こんな疑問をお持ちの方におすすめの記事!
聖書全体の流れや書簡間のつながりがが分からない…と感じたことはありませんか?
実は1ヶ月間集中して聖書を読む事で、ざっくりとそれらを掴む事ができます。
私も実際にやってみて聖書の流れとても良くわかるようになり、特に旧約聖書と新約聖書の関連性の理解が深まりました。
この記事では聖書通読1日40章チャレンジと達成のポイントをご紹介します。
記事を読み終えると、聖書を集中して読み聖書全体への理解が深まるチャレンジの祝福を知ることができます。
※私たち夫婦の信仰については以下の記事に詳しく書かせていただいております。気になる方は先にこちらをご覧ください!
結論:聖書を1ヶ月の間に一気読みする
聖書全体の流れやつながりを掴むには、1ヶ月で聖書を一気読みしましょう。
なぜなら1ヶ月くらいなら以前読んだ事をおぼろげながら覚えていられるからです。
具体的には聖書を毎日40章読めばだいたい1ヶ月間で新約旧約聖書全て読み切ります。
すでに毎日数章ずつ通読を行っている方でも「旧約聖書と新約聖書、書簡と書簡などのつながりが分からない!」と言う方も多いのではないでしょうか。
私は分からない要因として「歴史的・文化的な背景が分からない」などの理由はあると思います。
しかしその要因の1つが “そもそも覚えてられない” という記憶力の課題があるはずです。
3ヶ月前に読んだダニエル書、半年前に読んだ列王記、いつ読んだかわからないようなレビ記…
確かに読んだかもしれませんが、余程印象的な箇所でない限り数ヶ月もすれば覚えていられませんよね。
しかし数日前・1~2週間前に読んだならどうでしょうか?
エビングハウスの忘却曲線という研究結果があるように、人は時間が経てば経つほど物事を忘れていきます。
それゆえ短期間に聖書を一気に読むことができれば、そもそも覚えていないという課題を乗り越えられるのです。
そのため1ヶ月の間に聖書を一気読みするために1日40章聖書を読む事をオススメしています。
非常に単純でなんの工夫もないように思いますが、とても効果的です!
そもそも1回聖書を読むには毎日何章読めばよいのか
そもそも聖書は旧約聖書が929章、新約聖書が260章と全部で合計1189章もあります。
単純計算で1日4章のペースで読めればだいたい1年で1回読みきれます。
以下1日の通読章数を設定した際に、聖書を読了するまでに必要な日数と月数をまとめたものになります。1日の通読章数 必要”日数” 必要”月数” 4 297 10 5 238 8 10 119 4 20 59 2 40 30 1 80 15 0.5
以上から1ヶ月で聖書を読了するには1日40章聖書を読めば良いことがわかります。
1日80章読めばたった15日、わずか2週間で聖書を1回読めるんですね!笑
聖書通読チャレンジで聖書を一気に通読する祝福
聖書を1ヶ月で一気に通読する祝福は数え切れません。
ここではチャレンジすることで与えられる祝福について解説します。
聖書全体の流れをざっくり理解できるようになる
聖書通読1日40章チャレンジに取り組むことで、聖書全体の流れを理解できるようになります。
なぜなら毎日1書簡のペースで読みすすめる事ができるからです。
例えば1書簡目の創世記が50章、出エジプト記が40章、レビ記に至っては27章なので、だいたい1日に1書簡を読み切るペースで通読していきます。
さらに四福音書と使徒の働きはあわせて117章です。
そのため3日間通読をする間に、イエス様の十字架と復活を4回も目撃し、その後聖徒たちの働きによって福音が広がっていく様子を目にすることになり、それらが一連の出来事で密接につながっている事がよくわかります。
こうすることで前の書簡の流れを覚えたまま次々と次の書簡を読む事ができるのです。
そのため1日40章読むだけで聖書全体の流れがざっくり頭に入ってきます。
通読チャレンジ1日目にしてアダムだけではなくヤコブやヨセフに出会い、2日目にして出エジプトが成し遂げられます!笑
聖書通読チャレンジで書簡間のつながりに気がつきやすくなる
聖書全体の流れがわかるのと同様に、各書簡間のつながりにも気がつきやすくなります。
例えば「サムエル記+列王記」と「歴代誌」は同様の内容が繰り返されているように感じます。
しかしよく読むとそれぞれの書簡に筆者の意図があり、実は微妙に記載内容が異なる事がわかります。
ゆっくり通読した場合、歴代誌を読む頃にはサムエル記や列王記の記事がおぼろげになってしまいがちで、その違いは意識しない限り気づくことは難しいでしょう。
しかし1日40章もまとめて読めると、歴代誌を読む時にサムエル記や列王記を昨日のことのように思い出せます。
というか事実として歴代誌を読む場合、列王記は昨日、サムエル記は一昨日に読んだ箇所になります(笑)
そのため意識しなくても40章通読しているだけで「あれ?歴代誌にはダビデの失敗が書かれて無いような…」と違いに気がつくことができるでしょう。
よく聖書を学んでいる方は幅広く書簡間がつながっていき、旧約聖書と新約聖書のつながりにも気がつく事ができるかもしれません!
