“座る”のも“座らない”のももったいない? 近鉄観光特急の豪華設備にスーパーベルズ・野月貴弘さんも大興奮!(前編)

22/05/14まで

鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~

放送日:2022/05/07

#のりもの#鉄道#ローカル#アイドル

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22/05/14まで

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音で鉄道の楽しさや、鉄道の旅の魅力を伝える、ラジオならではの鉄道番組「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」。
R1・ラジオ第1で毎週土曜日 午前10時5分から放送中! 放送後1週間は「らじる★らじる」の聴き逃しサービスでもお楽しみいただけます!

トレベラー(番組独自の言い方で、鉄道で旅する人のこと)は番組MCのスーパーベルズ・野月貴弘さん。
近畿~中京地区を縦横無尽に走り回る近鉄(近畿日本鉄道)の看板特急を乗り比べするトレベリンの前編! 人気の観光特急で“至れり尽くせり”の豪華な列車旅を堪能しました!

<取材メモ>
近畿日本鉄道(近鉄)は、大阪・奈良・京都・三重・愛知の2府3県を走り、営業キロの合計は501.1キロ。特急列車の種類が多いだけでなく、観光列車や団体専用列車など、様々なニーズに応える車両・列車を運行している。

至れり尽くせりの豪華設備。観光特急「しまかぜ」に乗車!

京都駅から“乗り比ベリン”をスタート!

三重県志摩市の賢島駅へ向かう観光特急「しまかぜ」。2013年から大阪難波駅と近鉄名古屋駅、2014年からは京都駅から運行している。

野月さん: 私は今、京都駅のホームに来ています。
近鉄の観光特急「しまかぜ」が、入線してきました!
6枚のガラスが鋭角に合わさった前面形状は、近未来的でかっこいいですね~!
今日は“近鉄特急乗り比べトレベリン”ということで、略して“乗り比ベリン”!
いろんな近鉄特急に乗って、優雅に移動を楽しみたいと思います。

豪華な座席でくつろぐ野月さん。

車内アナウンス: 「お待たせしました。近鉄特急をご利用いただきまして、ありがとうございます。この電車は賢島行き、特急『しまかぜ』です。伊勢志摩への快適な旅を心ゆくまでお楽しみください。」
野月さん: 車掌さんのアナウンスが豪華特急らしい、しっとりと落ち着いた口調でよかったですね。
元鉄道運転士の鉄道タレント・響丈さんのアナウンスに似ていたような気も…?

座席は本革で作られた“プレミアムシート”。1列+2列のゆとりを持った配置。

野月さん: 「しまかぜ」の座席は、本革で作られた“プレミアムシート”。
座席のリクライニングや、レッグレスト(足置き)の角度調整もすべて電動。しかも腰の位置にエアクッションがあって、ボタンを押すとマッサージ機のようにリズミカルに伸縮してくれます。本当に至れり尽くせりです!

先頭車は床を高くした“ハイデッカー構造”で、運転席の後ろもガラス張り。眺望を重視した作りになっている。

野月さん: 先頭車は通常の車両より床を高くした“ハイデッカー構造”で、窓も屋根のほうまであるので見晴らしが最高。
しかもカーテンはボタン操作で上げ下げができるんです。便利ですね!

カフェ車両は2階建て構造。片側は通路になっていて吹き抜けのような解放感のある作りになっている。

野月さん: カフェ車両に来ました。
ここは2階建て車両で、1階と2階に客席が分かれています。
片側が車両間を移動できる通路になっているのですが、2階から吹き抜けのようになっていて、大型の窓と金色の柱が良いアクセントになっていて、まるで豪華なホテルのような内装。通路を歩くだけで楽しいですね!

新ノ口連絡線をゆっくり進む「しまかぜ」

野月さん: 新ノ口駅にある“新ノ口連絡線”に入りました。
京都駅と賢島駅を結ぶ特急列車は、橿原線から大阪線に渡るための連絡線、つまり高速道路でいうジャンクションのようなものを経由します。
この連絡線の特徴は単線であるところ。ルートには保線車両の基地などもあって、鉄道が好きな人には見どころいっぱいの車窓になっています!

人気のカフェ車両と名物“デルタ線”を堪能!

カフェ車両の座席はすべて海側に向いている。

野月さんがいただいた「松阪牛カレー」

野月さん: カフェ車両に来ました。
こちらは京都駅を出発した時点で通路に列ができるほどの人気車両。
“プレミアムシート”を堪能しいけど…。せっかく「しまかぜ」に乗ったのならカフェ車両に行いきたい!
楽しみがいっぱいありすぎて、本当に“座る”のも“座らない”のもったいない!
メニューは軽食からデザートまでいろいろあります。僕は小腹がすいたので、松阪牛カレーを食べちゃいますかね~。

車窓左手が「中川短絡線」。名古屋と大阪を行き来する列車が走行している。

野月さん: 大阪線と名古屋線との合流地点である伊勢中川駅に近づいてきました。
ここには三角状に線路が張り巡らせている“デルタ線”と呼ばれるものがあります。
元々、名古屋と大阪を行き来する列車は、伊勢中川駅でスイッチバック(折り返し)をしていました。これを解消するため、1961(昭和36)年に両路線の間に“中川短絡線”を建設しました。

~(デルタ線付近を走行中)~

野月さん: 車窓左手には急カーブを描く“中川短絡線”が見えてきました。
列車は伊勢中川駅から近鉄山田線に入り、鳥羽線、志摩線と走って賢島駅へ向かいます。

車窓から見える鳥羽湾。

~(鳥羽駅付近を走行中)~

野月さん: 車窓から海が見えました! 木々も新緑でまぶしいですね!
カフェ車両は海側に席が向いているので、この眺めはまさに絶景なのではないでしょうか。

賢島駅に到着! 次に“乗り比べトレベリン”する特急列車は?

賢島駅に到着! もっと乗っていたいと思うほど快適な列車でした!

野月さん: 京都駅から2時間47分、三重県志摩市にある賢島駅に到着しました!
長く乗車していたはずなのに、まったく疲れていない。むしろもっと乗りたい!

「しまかぜ」「たかひろ」「しまかぜ」で記念撮影!

~(賢島駅ホームにて)~

野月さん: 大阪難波駅からの「しまかぜ」も到着しました。
僕の両サイドは“両手に花”ではなくても“両手にしまかぜ”状態。
せっかくなので「しまかぜ」「たかひろ」「しまかぜ」で記念撮影をしましょう!

「伊勢志摩ライナー」と記念撮影!

野月さん: 僕が次に乗るのが「伊勢志摩ライナー」です。
じつはこの車両に乗るのははじめて! 塗装は赤と黄色の2種類あって、これから乗るのは黄色。
それでは乗りましょう!

スーパーベルズ・野月貴弘さんの“近鉄特急乗り比べトレベリン”はまだまだ続きます!
次回をおたのしみに!

スタジオトークよりひとこと

左から土屋礼央さん、瀧野由美子さん、野月貴弘さん

土屋さん: まさに“乗ることが目的になる”という車両ですごいですね! 賢島駅から乗った「伊勢志摩ライナー」もどんな車両なのか気になります! 次回が楽しみです!
瀧野さん: 観光特急「しまかぜ」は本当に豪華な設備で乗りたくなりました!私も乗ったら座席に座るかカフェ車両に行くか悩んじゃうと思います。
野月さん: 近鉄は路線網が複雑で、それぞれの場所から伊勢志摩方面へ行けるように短絡線や連絡線があるので、乗っているだけでもワクワクしますね。次回もおたのしみに!

【放送】
2022/05/07 「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」

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