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おかしな転生 作者:古流 望

第32章 スイーツと冷たい関係

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360話 パレード

 ペイストリー=ミル=モルテールンは盛大に苦しんでいた。

 過去にないほどの苦しみである。

 美しい自慢の青銀髪は力無く萎れ、美貌を謳われた相貌には苦悩が浮かぶ。

 体中から嫌悪と忌避を匂い立たせ、口を開けば呪詛が漏れる。

 世を盛大に呪わんばかりの陰鬱な有様をもって、過てば周囲を黒色と灰色で塗りつぶしかねない雰囲気。


 「……なんでこんなことに」


 日頃は無駄に能天気をふりまいているというのに、鬱々とした空気が晴れる兆しを見せない。

 ダウン、ダウナーを通り越して最上級のダウネストだ。哀愁、あいしゅなー、あいしぇすとである。


 「仕方ないでしょう。王子殿下の“外征”が成功裏に終わったのですから、それを大々的に広める必要が有ります」


 ペイスの陰鬱な言葉にしょうがないとばかりに合の手を入れたのは、スクヮーレ=ミル=カドレチェク。

 公爵家嫡子にして中央軍第一大隊隊長という重責を担い、先の王子殿下外遊に際しては護衛部隊を率いた実力派の将校である。ペイスの刺々しい、あからさまに他人を寄せ付けたがらない雰囲気にも動じることなく接することが出来る、ペイストリー取扱い検定三級保持者だ。尚、一級は母親だけが持つ資格である。

 対外的には外遊。対内的には外征と扱われる先の王子殿下ヴォルトゥザラ王国訪問。これは、赫々たる成果をあげた。

 ヴォルトゥザラ王国との友好親善はもとより、貿易協定や軍事協定にも踏み込んだ話を行い、一部は条文の形で合意を取り付けている。

 外務の人間が何年、何十年もかけて積み上げる様な交渉を、最終的な合意まで取り付けて持ち帰ったというのは非常に大きい。やはり、最終判断の出来るトップが現場に居ると、物事というのは大変にスムーズに動くものなのだろう。

 つまりは、王子殿下の手柄。


 「僕は居なくても」

 「そうはいきません。パレードは功労者の顔を見せないなど、意味がない」


 ペイスが心から嫌がっているのは、王子殿下が行う“凱旋パレード”への強制参加である。

 しかも、特等席たる王子の傍で、とにかく目立てという指示を受けているのだ。

 心穏やかにお菓子を作れればそれで良いペイスにとってみれば、何でわざわざそんな面倒くさいことをしなくてはならないのかという気持ちでいっぱいである。

 それに、ここで目立ってしまえば王都の街をうろつきにくくなるという点も困りものだ。大勢に顔を覚えられたうえで、ペイスだという情報も皆が知る状況。

 これはつまりこっそりとお菓子の材料を買いに行ったり、お菓子の材料を買いに行ったり、お菓子の材料を買いに行ったりが出来なくなるということ。あと、お菓子の材料が買いに行けなくなる。

 有名人としての有名税を払わねば、市場や商店で落ち着いて買い物も出来ない。


 「急にお腹が痛くなってきて」

 「おむつをしても構いませんよ」

 「頭が熱っぽい気がします。あと、悪寒と頭痛と腰痛もする気が」

 「仮病を使うなら、本気で医師団を呼んで体中を調べますよ?」

 「むう」


 ヴォルトゥザラ王国への使節団において、護衛の長であるスクヮーレ。

 彼の補佐というのが本来のペイスの任務のはずである。

 だが、苦笑いを浮かべながらペイスを宥める様子を見れば、どっちが補佐か分かったものではない。


 「仕方ないですね。せめて目立たないように頑張るとします」

 「そうもいきません。取りあえず、着替えましょうか。私のものと合わせて、服を用意させましたので」

 「……お気遣いありがとうございますぅ」

 「いえいえ」


 スクヮーレとペイスの親しい関係性があってこそなのだろうが、ペイスの嫌そうなお礼に対して物凄くいい笑顔で答えるスクヮーレ。


 彼の笑顔には理由がある。

 最高位貴族の家に生まれ、幼少期からとにかく人の上に立つ教育を施され、朝から晩まで必ず誰かが傍に居る生活をしていたスクヮーレには、人前に立つことなど何の苦労もない。朝起きて、顔を洗うぐらいの気安さで、人前に出て愛想を振りまける。

 生まれ持ってのエリート。

 当人の地頭の良さや、性格の真面目さもあり、品行方正を地で行く優秀さを見せる次世代のホープがスクヮーレである。

 そんな彼が、唯一敗北感を覚えた相手が、他ならぬペイスだ。

 初陣の時のピンチを救ってもらったことも有るし、それ以外にも助けてもらったことは多い。能力は、冷静に考えてもペイスの方が上だろう。戦力の分析を正確に行うことは初歩の初歩。軍人としてのスクヮーレの冷静な部分が、自分自身のふがいなさを訴えてくる。

 自分が何年も苦労して、努力して培ってきた実力を、軽く凌駕する才能。

 これを羨ましいと思わなかったといえば嘘になる。ペイスほどに魔法が使え、頭がよく、剣の腕がたつならばと思ったことは、一度や二度ではない。

 そんな、自分が劣等感すら抱きかねない相手が、苦手にすることは、自分が得意とすることだった。人前でのアピールという分野。

 ペイスが苦手とする分野で、スクヮーレの方が圧倒的に得意。これは劣等感が解消されるという意味でもあるが、勿論これまで助けてもらっている恩人の役に立てる絶好の機会という意味でもある。