このように短期間に一気に通読することで各書簡間のつながりにも気がつきやすくなるでしょう。
聖書通読チャレンジに取り組むと優先順位を明確化できる
副次的な祝福として、あなたの人生の優先順位を明確させる事になります。
なぜなら聖書通読のために1日3〜4時間確保することは、今の生活を維持したままで達成することはまず難しいためです。
具体的には時間を確保するために”やめること”を決めねばなりません。
朝起きてスマホを触る事、頻繁にSNSを閲覧する事、マンガや動画を見る事などなど。
今までの生活においてなくなっても困らない物・事があぶりだされる事になります。
「それをやってはいけない・そんなものは不要だ!」という意味ではありません。
単に優先順位が低い物は何なのかわかるようになるのです。
このように日常的に数時間レベルのチャレンジを取り入れようとした時、自分が本当に優先したいモノはなんのか明確化できるのは通読チャレンジの祝福です。
聖書通読チャレンジの達成感がとても高い
なによりやり遂げたときの達成感が半端じゃないです!(笑)
なぜなら1日40章読むという負荷はこれまで経験したことが無い大変さだからです。
また私はこの1ヶ月という期間が絶妙だと考えてます。
それ以上短いと短距離走のように勢いで乗り越えていけますし、それ以上長いと続けられない人が続出してしまいます。
「もうこれ以上耐えられない…!」という限界ギリギリだけどなんとか走り抜けられる最も高い負荷をかけれるのが1ヶ月という期間だと思うのです。
そのためやり遂げたときの達成感がとっても高いです!
具体的に聖書を1日40章読む方法
それでは聖書を1日40章チャレンジはどのように始めたら良いのでしょうか。
私がこれまで通読1日40章チャレンジに3回、負荷を下げた通読1日20章チャレンジに4回取り組んだ経験から、以下の2つがポイントだと考えています。
1つ目は応援してくれる先輩・同期にチャレンジへ協力してもらう事。
2つ目は読む時間を分散させるとにかく読み進める姿勢を持つ事。
この2つの要素が成否を分けると思います。
自分自身の経験もふまえて解説していきます。
聖書通読チャレンジを応援してくれる先輩・同期に協力してもらう
チャレンジを始める前に、このチャレンジに協力してくれる先輩や同期を探しましょう。
なぜなら聖書を一度でも読んだ事のある人ならわかりますが、はっきり言って1日40章も通読するのは膨大な量なため簡単に挫折できるからです。
1日40章の通読へ1ヶ月もの間取り組むには、時間の確保とモチベーションの維持が必須になります。
そのため私のようにすぐ諦めるタイプの人は、3日と経たずやめてしまう可能性が高いです。
そこでこのチャレンジを諦めそうになった時、アメでもムチでもなんでもいいのでとにかく応援してくれる信頼できる先輩や同期に協力をしてもらいましょう。
例えば
毎日21時に進捗確認の電話をかけてください!
3分だけお願いします!
と依頼します。
そして毎日向こうから電話をかけてもらい「今日の進捗はどうでした?」とたずねてもらうのです。
そうする事で「夜に◯◯さんからの進捗確認があるからやらなきゃ…」という義務感が芽生えます。
また「あぁ◯◯さんに協力してもらって出来なかったらがっかりされちゃうから頑張ろう…」という恐怖感も混じります。
これをどう感じるかは人それぞれですが”自分のやる気以外”の原動力によってとにかく前に進もうとします。
もちろん「聖書は喜んで読めなきゃ意味ないよ!」とお考えの方もいるでしょう。
それは私も心から同意します。義務感で聖書を読んだら辛くなる一方だと私も思います。
しかしこのチャレンジに取り組もうと思える人は「そもそもイヤイヤ聖書を読むような人では無い」と想定しています。
そもそも聖書読むのが辛い人が1日40章も読もうとするとは思えません!笑
また高い負荷に耐えて乗り越えるには、周りの誰かに協力してもらう事はとても有効だと考えています。
少なくとも私の場合は、ボーっとしていた場合「ゲームやろう!」とはなりますが、「聖書読もう!」とはなりません。
そんな私のような意志が弱くすぐ挫折してしまうような人でも聖書通読1日40章チャレンジを成功させるには、やはり周囲の協力がとても有効だと思いますので心からオススメしています。
そのため先輩でも同期でも誰でも構いません。
あなたのチャレンジを心から喜び、全力で励まし、また時に愛のムチを惜しまない応援してくれる人の協力を仰ぎましょう。
私の場合は同年代の友人やこのチャレンジに取り組んだ経験がある先輩と一緒にチャレンジすることができ、お互いに励まし合いながら取り組むことができたので感謝でした!
