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私が子供の頃はテレビはとても新鮮でわくわくすするものでした。
まずはクレージーキャッツ。そしてコント55号。更にはドリフターズ。その後に出てきたタモリさんやたけしさん、さんまさんは本当に輝いていましたね。
今思うとあの頃はテレビの黄金時代。私はテレビっ子でした。
しかし私は「俺たちひょうきん族」や「今夜は最高」が終了したあとテレビを観なくなりました。
それは意識してのことではなくて。自然にそうなったんですが。それは単純に面白くなくなったから。
そういえばニュースもどんどん偏向してきて。新聞は広告が紙面の半分以上を占めるようになってしまいました。
今にして思うに。マスゴミはあの頃すでに腐り始めてたんですね。
そして・・・・・今のテレビや新聞は死んでいるのも同然です。
すでに20年以上前から死んでいましたけどね。「お前はすでに死んでいた」なんちゃって!
今の若者に昔の動画を魅せるとても面白いという人が多いです。時間が経ってもその新鮮さが薄れない番組が今はあるんでしょうか。
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「タモリ倶楽部」や「オレたちひょうきん族」はテレビ界の良心であった。
私がとあるバーで知り合った方がいまして。
テレビを愛しているがゆえにその堕落ぶりにがっかりしてテレビを観なくなった。でも「タモリ倶楽部」だけは観ていたという方がいらっしゃいました。「今夜が最高」が終了して、「オレたちひょうきん族」が終了してしまったら見る番組がなくなってしまったんですね。
私がまたまったく同じような事をしていたので。嬉しくなりまして。テレビの悪口を肴に盛り上がりました。
特にオレたちひょうきん族!
いい歳をした親父たちが夜が更けるまで熱く語り合いました。
『オレたちひょうきん族』(オレたちひょうきんぞく)は、フジテレビ系列で1981年5月16日から1989年10月14日まで毎週土曜日20:00 – 20:54(JST)に放送されていた日本のお笑いバラエティ番組。
若者は知らない方も多いかもしれませんが、オレたちひょうきん族は素晴らしい番組でした。
アドリブがともかく半端じゃなく面白かった。もちろんその前にテレビ界を制覇していた「8時だよ全員集合」のドリフターズも面白かったです。ですが、予定調和のギャグは天才たちのアドリブには敵わず、その王座から陥落せざるを得なかったんだと思います。
クレージーキャッツ、コント55号、そしてドリフターズ。みんな面白かったですが。ネタを練り上げて笑いを作ったものばかりです。
だから比べてみると笑いの質が違うことがよくわかります。
ザ・ドリフターズ 結成40周年記念盤 8時だヨ ! 全員集合 DVD-BOX (通常版)
ドリフもオレたちひょうきん族もDVD としてのこっています。
フジテレビ開局50周年記念DVD オレたちひょうきん族 THE DVD 1981-1989
動画はユーチューブにかなり残っています。いずれ消されるかもしれませんがとりあえず載せておきます。観たことがない方はぜひ。おすすめです。
ユーチューブで検索すればたくさん出てきます。
ただユーチューブの場合いつ消されるかわかりませんのでね。DVDが残っているのはありがたいですね。
とりあえず削除されるまで貼り付けておきます。
そして「今夜は最高」
いわゆる深夜番組だったこともあって爆発的なヒットこそしませんでしたが。
私は大好きでしたね。こんな教養あふれる番組はなかったんだと思います。
タモリさんがある意味メジャーになったのはこの番組によってだと思います。
今の若い人たちは知らないと思いますが。素晴らしい番組でした。
でもその頃はまだ毒があったんですよね。というかもともと毒のある芸人さんで私はデビュー当時からタモリさんのファンでした。
タモリ
「今夜は最高」はでも。DVDにもならず、今はYouTubeでどなたかがアップしたんで残っていますが。
そのうち消されるんじゃないかなと思います。
非常に残念です^^;
しかし「今夜は最高」も「オレたちひょうきん族」も1989年に終了してしまいました。
ビートたけしさんがなんであの時はあんなに面白かったんですか?って聞かれた時にお金のかけ方の違いだよと言っていましたが、確かにそういうこともあると思います。でもそれだけではないと思います。あの頃のテレビ界には熱気がありました。常に創意工夫があってそのクリエティビティの高さが私達視聴者に満足を与えてくれたんだと思います。
何故昔のテレビは面白かったのか?
