・耳がなくなったのは医療ミス!(きっかけはネズミ型ロボットにかじられたから)
・黄色から青になったのは、耳がなくなったことにショックを受けて三日三晩泣き続けたら、その“振動"で体のメッキが剥げたため。
・あげく泣き続けたことでノドがガラガラになり、あの声になった!(ってなんて大山のぶ代に失礼な設定)
などなど。あとがきでは他にも、有名な「シッポはドラえもんのスイッチ」という設定も“なかったことにしました”と述べているなど、ドラえもんファンなら必見の情報が満載。ぜひDVDかコミックス版でご確認いただきたいのですが、ここまで読んで「おいおいおい、ドラえもんが青いのは耳をネズミにかじられたショックで青ざめたからじゃなかったの?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなあなたはかなりのドラえもん通。それこそ、F先生も語っている「アシスタントKくん」によってまとめられたドラえもんの秘密です。
ドラえもんの数々の裏設定をまとめた「アシスタントKくん」こと方倉陽二氏。小学館から出版されている『ドラえもん百科』の作者でもあります。いわゆる「方倉設定」と呼ばれる数々のドラえもん設定ですが、ちゃんと「監修:藤子不二雄」とクレジットされているので、F先生が訂正していない限りはこちらも「正史」であるのは間違いありません。