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新人エンジニア向け"裏"用語集

なんか思いついたので書いてみた。評判悪ければ消す。

随時更新予定

組織系

  • 国産大企業
    • 古くから日本を支えている屋台骨。技術大国日本からあらゆる技術を世界に届け、また発展途上国などへの社会貢献活動も盛んに行われている。終身雇用、年功序列が約束されており福利厚生も手厚いので、ここを辞めるような人間は存在しない。居たとしたらどこに行ってもやっていけない。
      • 高度経済成長やバブルといった好景気時代にたまたま成功して今に至る企業。ものづくり産業やSIerであることが多く、古くから続いている継ぎ足し継ぎ足し受け継がれた秘伝のソースを触ったりエクセルやパワポを作るのがITエンジニアの仕事。やたらと社内ルールや慣習に厳しい側面もある。これらの要素から属人化が激しい。
        • 腐っても大企業なので居るに越したことはない。新卒では入りやすいが中途だとよほど有能でない限り転職は難しい。自分は自我を持たない社会の歯車と割り切って生活の安定を図ろう。
  • ベンチャー企業
    • 最近できた若い企業。成長著しく、新しく画期的な技術を用いて世の中に価値を届ける。報酬も上がりやすい。
      • TikTokできしょいダンスを投稿したりTwitterの企業垢で労基法をガン無視するツイートしたりしてよく炎上する変な集団。「うちはベンチャーだから」「今のステップでは仕方ない」などと言い訳をしながらナチュラルに労基法を無視する。本来のベンチャーの意味を考えると設立から年数が経ちすぎてる中小企業がこれを名乗ってることも多い。上場済みならストックオプションもないので居るメリットはない。
  • ユニコーン企業
    • あなたがスタートアップやベンチャーに就職する、してるならあなたの会社。いつかエンジェル投資家に見つかって上場して社会に莫大な貢献をしてあなたにもいっぱい給料をくれる。きっと。いつか。
      • 日本の気候に適さず生まれても即座に死滅する繊細な馬のような企業のこと。社長が逮捕されたりする。
  • SES
    • 未経験でも入りやすく、先輩社員やチームの人達が手厚く教えてくれる確かな技術力を持った企業。
      • IT業界に存在する奴隷制度その1。「未経験者歓迎」「明るい職場です」などのブラック用語満載の求人を出していることが多いので就活サボったり経歴に傷があるなどでない限り行くことはない。基本的に常駐先にもらう報酬の多くは会社に行くのである程度経験を積んだらフリーランスを目指すべき。

制度・モノコト系

  • 1on1
    • 部下の本音や悩みを上司が親身になって聞く制度。ここで聞いたことはオフレコなので外部に漏らさない。エンジニアのモチベーション管理に一役買っている制度。
      • 部下が上司のご機嫌をとる場。オフレコでクローズドな場なのでパワハラを受けることもしばしば。本音なんて話そうものなら意味を曲解されストローマン論法でひたすらに言葉で殴られる。最悪曲解した内容を周りに広められる。エンジニアが病む元。
        • 上司の休憩時間なのではと感じることが多い。
  • 裁量労働制
    • クリエイティブな職業であるITエンジニアは、決められた時間に8時間働くよりも、たまには外に出てみたり、ちょっと休憩をしたほうがいいアイディアが浮かびやすい。なので、就業時間というものはなく、1日に8時間分の成果を出せばそれでいいよ、という従業員を守る制度。
      • IT業界に存在する奴隷制度その2。運用している人間が労働基準法を理解していない場合「裁量労働制だから残業という概念は存在しない」「深夜だろうとがんばれよ。裁量労働制なんだから成果出さないと報酬下げるぞ」などの言葉が(人事・労務の見えないところで)飛び交う。朝礼が存在したりガッチガチにミーティングを組まれていたりして結局定時制と変わらない。
  • 有給休暇
    • 給料をもらいながら休むことができる制度。
      • 働き方改革のおかげで取りやすくはなったがやはり空気を読む能力を問われる制度。属人化著しい企業においては有給休暇中も普通に仕事をしないといけない8時間働かなくてもいいかもしれない
  • 社用スマホ
    • 出張であったり営業先連絡であったり、仕事をする上で使用するスマホ。緊急時の対応や災害時の安否確認などでも使用される。
      • 受け取ってはならない。受け取ったら上司の働いている時間は自分の営業時間だと思った方がいい。フレックスタイム制度などで上司と出社時間がずれていた場合は自宅にいても油断ができなくなる。
        • 近年リモートワーク化が進んでいるため持っていなくても関係ない。
  • アジャイル開発手法
    • 今までの業界の歴史を正しく分析し、あらゆる開発手法のいいとこ取りをした三方良しの奇跡の開発手法。この手法に従ってさえいればすべてがうまくいくし、うまくいかないのであればエンジニアがアジャイル開発に適応できていないだけ。そんなエンジニアは無能なだけなので即座に干すべきである。
      • 必ず破綻する開発手法。短期的に成果を出すことを目標にするのでごく短期的には画期的な開発手法に見えるので導入しがちだが賢い人間が運用しないと手段が目的化して短期的な成果を出すことが目的となりプロダクトが破綻する。
  • コードレビュー
    • レビュアーはメンターでもあり、コードレビューによって意識共有を図る責任があるため、少しでもおかしいと思った点は一行一句細かく修正するべき。レビュイーと思想が合わないようであれば自分の納得がいくまで「Request Changes」でコメントし続ければいい。いつかは相手もわかってくれるはず。このレビューは相手の成長のためなのだ。
      • 火種のもと。宗教戦争とマウントの押し付け合いの不毛な場。レビュアーのほうが実装者よりも立場が上の場合個人的なこだわりを押し付けてくるので新人などは被害に会いやすい。逆もまた然り。まともでありたいならバグの要因であったり負債になるようなものでないのであれば、内部で定めたコーディング規約以上の事は提案コメントに留めておいて間違っても「Request Changes」で出すなんてしたらいけない。コードレビューをすること自体は本当に有意義でさまざまなメリットがあるが、レビュイーとレビュアーは対等な関係であることを意識し努めなければならない。
  • ○○のための✕✕バイブル
    • 絶対的に正しい聖典。これに沿わないものは悪だしこれを読んでいる人間の価値観が絶対的に正しい。これを読んだ人間は間違いを犯すことはない。
      • 宗教戦争を起こす諸悪の根源。この業界では昨日覚えたことが今日否定されたり1年後には真逆の概念が提唱されていたりするので絶対的な価値観はないということのみが唯一の聖典

