「全百科」では、ドラえもんが耳を失い、身体が青くなった理由は、ネズミに耳をかじられ、耳がなくなった自分の姿を鏡で見て青ざめてしまったというもの。
一方、映画では、セワシくん(のび太くんの孫の孫)の手違いで工作用ネズミ型ロボットに耳をかじられ、病院での治療にも失敗して耳が修理不能に。その姿を彼女のノラミャー子さんに爆笑されてしまったことで大ショックを受け、泣きまくった結果、振動でメッキがはげて身体は青く、声も枯れてドラ声になってしまったという……。
現在では映画版の方が公式設定となっているのだが、アラサー以上の人にとっては「全百科」版の設定の方がお馴染みなのではないだろうか?
もうやってるから今すぐ見よう
そんな懐かしの設定を再び見られるというのも嬉しいが、それだけではなく「全百科」には、誕生したてで性格が悪かったドラえもんと、青くなった現在のドラえもんが対決するという、中々衝撃的なエピソードも。
仮面ライダー vs ニセライダーを彷彿とさせる、青ドラえもん vs 黄ドラえもん。見たことのない人は必見だ!
「やっぱドラえもんの声は大山のぶ代じゃないと」と思っている旧・ドラ至上主義の人も、水田わさびに変わって以降のドラえもんしか知らないヤングも、今回のスペシャルをドドーッと一気に見れば、ドラえもんの長い歴史をざーっと振り返れるハズ。
この記事が公開される頃には、もう放送がはじまってると思うので、とりあえずすぐにチャンネルを変えよう!
(北村ヂン)