ビジネスパーソン向け人気連載|ビジネスジャーナル/Business Journal
並盛に満足できない客が、アタマの大盛りにシフトしてくれるだけで426円(並盛・税込み/以下同)から547円と客単価は28%増える。たとえば筆者が普段利用している有楽町店では、盛り付ける担当者によって工夫が顕著に現れる。筆者は、盛り付け担当者が特定の男性である場合、利用は控えるようにしている。
さまざまな問題が顕在化しても、まだ多くの客が利用しているようだが、昼食時間帯以外では席数に空きが目立ってきている印象を受け、吉野家の企業としての姿勢が問われているのではないかと感じる。過日の価格改定(値上げ)のときよりも客は減ったとも感じられる。
コロナ禍における各種宣言が解除され数カ月が経過し、営業時間も徐々にではあるが通常に戻りつつある。新しい生活様式が浸透し、中食の売上は引き続き拡大している。スーパー各社では冷凍食品の棚が目に見えて増えているが、それでも外食に求められる役割は大きいゆえに、外食業界は消費者からの信頼に応える産業であり続けてほしいと強く願っている。
(文=重盛高雄/フードアナリスト)
●重盛高雄/フードアナリスト
ファストフード、外食産業に詳しいフードアナリストとしてニュース番組、雑誌等に出演多数。2017年はThe Economist誌(英国)に日本のファストフードに詳しいフードアナリストとしてインタビューを受ける。他にもBSスカパー「モノクラーベ」にて王将対決、牛丼チェーン対決にご意見番として出演。最近はファストフードを中心にwebニュース媒体において経営・ビジネスの観点からコラムの執筆を行っている。















