軽やかな歯ざわりと香ばしさ、そして甘じょっぱい絶妙な塩加減であと引く美味しさと、密かな人気を誇るミレービスケット。
素朴な味ながら、食べ始めたら止まらないキケンなお菓子としてTVやSNSで有名となっています。
今回は
- ミレービスケットの誕生秘話とは?
- ミレービスケットの類似品にはどんな商品がある?
- ミレービスケットにシリーズ品やコラボ品はある?
を調べてみました。
素朴でもはや定番感のあるミレービスケットのことを改めて知ると、更に愛着を感じるかもしれません!
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ミレービスケットの類似品は何がある?似てるお菓子6選
ミレービスケットは元々は明治製菓で製造されていたお菓子でした。
その後愛知県の三ツ矢製菓が生地の生産を引き継ぎ、その生地が各メーカーへ届けられ加工されています。
生地は同じでもメーカーによって揚げ油や味付けに工夫がされているので、微妙に違う味が楽しめるのですね。
野村煎豆加工店のミレービスケット
ミレービスケットの中でも一番有名なのは高知県の「野村煎豆(いりまめ)加工店」のミレービスケットでしょう。
元々は豆菓子の販売会社でしたが、昭和30年頃からミレービスケットの加工を始めました。
豆を煎るときに使った油を揚げ油にブレンドし、豆独特の香ばしさがほのかに感じられると大変好評です。
私も気になったので、近所のナチュラルローソンで購入し、食べてみました。
想像していたよりやや固めでザックリとした素朴な歯ざわりに、絶妙な塩加減で手が止まりませんでした。
夫や子どもたちにもすすめたところ「美味しい!」と大評判でしたので、どんな年齢層にも美味しいと思われるってすごい!と改めて感じました。
TVやSNSでも大反響なのも納得できます。
サンコーのミレービスケット
愛知県のサンコーにも同じ名前のミレービスケットがありました。
こちらは米油とパーム油を使用して揚げられています。
レトロでかわいいパッケージに、甘辛味でこちらも手が止まらなくなりそうです。
渡由製菓のミレーフライ
こちらも愛知県にある渡由製菓のお菓子です。
ほんのり甘いサクサク食感のビスケットを菜種油でフライし、塩で味を調えています。
少し名前が変わって「ミレーフライ」となっていますが、甘じょっぱい素朴な美味しさで手が止まらなくなってしまうは同じようですね。
バローのミレーフライ
東海地方にあるスーパー「バロー」のプライベートブランドでも「ミレーフライ」という名前で販売されていました。
シンプルなパッケージで販売されていても売れている、と言うのは昔から愛される美味しさの証でもありますね。
平野製菓のミレービスケット
平野製菓のミレービスケットは2枚ずつの個包装になっているのが最大のポイントです。
美味しいけれど全部は食べ切れなかったときなど、個包装だと湿気なくていいですね。
他の類似品より油っぽさが少なく、塩味が強めにきいてるとのレビューもありました。
ちょっとしたおやつにちょうどいい小分けタイプや、個包装でない大袋タイプなどもありましたので、お好みで選べるのも嬉しいところです。
菊花堂のミレーフライ
岐阜県の菊花堂からも「ミレーフライ」と言う名前で販売されています。
合成着色料や保存料が入っていないシンプルな材料で作られていますので、お子さんのおやつにも安心してあげられますよね。
どのメーカーも工夫をこらしているので、食べ比べしてみるのも面白いかもしれませんね。
ミレービスケットのシリーズ商品もご紹介!
ミレービスケットの類似品についてご紹介してきましたが、シリーズ商品もあることをご存じですか?
もともと美味しいミレービスケットが、他の食材と合わさって更にパワーアップしているコラボ商品もあります。
体に優しい「ノンフライ」や、欲望を満たす「ミレーの枕」のご紹介もありますので、ミレービスケット好きのあなたにぜひ知ってほしい情報です!
ミレーサンド
野村煎豆加工店のミレービスケットと、高知の洋菓子店「モンプレジール」が共同開発したお菓子です。
特製のクリームをミレービスケットでサンドしたことで、新しい美味しさが生まれていますよ。
特製クリームはホワイト・いちご・抹茶・キャラメル・マロン・黒糖きなこ・ゆずの7種類。
更に2021年に「国産いちごジャム」「国産ブルーベリージャム」「瀬戸内産レモンジャム」も販売されています。
まろやかな特製クリームも、フレッシュな国産フルーツジャムも両方美味しそうですね!
ミレービスケットノンフライ
野村煎豆加工店からミレービスケットのノンフライタイプも販売されています。
カロリーが気になる方や、お子さんにおすすめです。
ほんのりとした優しい甘さで、いつ食べても安心できる美味しさですよ。
ミレーの枕
野村煎豆加工店のミレービスケットをとにかくたくさん食べたい!という大ファンのあなたにおすすめです。
最初この言葉を見たときは、「食べ物なのに枕??」と何のことなのか私には分かりませんでした。
こちらはミレービスケットが800gとたっぷり入った大容量パックで、缶のミレービスケットの入れ替え用としても販売されています。
切らすことなく家にいつもある定番お菓子ならではの商品ですね。
まとめ
今回はミレービスケットの類似品やシリーズ商品などについてご紹介しました。
同じ生地を使っていることにも驚きましたし、各メーカーの味の違いも試してみたくなりました。
素朴で定番のお菓子ながら、進化を続けているミレービスケットから目が離せませんね!