ヒト系

  • マネージャー

    • エンジニアをまとめ上げる管理者。多くはエンジニア経験があり、エンジニアとして認められて出世して今のポジションに居る。技術的な知見にあふれているので勉強させてもらおう。
      • 無能その1。文系出身エンジニアが仕事についていけず上司に取り入って出世した姿。「若い頃にコードは充分書いたからもういいかな笑」みたいなことを言っているやつほどそこらの高専生よりも理解していなかったりする。
        • 一部の優秀な人間と多数の無能な人間で構成されている、が正しいかもしれない。
  • フルスタックエンジニア

    • 様々な技術領域を経験してきたオールラウンダー、ワイルドカード。なにか困ったことがあってもこの人に聞けば何でも教えてくれる。頼れる先輩。
      • 無能その2。広く浅くと言えば聞こえがいいが要は自分の軸になる技術がない。通常であればマネージャーに昇格するが、なにかしら問題があると上司にみなされエンジニアのままでいる。エンジニアリーダーなどの名誉職に就いていることもある。
  • 職人

    • エンジニアのエース。この人がいるから会社が成り立っている。
      • 属人化した組織に存在する癌。コミュニケーション能力に問題があり、独特のこだわりを持っているので新入社員の教育係に就いたりとかされると本当に迷惑。エンジニアの採用にコミュニケーション能力が求められるのはこういう人間とうまくやっていく必要があるから。職人が居る組織は職人に依存しまくって属人化しているので法的に問題がある致命的なことをしてももみ消してもらえることがある。
        • コミュ力が強いとこういう人しか知らないスキルをこっそり教えてもらったりする。
        • 本人はある意味幸せな人生を送っている。
  • CTO

    • かつてトップエンジニアとして働いていたが経営能力もあるため経営陣に加わっているスーパーマン。厄介なエンジニア達を纏め上げる至高の存在。
      • 無能その3。1がクラスチェンジしてる場合もある。一度でもこれになれば職歴として自慢できる。Youtubeにチャンネル持ってCTO経験を吹聴している人をよく見るがそんなにエンジニアとしても経営者としても有能ならなんでYoutubeに動画投稿している暇があるんだろう。
  • フリーランスエンジニア

    • 確かな技術力を持っているので独立して個人事業主として働いているエンジニア。組織のピンチにさっそうと現れて問題を解決すると去って行き次の現場の問題を解決していくスーパーヒーロー。
      • 会社に所属できる人間的な能力に欠けたエンジニア。上記の職人が行くところまで行った姿。こだわりは更に強くなり、成果物さえ出していれば他に何も責任を負わないので正社員にいろいろなものを押し付ける。それで契約を切られても次があるので何も気にしない。フリーランスを雇う組織はエンジニアが足りてなかったりノウハウを持っていないことも多いので負債になるようなものを出してもスルスル通る。次の現場での報酬を上げるために保守・運用を無視して新しい知識の実験のようなコードを書くことも多々。それで切られても次の現場で「〇〇の経験があります」と宣言すれば報酬アップ。
        • 正社員よりも報酬が高く、さらに個人事業主ではあるがレ◯テックなどの仲介業者に守ってもらっていたりもするので職場がコロコロ変わるのに抵抗ないのであれば幸せなルート。でもなるなら一定以上のコミュ力と技術力と責任感を持ってほしい。
        • コミュ力があるないにかかわらず顔が結構広かったりするので仲良くなっておくと自分の転職に有利になったり他の現場のいろいろな事例が聞けたりするので便利。
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