ウルトラマンシリーズでピアノ線が見えようが、荒唐無稽で話の辻褄が合わなかろうが。あの頃のテレビは十分に楽しめました。
ウルトラマンG Blu-ray BOX
子供の頃に観た「てなもんや三度笠」はライブ放送だったもんで。背景の絵が倒れてきたことが有りまして。
白木みのると藤田まことが背景の絵を支えながら演技していました。
そういうのも面白かったですね。
それでなんと「てなもんや三度笠」のTV版がDVDになっていまして。
色々と難はあるんですが。よくぞ残っていたものです。
てなもんや三度笠 爆笑傑作集 DVD-BOX
懐かしさがこみ上げてきます。
当時は子供だったから?そういうことが楽しめたんだということはあったでしょう。
私が子供の頃に大人気だった「月光仮面」は戦う場所が何故かいつも同じ応接室で、子供の私にもさすがにわかってしまったんですが。
あとでこれは制作している会社の社長の応接室だったと聴いて思わず笑ってしまいました。
博士の家の撮影は宣弘社の社長の自宅を使った、とAmazonのレビューで書かれていましたが。
それについては記憶に無いです。私はライブで見ていたんではなくて再放送かなんかで観たんだとおもいますが。
月光仮面 どくろ仮面篇 Disc1 [DVD] TVG-020
ともかくあれだけ稚拙なドラマでも未だに面白かったと言えるのは一生懸命な工夫がなされていたからだと思います。
もう一つ。
内容が深かったということがあげられると思います。
月光仮面の後釜で出てきた「七色仮面」なんかは今観ても面白いです。内容が深いというか。
今の時代はタブーが多すぎて漂白されちまったスカスカの内容しかありませんが。
昔のドラマは社会の闇を十分に汲み取ったものになっていたと思います。
だから今大人が観ても面白いんです。
いま当時のDVD を観ると。不適切な表現があるけれども時代背景があるんで勘弁してほしいみたいな文面が書かれていますが。
マスゴミの世界に吹き荒れた「言葉狩り」は人間の本質を描くことを禁止してしまったんだと私は思っています。
差別だのヘイトだのと。言い立てることで言論封殺を図る強烈な日本破壊が進んでいました。
テレビや映画もその被害を被ってしまったんです。
それとあの頃すでにフジテレビなんかは在日に乗っ取られてしまってたんですね。在日や支那の跋扈はアメリカが行った思想統制の一環です。アメリカが許したから在日がマスゴミを乗っとることができたんです。それはもうひどいものだったことが今では知られるようになりました。
テレビを観なくなった私はつい最近までそういうことも知りませんでしたけれどね。
ただ面白くなくなったなってことだけです。そしてテレビを観なくなってはや30年近くが過ぎました。
「笑っていいとも」と「タモリ倶楽部」が残ったわけ
こうして(私にとっての)テレビの黄金時代は20年以上も前に終了し。でも過去の遺産でそれでも一般にはテレビは人気だったわけですが。
私にとってはテレビは1980年台で終了してしまいました。
ところが「タモリ倶楽部」と「笑っていいとも」は黄金時代終了時期に始まって、これは長寿番組になりました。
私思うんですが、「笑っていいとも」は通俗的な番組で、マスを対象にしなくてはいけない分、タモリさんも違う対応を考えなければいけなくなって。持ち味だった毒は完全に消えていました。
それはそれで素晴らしい進歩を遂げられたとは思いますし、国民的スターにもなりました。
でも大人の番組とは言えなかったと思います。私は最初に少し見ただけでもう観なくなりました。
先日終了しましたが、それはギャラの問題もあったんだとか。
ということで私は「笑っていいとも」にはまったく感心がないんですが。
その点「タモリ倶楽部」は最初から超低予算番組という設定で行っていましたし深夜番組枠でしたんで視聴率を取らなくちゃいけないってこともないわけですから、大人の番組でいられ続けました。それでいて視聴率はそこそこ取れていましたのでね。テレビ局側としても止める理由はなかったと思います。30年間後の今までも生き続けてきたんです。そして「タモリ倶楽部」はついに「笑っていいとも」を抜いてしまったんです。
これってすごくないですか?偉大な番組。私はそう思います。
Short Shorts ~TV番組「タモリ倶楽部」テーマ曲~ ハイクオリティサウンドバージョン
まるで。シーラカンスのように。生き延びたという。
タモリ倶楽部オープニング曲「Short Shorts」の裏話
番組を見ているとこんなものが本当に番組なのかと思えるようなチープな作りになっているところがあってそれがまたいいですね。
今は似たような番組もありますが、番組が始まった当初は類似の番組はほとんどなくて新鮮でした。
私はテレビは観なくなったんですが。タモリ倶楽部だけは時々観てました。
タモリ倶楽部に「空耳アワー」が生まれた日
先日子供と話しをしていた時私がタモリのファンだということがわかって「親父がタモリの話をするとは」と驚かれましたが。
私はもう40年近くタモリさんのファンなんですよ。
だから「今夜は最高」を再現した「ヨルタモリ」が一年で終了したときは残念でした。
一貫したポジションを持ち続けた芸人さんってのは少ないと思いますが。
タモリさんはそんな中にあって稀有な方だと思います。
長くなったんでこれで終了しますが、
タモリ のことを深く知ることが出来る本を紹介 「タモリ学」
タモリさんを知る上では素晴らしい本だと思いますので紹介をしておきます。
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