無人島 ~俺の10枚~ 【never young beach:阿南智史 編】

2017年06月30日 (金) 18:00

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never young beach が、3rdアルバム『A GOOD TIME』を7月19日(水)に発売する。これまでにリリースした2枚のアルバムはどちらも、『CDショップ大賞』ノミネート作品に選出、2017年には入賞と関東ブロック賞を受賞し現在もロングセールスを続けるなど、「今最も注目の」と言っても過言でないほど期待を集めた中でのリリースとなる。

新作『A GOOD TIME』は、そんな期待値などさらりと凌駕した "夏をかっさらう" 1枚だ。そう言えば、ネバヤンはこの作品でメジャーデビューを飾るのだけれど、相変わらずの「その辺にいそうな兄ちゃん」感なのも実にネバヤンらしい。

喜びも悲しみも、焦燥も退屈も。僕らの日常が全部詰まった9つのうた。これはホントに20年後の若者にも聴き継がれる1枚になりそうだ。

そんな最高の1枚を完成させた never young beach のみんながローチケHMVニュースの「無人島 ~俺の10枚~」に登場してくれた。連載形式で毎週1名のメンバーが10枚の作品を紹介してくれる。さて、彼らが選ぶ作品とは?

無人島 ~俺の10枚~ 【never young beach:阿南智史 編】
音楽好きには、超定番の企画“無人島 ~俺の10枚~”。なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらう。ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別。今回のお客様は、never young beach 阿南智史(Gt)が登場。

Puro Instinct 『Headbungers In Ecstasy』
今日は何もしないと決めた晴れの日の昼間に木の実の汁的なものを飲みながら浜辺で寝そべって聴きます。一聴すると2010年前後のよくある西海岸のドリーミー・バブルガムポップですが、よく聴いたらメロディとフレーズの良さに気づきます。あとなぜかベースだけ上手くて笑います。


Angel Olsen 『Half Way Home』
焚火してからの就寝の流れで聴きます。エンジェルオルセンの声は退廃的で刹那的で不思議なパワーを持っています。最近のセルアウトしたエンジェルオルセンも良いけどこのアルバムが1番彼女の素の魅力が出ていて好きです。このアルバムを聴くと絶対に途中で寝てしまうので後半の曲はほぼ記憶にないです。


Todd Terje 『It's Album Time』
浜辺でダラダラとばかりしてられないと思いはじめたら聴きます。やっぱハウスってエレクトロだからとても都会的だし、リズムマシンの機械的な16ビートは社会的な時間の概念を感じることができるので、働く糧になりそうです。ハウスといえば冷たいイメージを持たれるかもしれませんが、このアルバムはコズミックな一面ももっているので、明るく前向きに社会復帰できそうです。


Khruangbin 『The Universe Smiles Upon You』
「White Gloves」という曲が夕方とか夜に1人で聴くと最高です。この曲を聴いている時、自分だけの時間がどれだけ至福かというのを気づかせてくれるのでこの曲があれば1人でも寂しくならないと思います。


Ryan Adams 『Ryan Adams』
狩りの前と雨の日によく聴きます。なよなよ系男子のライアンアダムスがロックンロールをやっています。一聴かなり渋くて男臭いと思われそうですが実際はとても風通しが良いロックアルバムです。シンプルなバンドアンサンブルで、隙間を活かした軽快なアレンジが素晴らしいです。特筆すべきはこのアルバムのコーラスエフェクトで、本当に美しくて感動します。全ての曲が大変良く本当に好きです。


Richard Hell 『Blank Generation』
へんな木の実などを食べてしまったときに聴くと思います。潰れたギターの音が大好きで、これはドンピシャなサウンド。テレビジョン的なクレバーさを感じます。ニューヨークのバンドかは忘れましたがザ・ニューヨークパンクな名盤です。


Chicano Batman 『Freedom is Free』
家事とか工作とかバーベキューをしてるときにかけます。メンバー全員がパイレーツオブカリビアンの海賊にいそうな、味のある風貌でかっこいい。異国情緒溢れるバレアリックなフレーバーを持ちつつも、バンドとして確かなグルーヴがあり独特です。曲中に謎の展開をするのも超アゲです。


The Beach Boys 『Friends』
1ヶ月くらい経って人が自分しかいないことでだんだん頭がおかしくなってきだしたときに聴きます。この高揚もせず、かと言ってダラついてもない平熱なポップアルバムは他では得られない、気持ち悪良い感覚にさせてくれるので好きです。


Masayoshi Takanaka 『1』
気分がいいときはかけます。このアルバムは最高です。高中正義はもう身体中からポップネスがほとばしっています。勿論彼は素晴らしいギターリストでもあります。


Lotus Plaza 『Spooky Action At a Distance』
新たな地を開拓するとき、冒険をする際に聴きます。どんなに足場の悪い場所でも、無限に続く反復の8ビートが推進力になってぐいぐい歩けます。ロケットさんという人が歌ってるんですが味のある歌です。こういうギターリストが作る曲に弱いです。



各メンバーが選んだ10枚はこちら

無人島 ~俺の10枚~ 【never young beach 連載編】

"この夏をかっさらう" 1枚『A GOOD TIME』を完成させた never young beach のメンバーが登場。連載形式で毎週1名のメンバーが10枚の作品を紹介してくれる。

