私も年に1回ギャンブルをします。
「年末ジャンボ宝くじ」
今のところは、地方自治体?への寄付に
留まっております。
いずれ、この寄付金が何倍にもなって
戻ってくると信じております。
さて、所作。
以下のような剣術の所作があります。
1、お相手が横一文字で、頸を斬りに来る。
2、自身の刀を立てて、お相手の剣撃を鎬(しのぎ)で受ける。
3、お相手の剣は、やや弾かれ隙(すき)が出来る。
4、その隙を狙い、剣を放つ。
この所作は木刀と木刀での稽古法です。
ここに落とし穴があります。
なぜ賭博(ギャンブル)なのか?
という事ですが、
鎬で受けた自身の刀が
「折れない」と言う補償がありません。
つまり、最悪の結果は、
①剣を立てて、鎬(しのぎ)でお相手の剣を受ける。
②受けた剣が折れる。
③お相手の剣は折れずに、自身が斬られる。
両人の刀が折れる事もあるでしょうし、
両人の刀が折れずに止まることも考えられます。
最良の結果になることもあるでしょう。
でも?
最悪の結果は、斬られてしまいます。
宝くじと違い、後々何倍にもなって
命が返ってくるなんて事にはなりません。
(宝くじはきっと投資の分だけ、戻ってきます。)
剣術の所作とは、何を求めるのでしょうか?
木刀を有利に扱う事でしょうか?
それとも
真剣を扱うための訓練方法でしょうか?
よくインターネット上で
「実戦だったら」
と言う言葉が飛び交います。
実戦を考えるのであれば、
刀の特性を知っておくことも
大切だと考えます。