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自動拡散「ボット」排除へ 買い占めや偽情報で暗躍

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山口真一さんの投稿山口真一

ネット上の自動プログラム「ボット」が暗躍している。1分で人気商品を買い占め偽情報を大量拡散する「悪いボット」は世界の通信の4分の1を占める。米ツイッターの買収を決めた起業家のイーロン・マスク氏はボット排除を宣言した。米アカマイ・テクノロジーズは検知ソフトを開発し米アマゾン・ドット・コムやヤフーもネット通販や広告で規制を強める。

「ツイッターを買収したら、スパムボットを滅ぼす」。マスク氏が買収合意...

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    山口真一国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 准教授
    ひとこと解説

    チャットボットの作成は非常に簡単で、人員や資金力のない組織や個人でもできるのが現状です。そのため一部の利己的な目的を持った人たちが、特定のハッシュタグで大量に投稿してトレンド入りさせるなど、世論を誘導するために巧みにボットを使っていることが、『操作される現実』(サミュエル・ウーリー、白揚社)で指摘されています。同書では、これをコンピュータ・プロパガンダと呼んでいます。 SNS企業もかなり対策していますが、悪意ある人は抜け道を簡単に発見するため、いたちごっこになっています。買占め、誹謗中傷攻撃、詐欺など、被害も様々です。マスク氏の発言はこういった状況を踏まえてのものでしょう。

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