ウイスキーについてまともに知識が無く、気まぐれでウイスキーでも飲んでみるかとスーパーなどに行き、適当に安いものを選んだら、とびっきり不味くて放置してしまった、と言う人がいるでしょう。
このブログをよく読んでいる人であればそんなことはないと思いますが、友人や知人にそんなしくじりをしてしまった人に教えられるようなネタとして、そうしたまずいウイスキーをどうやって飲むべきかを私なりに考えてみました。
香薫は、カラメルからの甘い香りと味わい、ほんのりとウッディな香りがありますが、それ以外には何もなく、あとはアルコールからの刺激と辛みが感じられるだけです。
凜は、バーボンを思わせる接着剤の香りが多少感じられ、ナッツ、レモンの香りが続き、苦みが主体で多少甘味があるかな、程度の味わいがあります。
ただ全体的に人工甘味料のような雑味が強く、気持ち悪さが強いです。
どちらも単体で飲むには厳しいです。
使うのは、宝酒造のレジェンドです。この焼酎は、糖蜜の他にコーン、大麦、ライ麦を使った原酒を採用し、全体の20%程を樽熟成した原酒を使うことで、樽からの熟成香、ウッディさが加わってまろやかさがプラスされたボトルになっています。
アルコール度数が20度なので、更に薄まった印象になりますが、ハーフロックで飲む感覚でいた方がいいでしょうね。
ということで、ロックで飲んでみます。
香薫は、巧い具合にレジェンドの麦や樽香に隠れるようになっていて、フィルタリングされたように思われます。
凜は、人工甘味料の雑味が残るものの、レジェンドの持つ樽香と甘味が加わって、多少飲めるほどに改善しました。
使用するコーラは、個人的に好みである「ペプシ BIG〈生〉 ゼロ」です。
ペプシNEX時代からコカ・コーラよりも甘味があり、糖質制限せざるを得ない私にとっては数少ない甘味ものとして重宝しているコーラです。
またレモン果汁については、ポッカサッポロの「お酒にプラス レモン」を使います。同社のポッカレモン100に比べると酸味は抑え気味になっています。
ただ、どちらも味の悪さが目立つので、レモンは二絞りくらいの量を入れた方がいいでしょう。
香薫の場合、アルコールからの辛みがなくなり、元々のカラメルの香りがうまく残り、コーラ、レモンの香りによってうまくフィルタリングされた印象です。
一方で凜だと、違和感のあった人工甘味料の雑味が薄くなり、これもコーラの甘味、レモンの酸味でごまかせている印象です。
使用するウイスキーは2000円台で不満がそれほど来ない、スーパーニッカを使います。
これとまずいウイスキーを1:1で入れる形でロックにして飲んでみます。
香薫の場合、スーパーニッカの香りや味わいを香薫側が持つアルコールの香りや人工甘味料の雑味が殺してしまい、気持ち悪さが残ってしまいました。
もっとスーパーニッカの割合を増やさないと厳しいです。
凜の場合だと、不自然な砂糖の香りが目立って、こちらもスーパニッカの良さを消してしまいます。
これもスーパーニッカの割合が増えないと厳しいですね。
改めて、2つのウイスキーの不味さがすさまじいことを証明したように思えます。
そういう場合は、梅やフルーツをつけ込んで梅酒や果実酒にする方法があります。
梅酒の場合、仮にウイスキーが300mL残っていたとすると、梅の量は200gほど、氷砂糖は100g程になります。
これを広口のボトルに梅と氷砂糖を均等に混ざるように先に入れ、そこにウイスキーを注ぎ、蓋を閉めて冷暗な場所に3ヶ月おいておくことで梅ウイスキーができあがります。
他の果実を使う方法もありますが、ブドウ類については酒税法で作ることが禁止されていますので注意しましょう。
これを教訓にして、下手に値段に惹かれて安いウイスキーを買わないよう気をつけた方がいいですね。
このブログをよく読んでいる人であればそんなことはないと思いますが、友人や知人にそんなしくじりをしてしまった人に教えられるようなネタとして、そうしたまずいウイスキーをどうやって飲むべきかを私なりに考えてみました。
今回のウイスキー
例に挙げるウイスキーとして、世間的にもトップを争うほどまずいウイスキーとして知られる2つの銘柄を出しました。合同酒精 香薫
宝酒造 キングウイスキー 凜 セレクト
ロックで飲んでみる