 ここが自分の出番とばかりに、世話を焼く。

 それはもう、ペイスがグズグズと逃げようとするのを全力で止めるぐらいには。

 今、スクヮーレはペイスの世話をするのが楽しくて仕方がないのだ。それ故の笑顔。

 ペイスにとっては災難というしかない。


 「あちらに、着替え用のテントを用意しておきました」

 「準備のよろしいことで」

 「ははは、手回しと根回しに関してはペイストリー殿にも負ける気はしませんね」

 「ここはお礼を言う場面なのでしょうかね?」

 「お礼など。友人として当然のことです」


 カドレチェク家の御曹司には、使える部下も多い。ペイスと比べるなら百倍は違うだろう。

 ましてや、スクヮーレには外征に際して護衛の長としての立場も有った。護衛部隊には後方支援を仕事とする専門軍人も帯同しており、補給に困ることは無い。

 事前に着替えの用意をさせておくぐらい朝飯前である。


 「さあさあ」

 「……抵抗は致しませんので、せめて無難に」


 着替えが終わってみれば、ペイスの衣装はド派手であった。

 まず、軍服の詰襟には金糸によって草木の模様が描かれていた。(ツタ)の様なものが時に渦巻きながら曲線で描く模様。これを金で描こうというのだから、実に煌びやかだ。

 更に、袖が凄い。

 肩口から袖口まで。びっしりと金糸と宝石で装飾されている。

 ペイスが腕を上げようとしたら、何キロもあるダンベルでも持っているのかというぐらい重たかった。実用性をミリとも考えていない。

 神王国の軍服は本来地味であるはずなのに、これだけ豪奢な飾りをしていいのかと不安さえ覚える。

 腕の一本だけでも豪邸が買えそうだ。墨汁の中に金粉を撒いたように、黒い袖のいたるところが光っている。むしろ布地の方がおまけのレベル。

 当然、袖口にも飾りがされているし、腕のボタンは宝石だ。

 最早、服なのかどうかすら怪しい。歩く宝石見本というべきだろう。


 だが、これらはあくまで飾り。

 最も目立つのは、服と一緒に用意されているシュールコー(サーコート)風のマント。

 これには、全面で龍金の箔が貼ってある。

 金や銀ではない。龍金の箔だ。

 金よりも高価な魔法金属を薄く薄く延ばしたものを赤いサテンの布地に張り付け、そこに龍の絵を職人が絵付けしたものを、マントに仕立てている。

 最早、これ自体が国宝にすべきしろものといえる。贅沢も極まった。

 流石にこんなものは畏れ多くて身に着けられないとペイスはごねたのだが、そこは根回しのいいスクヮーレ。

 このマント自体が王家からの貸与品であり、身に着けるべしというのは王子殿下からの勅命であると断じた。

 ペイスを丸ごと包めそうな大きさの最高級品。しかも、龍金は光り方が独特だ。特殊な虹色というのだろうか。赤色を反射していたかと思えば青色を反射し、かと思えば黄色やオレンジ色を反射する。ミラーボールでも大人しいと思えるほど、ド派手に見えるのだ。

 着用したペイスは、どう見ても服とマントが本体であった。


 「むう」

 「ぷっ、に、似合ってますよ」

 「笑ってるじゃないですか!!」


 スクヮーレが笑いをこらえながら、ペイスを褒める。

 スクヮーレ自身もかなり着飾っていて派手な衣装を着ているのだが、流石にペイスほどではない。

 一般庶民からすればどちらにしろ手の出ないほどの金のかかっている衣装だが、素人目にもペイスの方が凄いと分かる。


 「さあさあ」

 「せめて衣装を交換しませんか?」

 「龍殺しの英雄を差し置いて、そのマントは付けられませんよ。大丈夫、良く似合ってますから」


 テントから出た二人は、まず王子に挨拶に行く。

 臣下としては真っ先に礼儀を示す相手であるし、使節団の団長は王子だ。

 部下としても、上司の最終的な確認に付き合う必要がある。


 「殿下、準備も整いましてございます」

 「ああ、ご苦労。二人とも似合って……うむ、似合っている」


 何故か似合っていると二回言い直した王子の目線は、ペイスの衣装に向けられている。

 この衣装を準備したのは、誰あろうこの王子である。

 龍殺しの英雄が自分の味方なのだと、強くアピールする狙いがあるのだが、それはそれとしても実にケバケバしい。もとい派手派手しい。

 顔色を一切変えないポーカーフェイスが出来ているのは、さすが王子だと褒めるところだろう。


 「では、我々は傍に控えておりますので、殿下の号令を頂きたく」

 「うむ」


 今回のパレードでは、ペイスと王子とスクヮーレは同じ馬車に乗る。

 パレード専用の馬車であり、王族専用とされる馬車に乗れるのは大変に名誉なことだ。

 スクヮーレは王位継承権こそ無いものの、王子とは血の繋がった親戚。護衛の為にも、王族専用の馬車に同乗するのは変なことでは無い。

 だが、ペイスは違う。自他ともに認める新興貴族の息子であり、爵位も持たない子供。

 王子の横に立ち、王家専用馬車に乗れるのは、ひとえにその功績と名声による。


 「出立せよ!!」


 王子の号令で、パレードは進む。


 「ほら、笑顔で手を振ると良いですよ」


 パレードで王都を行けば、ペイスも大勢から声を掛けられる。

 大龍を討伐した英雄譚は広まっているし、それでなくとも彼の父親は王都で知らぬものなき有名人。

 誰もが知る著名人を見かけた民衆は、ミーハーな気分も含めてペイスを囃し立てる。


 「はあ、早く終わってくれませんかね」


 パレードは、全員が王城に入るまで続いた。


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