HMV&BOOKS online-邦楽・K-POP|2017年06月23日 (金) 18:00


関連情報

never young beach 新作にキーホルダー付き限定セットが登場

never young beach が、7月19日(水)にリリースする3rdアルバム『A GOOD TIME』に、Loppi・HMV限定セットが登場。新ロゴ・デザインの「ラバーキーホルダー」付のセットアイテムとなる。

HMV&BOOKS online-邦楽・K-POP|2017年06月26日 (月) 18:00


アルバム詳細


never young beach
3rd Album 『A GOOD TIME』
2017年7月19日(水)発売

<CD封入特典>
初回限定盤、通常盤(初回プレスのみ)ともに9月から始まる全国ワンマンツアー『A GOOD TIME』TOURのツアーチケット先行抽選受付用シリアル番号を封入
※受付期間:7月18日(火)18:00~7月24日(月)23:59

<HMV限定特典>
never young beachオリジナルステッカー(HMV ver.)
※先着特典となっております。なくなり次第終了となりますので予めご了承下さい。




<収録内容>
CD
01. 夏のドキドキ
02. なんかさ
03. 気持ちいい風が吹いたんです
04. SUNDAYS BEST
05. 白い光
06. 散歩日和に布団がぱたぱたと(Band ver.)
07. CITY LIGHTS
08. SURELY
09. 海辺の町へ

初回盤特典DVD
ONE MAN TOUR ”April O’Neil” 4/8@LIQUIDROOM
01. Motel
02. 自転車にのって
03. どんな感じ?
04. 散歩日和に布団がぱたぱたと
05. 気持ちいい風が吹いたんです
06. ちょっと待ってよ
07. Pink Jungle House
08. どうでもいいけど
09. あまり行かない喫茶店で
10. fam fam
11. 夢で逢えたら
12. SURELY
13. 明るい未来
14. お別れの歌

Loppi・HMV限定セット

ローチケHMV(オンライン)でのご予約はこちら

《Loppi・HMV限定 ラバーキーホルダー付セット》 A GOOD TIME 【初回限定盤】(+DVD)

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《Loppi・HMV限定 ラバーキーホルダー付セット》 A GOOD TIME 【初回限定盤】(+DVD)

never young beach

価格(税込) : ¥4,796

会員価格(税込) : ¥4,413

まとめ買い価格(税込) : ¥3,934

発売日: 2017年07月19日

【Loppi・HMV限定セット】ラバーキーホルダー付き


単品購入

こちらに「ラバーキーホルダー」は付きません



アルバムに先駆け7インチアナログ盤を発売


never young beach
7inch アナログ盤シングル『SURELY / 気持ちいい風が吹いたんです』
2017年6月21日(水)発売

<収録内容>
SIDE A:SURELY
SIDE B:気持ちいい風が吹いたんです



全国ワンマンツアー 9月より開催


never young beach 3rd album『A GOOD TIME』TOUR

9月3日(日) 岡山 YEBISU YA PRO
9月14日(木) 名古屋 ボトムライン
9月15日(金) 浜松 FORCE
9月18日(月・祝) 札幌 cube garden
9月22日(金) 高松 DIME
9月23日(土) 福岡 BEAT STATION
10月1日(日) 味園ユニバース
10月14日(土) 金沢 AZ
10月15日(日) 新潟 studio NEXS
10月17日(火) 仙台 CLUB JUNK BOX
10月20日(金) 赤坂 BLITZ

■ 全公演 オフィシャル抽選先行受付
 6月3日(土)12:00~6月18(日)23:59
■ 全公演 CD封入抽選先行受付
 7月18日(火)18:00~7月24日(月)23:59

never young beach オフィシャルサイト

never young beach プロフィール

安部勇磨(Vocal&Guitar)
阿南智史(Guitar)
松島皓(Guitar)
巽啓伍(Bass)
鈴木健人(Drums)

ネバーヤングビーチ。2014年春に、安部と松島の宅録ユニットとして活動開始。暑さで伸びきったカセットテープから再生されたような奇特なインディ・サイケ・ポップ『HOUSE MUSICS』をダンボール仕様のジャケットで100枚限定で発売。2014年9月に阿南、巽、鈴木が加入し、現体制の5人組になる。2015年5月に1stアルバム『YASHINOKI HOUSE』をリリースしロングセラーとなり2015年の<CDショップ大賞>ノミネート作品に選ばれる。7月末にFUJI ROCK FESTIVAL'15に出演。2016年6月に待望の2ndアルバム『fam fam』をリリースし、8月には7inchシングル『夏のドキドキ』をリリース。『fam fam』が<CDショップ大賞2017>のノミネート作品に2作連続で選出、入賞と関東ブロック賞を受賞し現在もロングセールスを続けている。2017年7月19日(水)にメジャーデビュー作となる待望の3rdアルバム『A GOOD TIME』をビクターのスピードスターレコーズから発売、9月からは全国ワンマンツアー『A GOOD TIME』TOURを赤坂BLITZほか全国11都市で開催する。

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never young beach

2014年春に、安部勇磨(Vo&Gt)と松島皓(Gt)の宅録ユニットとして活動開始。2014年9月に阿南智史(Gt)、巽啓?..



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