まずは実際にロックで飲んでみたらどうかを確認します。香薫は、カラメルからの甘い香りと味わい、ほんのりとウッディな香りがありますが、それ以外には何もなく、あとはアルコールからの刺激と辛みが感じられるだけです。
凜は、バーボンを思わせる接着剤の香りが多少感じられ、ナッツ、レモンの香りが続き、苦みが主体で多少甘味があるかな、程度の味わいがあります。
ただ全体的に人工甘味料のような雑味が強く、気持ち悪さが強いです。
どちらも単体で飲むには厳しいです。
激安コース 焼酎甲類と混ぜる
最初の方法として、どちらも焼酎に毛が生えた程度のレベルでしかないので、いっそのこと熟成種を加えた焼酎甲類と混ぜて、多少ましにしてしまおうと思います。使うのは、宝酒造のレジェンドです。この焼酎は、糖蜜の他にコーン、大麦、ライ麦を使った原酒を採用し、全体の20%程を樽熟成した原酒を使うことで、樽からの熟成香、ウッディさが加わってまろやかさがプラスされたボトルになっています。
アルコール度数が20度なので、更に薄まった印象になりますが、ハーフロックで飲む感覚でいた方がいいでしょうね。
ということで、ロックで飲んでみます。
香薫は、巧い具合にレジェンドの麦や樽香に隠れるようになっていて、フィルタリングされたように思われます。
凜は、人工甘味料の雑味が残るものの、レジェンドの持つ樽香と甘味が加わって、多少飲めるほどに改善しました。
ちょい安コース レモンコーラハイで飲む
まずいウイスキーになると、ハイボールでも不味さが変わらないので、味を加えてごまかそうと、コーラとレモン果汁を使おうと思います。使用するコーラは、個人的に好みである「ペプシ BIG〈生〉 ゼロ」です。
ペプシNEX時代からコカ・コーラよりも甘味があり、糖質制限せざるを得ない私にとっては数少ない甘味ものとして重宝しているコーラです。
またレモン果汁については、ポッカサッポロの「お酒にプラス レモン」を使います。同社のポッカレモン100に比べると酸味は抑え気味になっています。
ただ、どちらも味の悪さが目立つので、レモンは二絞りくらいの量を入れた方がいいでしょう。
香薫の場合、アルコールからの辛みがなくなり、元々のカラメルの香りがうまく残り、コーラ、レモンの香りによってうまくフィルタリングされた印象です。
一方で凜だと、違和感のあった人工甘味料の雑味が薄くなり、これもコーラの甘味、レモンの酸味でごまかせている印象です。
高めコース 旨いウイスキーに混ぜる
最後に、それなりのお値段で巧さが保証されているウイスキーに混ぜることでごまかす方法を考えます。使用するウイスキーは2000円台で不満がそれほど来ない、スーパーニッカを使います。
これとまずいウイスキーを1:1で入れる形でロックにして飲んでみます。
香薫の場合、スーパーニッカの香りや味わいを香薫側が持つアルコールの香りや人工甘味料の雑味が殺してしまい、気持ち悪さが残ってしまいました。
もっとスーパーニッカの割合を増やさないと厳しいです。
凜の場合だと、不自然な砂糖の香りが目立って、こちらもスーパニッカの良さを消してしまいます。
これもスーパーニッカの割合が増えないと厳しいですね。
改めて、2つのウイスキーの不味さがすさまじいことを証明したように思えます。
番外編 果実酒ベースに使う
今迄については、何かしらで混ぜたり割ったりして飲むことを考えましたが、それでもどうしても飲みきれないという人もいるでしょう。そういう場合は、梅やフルーツをつけ込んで梅酒や果実酒にする方法があります。
梅酒の場合、仮にウイスキーが300mL残っていたとすると、梅の量は200gほど、氷砂糖は100g程になります。
これを広口のボトルに梅と氷砂糖を均等に混ざるように先に入れ、そこにウイスキーを注ぎ、蓋を閉めて冷暗な場所に3ヶ月おいておくことで梅ウイスキーができあがります。
他の果実を使う方法もありますが、ブドウ類については酒税法で作ることが禁止されていますので注意しましょう。
まとめ
以上でまずいウイスキーを買ってしまって飲めない状況で、どうやって飲みきってしまうかをまとめてみましたが、どの方法も追加の出費を余儀なくされて、1000円以上のウイスキーを買った方がよかった、ということになるでしょう。これを教訓にして、下手に値段に惹かれて安いウイスキーを買わないよう気をつけた方がいいですね。