代表メッセージ

代表 大石武

日本人の金融リテラシーを向上し、
不確実な時代における資産の守り手となる

政府が人生100年時代を掲げ、社会が急激な変化を迎えているVUCA時代※1と呼ばれる昨今、資産運用の分野でも時代の流れに合わせて急激な変化の波が押し寄せています。

フランスの経済学者トマ・ピケティは世界的ベストセラー「20世紀の資本」で、労働により得られる収益の成長率よりも投資により得られる収益の成長率の方が大きいと指摘しました。日本ではそれに加えてインフレ経済の影響もあり、銀行預金だけで資産運用ができていた時代と比べて状況は180度変わっています。

そのような背景があるものの、日本では株式や投資信託、不動産、保険などすべての投資商品が、広告戦略やプロモーションなど「どう販売されるのか?」という側面にスポットライトが当たりがちです。

ですが、本当に重要なのは投資商品を“持った後”です。“持つまで”は投資商品を提供する事業者の役割ですが、金融庁が「外部の知見の適切な活用」を推奨※2しているように、“持った後”の運用や保守は金融や投資の専門知識を持ったスペシャリストがサポートする必要があります。

海外ではファイナンシャルプランナーが医師、弁護士と並び権威のある資格とされていますが、日本ではまだその重要性が十分に認知されていない現状があります。日本人の金融リテラシーを向上し、不確実な時代における資産の守り手となるべく、これからも前進していきます。

代表大石 武

代表 大石武

※1:VUCAとはVolatility(変動性)、Uncertainty(不安定性)、Complexity(複雑性)Ambiguity(曖昧性)の頭文字で、社会や経済の将来予測が困難な昨今を表しています。
※2:金融庁HP「最低限身に付けるべき金融リテラシー(4分野・15項目)について」4ページ
https://www.fsa.go.jp/news/25/sonota/20131129-1/01.pdf

プロフィール

代表 大石武

山口県下関市生まれ。大学卒業後、東証一部上場の食品販売企業、製薬企業でのMR職を経験。サラリーマン時代に実践していた資産運用経験を軸とし、2015年に独立。

金融を学ぶため香港を訪れた際に、世界から見た日本の金融・財務リテラシー水準の低さを実感する。その後、日本の金融リテラシー向上を掲げ、資産形成・運用に関する個別コンサルティングを展開。300名以上の個人投資家に対してアドバイスを行う。

数々の資産形成・運用に関する相談を受ける中で、不動産投資に関する相談が圧倒的に多く、不動産物件の販売者と購入者の間の情報格差や、旧態依然とした業界の課題の多さを痛感。

そういった状況を打開するため「不動産投資で失敗して泣く人をゼロにする」という理念の下、2016年に株式会社ノークリーを創業。不動産投資に関するセカンドオピニオンが受けられる業界初のサービス「セカオピ®」を開始する。 その後、月間の相談数増加や相談内容の多様化に伴い、不動産投資だけでなく資産形成・運用全般に相談対象を拡大し、2020年5月に月間相談件数150件を突破。

現在も、自ら億単位での借り入れを行い、不動産投資をはじめ数多くの資産運用を実践中。日々、試行錯誤をしながら現役の投資家として今も学び続け、自身の経験を元に「本当に日本人に求められている資産運用はなにか」を追求し続けている。