読む時間を分散してとにかく読む
このチャレンジを継続させるうえで、1日の中で読む時間を分散させる事が非常に重要です。
なぜなら1日に40章読むこと自体が長期戦だからです。
参考として私は40章読むのに合計で3〜4時間かかります。
これを夜にまとめて読もうとすると集中力が持ちません。
それがわかるまでは何度か夜にまとめて読むチャレンジをしましたが、ことごとくうまくいきません。
そのため午前中に20章を通読、午後に20章を通読と決めて読みました。
分散の度合いはあなたのスタイルに合ったようにすれば良いと思いますが、1日の中で通読する時間を分散させることを心からオススメします。
私の友人に一気読みできるタイプの人がいて、その人は調子が良かったり好きな書簡だったりすると、まとめて60章とか読めてました!(笑)
私にはできませんが、個々のスタイルに合わせれば良いと思います!
とにかくいつでもどこでも読む
私はこのチャレンジを社会人になってから取り組みましたが、例え20章まとまって読む事が出来なくてもとにかくいつでもどこでも読みました。
なぜならそうしないと1日40章に到達しない事が多かったからです。笑
具体的には、朝起きてデボーションが終わったらすぐに通読をはじめます。
例え1章しか読めなさそうでも、5分だけしか時間がなくても、とにかく読みました。
このペースだと間に合わないと思ったら、トイレに行く時もトイレの中で1章読んでから出ていきます。
行儀は悪いですが食事中も読みました。
歯を磨きながら、風呂に入りながら、横になりながら、とにかく隙間さえあればどこでも聖書を読んでいました。
このように「1日40章の通読は絶対に達成する!」という目標の元とにかく読む事が大切です。
もちろん学生や主婦の方などある程度時間に融通が聞いたり朝と夜に時間を確保しやすかったりする方は、10章区切りでも20章区切りでも構いませんのでまとまって読めた方が集中して読めるのでオススメです。
多少よく分からないところがあってもとにかく読みすすめるのです!立ち止まってはいけません!(笑)
毎日同じペースで読みたい人はページ割がオススメ
毎日決まったペースで読みたい人は章割ではなくページ割がオススメです。
なぜなら聖書は各書簡毎で1章の長さが全く異なるからです。
章割で通読すると困ったことに章内の分量は加味さません。
具体的には1章が3節だけでも70節あっても、1章は1章としかカウントされないのです。
例えば詩篇131篇は3節しかありませんので1分で読み終わりますが、ルカの福音書1章は80節まであるので数分かかります。
それでも1章は1章なのです。
そのため大変な時期と楽な時期が混在しているより毎日同じペースで読みたい!という方は章割ではなくページ割がオススメです。
章割とだいたい同じペースで読む場合のページ数は以下の通りです。
1日40章チャレンジと同量読むには1日72ページ読む必要があることがわかりますね。1日の通読ページ数 必要”月数” 7 10 9 8 18 4 36 2 72 1 145 0.5
章割もそれはそれの良さがありやってみると色々わかって面白いです。
詩篇はめっちゃ早く進む書簡だ!とか、エゼキエル書は多少遅れても仕方なし…とか。笑
聖書1日40章チャレンジは人生で一度はトライしてみてほしい!
何度トライしても聖書通読1日40章チャレンジは決して簡単なチャレンジではありません。
しかしこのチャレンジでしか味わえない多くの祝福をいただく事ができるチャレンジです。
「日曜日は礼拝があるからお休みにする」「まずはハードルを下げるために1日20章チャレンジにする」など、チャレンジする人たちの状況や事情に合わせて通読涼を柔軟に変更して良いと思います。
ぜひ同じ教会の人や信頼できる人に協力してもらって、人生で一度だけでもいいとのでチャレンジされることを心からオススメしています。
God bless you!
以下私が活用した通読表を載せておきますのでご自由にコピペしてご活用ください。