小嶋正虎｜社員紹介｜新卒採用情報

ONE DAY SCHEDULE

7:30

出社

1日の作業予定を確認。
その後朝礼に参加する。
8:30

現場巡回

現場に出向き、前日の作業結果を確認。気になる点は写真を撮り協力会社と共有する。
10:30

所内打合せ

事務所内で、協力会社と打合せ。現場に遅延が発生していたら、工程を見直し、作業の調整をする。
13:30

施主と打合せ

施主の設備管理者への施工図説明より施主要望と食い違いがないか確認する。
18:00

協力会社と打合せ

当日の作業を振り返り進捗や問題点を確認。図面の変更があればその情報を共有する。
19:00

退社

家族の時間を大切にするため夕食は極力自宅で取るように心がけている。

仕事内容

設備の仕事の幅は広い。知識を得て、鹿島の技術を吸収するために、新人時代は重要。

入社直後は集中的に研修を受けて基礎的な知識を吸収。設備系には機械学科や電気学科の出身者も多いため、建築について基礎から学べるこの期間は非常に有意義なものです。学んだ知識を活かすべく、次は現場へ。横浜支店に配属され、市の公共施設の現場で土木工事、コンクリート打設、鉄骨工事と幅広い知識を実践で学びました。その後、再び研修で設備設計について学びました。このように研修と現場を組合せた丁寧な教育を受けられることが設備部門の特徴で、設備施工のプロとして盤石の基礎を築くことができたと思います。経験工学的な側面も重要なのが建設業界。知識は机上の研修で身につけることができますが、実際の現場で通用するスキルやノウハウは現場で学ぶ以外にありません。先輩方から継承される鹿島ならではの技術もあります。新人の頃にこうした学びの期間がしっかりあったことは、今の私の支えとなっています。

現場によって求められる設備はまったく異なる。多様なニーズに応えていくことが、やりがいにつながる。

現在私は製薬会社の製造ライン増設に伴う設備施工を担当しています。以前も別の製薬会社を担当。工場のプロジェクトはこれで2つ目です。具体的な担当業務は、電気・衛生・空調設備の施工管理。製薬工場の特徴は、プロジェクト全体の中で設備工事の占める比重が大きいということです。理由は製薬工場ならではの事情。例えばクリーンルーム関連の設備や温度・湿度を一定に保つ設備、生産廃水設備など。他の工場では目にすることのない設備が多く、それに伴って電気設備も大容量のものが求められます。このように現場によって求められる設備が違うことも設備施工の面白さであると同時に、施主の業務に精通することが求められます。ニーズに応えるための施主へのヒアリングは不可欠ですし、実際に設備を使うユーザーの意見も聞きます。完成した設備を実際に稼働させた後、「とても使い勝手がいい」という評価をいただくことが、一番の喜びです。

入社の動機

誇りを持って業界をけん引する先輩の姿に感銘。その人間的魅力に惹かれて入社を決意。

大学院の研究室では鹿島の技術研究所と共同研究する機会がありました。その時に接した先輩方は人間的にとても魅力的で、その姿にあこがれたことが志望のきっかけです。技術研究所の研究者やシステム系の社員など、さまざまな立場の先輩方と接しましたが、皆さんに共通していたのが、業界トップ企業としてのプライドです。そのプライドはまさに業界をリードする責任を自覚しているかのように感じ、その姿勢には強く惹かれました。

今後の目標

将来の可能性を信じて、多様なチャレンジをしたい。海外勤務も含め、将来の選択肢が多彩。

今は製薬工場のプロジェクトに参加し、いい工場を造ることが社会にいい医薬品を届けることにつながるという思いで取り組んでいます。そして、これからは駅前再開発など、より大規模で技術的にも困難なプロジェクトにもっと参画したいと思います。また、海外勤務にも興味があります。自分自身をステップアップさせるための、多様な選択肢があるのも鹿島ならでは。さまざまな可能性にチャレンジしたいです。

休日の過ごし方

週末は幼い娘とたっぷり一緒に過ごし時間を有効に使って自己研鑽も忘れない。

まだ幼い娘がいるのですが、平日は家に帰る頃にはもう寝ているので、その分、休日はたっぷりと一緒に過ごします。家でのんびりしたり、家族で近所に買い物に出かけたり。妻・娘と一緒に過ごす時間は、何よりも貴重なものです。趣味はスポーツ観戦。サッカーの日本代表を応援したり、ラグビーの試合を見に行ったりすることも。もちろん自己研鑽も忘れません。入社後に一級建築士、1級管工事施工管理技士などの資格も取得しました。

鹿島の社風

異なるバックグラウンドを持つ専門性の高い人材が、鹿島のプロフェッショナル集団として力を発揮。

私は学生時代に建築を専攻しましたが、鹿島に入社して、予想以上に幅広い分野の職種、社員がそろっていることに驚きました。土木系や建築系、機電系にエンジニアリング系、環境系、システム系などに加え、営業や経理などの事務系のプロフェッショナルが活躍しています。そうした多様な分野のプロフェッショナルが一丸となって、鹿島として他に負けない大きな力を発揮できているのだと改めて実感しています。

学生へのメッセージ

鹿島建設は、非常に自由度の高い会社です。先輩は「自分で考えてみろ」「自分で判断していい」と若手にも責任ある仕事を任せてくれます。ぜひ一度見学会などのイベントに参加し、そうした雰囲気を感じ取ってください。

MESSAGE

※原稿は取材当時のものです。

小嶋正虎