10枚~ 【never young beach 連載編】

"この夏をかっさらう" 1枚『A GOOD TIME』を完成させた never young beach のメンバーが登場。連載形式で毎週1名のメンバーが10枚の作品を紹介してくれる。

HMV&BOOKS online-邦楽・K-POP|2017年06月23日 (金) 18:00


関連情報

never young beach 新作にキーホルダー付き限定セットが登場

never young beach が、7月19日(水)にリリースする3rdアルバム『A GOOD TIME』に、Loppi・HMV限定セットが登場。新ロゴ・デザインの「ラバーキーホルダー」付のセットアイテムとなる。

HMV&BOOKS online-邦楽・K-POP|2017年06月26日 (月) 18:00


アルバム詳細


never young beach
3rd Album 『A GOOD TIME』
2017年7月19日(水)発売

<CD封入特典>
初回限定盤、通常盤(初回プレスのみ)ともに9月から始まる全国ワンマンツアー『A GOOD TIME』TOURのツアーチケット先行抽選受付用シリアル番号を封入
※受付期間:7月18日(火)18:00~7月24日(月)23:59

<HMV限定特典>
never young beachオリジナルステッカー(HMV ver.)
※先着特典となっております。なくなり次第終了となりますので予めご了承下さい。




<収録内容>
CD
01. 夏のドキドキ
02. なんかさ
03. 気持ちいい風が吹いたんです
04. SUNDAYS BEST
05. 白い光
06. 散歩日和に布団がぱたぱたと(Band ver.)
07. CITY LIGHTS
08. SURELY
09. 海辺の町へ

初回盤特典DVD
ONE MAN TOUR ”April O’Neil” 4/8@LIQUIDROOM
01. Motel
02. 自転車にのって
03. どんな感じ?
04. 散歩日和に布団がぱたぱたと
05. 気持ちいい風が吹いたんです
06. ちょっと待ってよ
07. Pink Jungle House
08. どうでもいいけど
09. あまり行かない喫茶店で
10. fam fam
11. 夢で逢えたら
12. SURELY
13. 明るい未来
14. お別れの歌

Loppi・HMV限定セット

ローチケHMV(オンライン)でのご予約はこちら

《Loppi・HMV限定 ラバーキーホルダー付セット》 A GOOD TIME 【初回限定盤】(+DVD)

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《Loppi・HMV限定 ラバーキーホルダー付セット》 A GOOD TIME 【初回限定盤】(+DVD)

never young beach

価格(税込) : ¥4,796

会員価格(税込) : ¥4,413

まとめ買い価格(税込) : ¥3,934

発売日: 2017年07月19日

【Loppi・HMV限定セット】ラバーキーホルダー付き


単品購入

こちらに「ラバーキーホルダー」は付きません



アルバムに先駆け7インチアナログ盤を発売


never young beach
7inch アナログ盤シングル『SURELY / 気持ちいい風が吹いたんです』
2017年6月21日(水)発売

<収録内容>
SIDE A:SURELY
SIDE B:気持ちいい風が吹いたんです



全国ワンマンツアー 9月より開催


never young beach 3rd album『A GOOD TIME』TOUR

9月3日(日) 岡山 YEBISU YA PRO
9月14日(木) 名古屋 ボトムライン
9月15日(金) 浜松 FORCE
9月18日(月・祝) 札幌 cube garden
9月22日(金) 高松 DIME
9月23日(土) 福岡 BEAT STATION
10月1日(日) 味園ユニバース
10月14日(土) 金沢 AZ
10月15日(日) 新潟 studio NEXS
10月17日(火) 仙台 CLUB JUNK BOX
10月20日(金) 赤坂 BLITZ

■ 全公演 オフィシャル抽選先行受付
 6月3日(土)12:00~6月18(日)23:59
■ 全公演 CD封入抽選先行受付
 7月18日(火)18:00~7月24日(月)23:59

never young beach オフィシャルサイト

never young beach プロフィール

安部勇磨(Vocal&Guitar)
阿南智史(Guitar)
松島皓(Guitar)
巽啓伍(Bass)
鈴木健人(Drums)

ネバーヤングビーチ。2014年春に、安部と松島の宅録ユニットとして活動開始。暑さで伸びきったカセットテープから再生されたような奇特なインディ・サイケ・ポップ『HOUSE MUSICS』をダンボール仕様のジャケットで100枚限定で発売。2014年9月に阿南、巽、鈴木が加入し、現体制の5人組になる。2015年5月に1stアルバム『YASHINOKI HOUSE』をリリースしロングセラーとなり2015年の<CDショップ大賞>ノミネート作品に選ばれる。7月末にFUJI ROCK FESTIVAL'15に出演。2016年6月に待望の2ndアルバム『fam fam』をリリースし、8月には7inchシングル『夏のドキドキ』をリリース。『fam fam』が<CDショップ大賞2017>のノミネート作品に2作連続で選出、入賞と関東ブロック賞を受賞し現在もロングセールスを続けている。2017年7月19日(水)にメジャーデビュー作となる待望の3rdアルバム『A GOOD TIME』をビクターのスピードスターレコーズから発売、9月からは全国ワンマンツアー『A GOOD TIME』TOURを赤坂BLITZほか全国11都市で開催する。

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never young beach

2014年春に、安部勇磨(Vo&Gt)と松島皓(Gt)の宅録ユニットとして活動開始。2014年9月に阿南智史(Gt)、巽啓?..



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