【2022年】空気清浄機のおすすめ人気ランキング17選【徹底比較】

シリコンバレーの空気清浄機開発メーカーであるAirdogの「Airdog X5s」。米国特許を取得した、世界初のTPAフィルターを搭載しています。内部の電磁場で有害物質を帯電させることによって、集塵フィルターに引き寄せるという仕組みを用いています。

脱臭力検証では、3分の稼働で、くさや独特のいやなニオイも残りやすい魚の脂臭も完璧に脱臭しました。集塵スピードも比較的速く、1分で限りなく集塵完了に近いところまで、3分で集塵し終えています。

TPAフィルターの交換は不要で、水洗いも可能です。掃除頻度は2か月に1回と頻度が少なく、手入れが必要なパーツにはつまみがついてたり、戻す際の向きが示されていたりするので、手入れしやすい工夫があります。

本体の価格は高いもののランニングコストは不要なので、買い替えをせず長く使用したいという人にとって第一候補となるでしょう。

水筒や炊飯器などを販売する象印マホービンの「空気清浄機 PU-AA50」。総合モーターメーカー日本電産株式会社と共同開発した、二重反転プロペラファンを搭載。面積の大きい、四面セットのフィルターが特徴です。

カバーがメッシュ状で、面積の大きいフィルターがほぼ剥き出し状態のためか、わずか1分で脱臭を完了。集塵力検証でも、1分時点でごく薄く煙が残る程度まで集塵して3分で完了と、かなりよい結果でした。

フィルターは掃除不要で2年経ったら交換するだけでよいものの、手入れが必要なパーツが5つあり、それらを分解するのに手間がかかる点はマイナス。

しかし、電源を入れない状態で置いておくだけでもフィルターが脱臭効果を発揮するため、とにかく脱臭力を重視して選びたいという人にすすめたい商品です。

エレクトロラックスの「Pure A9」。専用アプリを使用すると、遠隔で電源やファン・スピード、モードの切り替えなどの操作ができます。持ち手&キャスター付きで移動させやすいのもポイントです。

脱臭力検証では、5分という速さで脱臭を完了し、一切の魚臭さも感じない空気に。集塵力検証では、1分時点でわずかにもやがかかる程度まで集塵し、3分で完全に集塵し終えました。

手入れ頻度は月に1回と平均的ですが、手入れはエアクオリティセンサー内に溜まったほこりを掃除機で吸い取るだけ。パーツを分解する作業もないので楽といえるでしょう。フィルターの交換は使用し始めてからおよそ2年くらいが目安です。

食品から家具家電まで幅広く手がける無印良品の「空気清浄機 MJ-AP1」。「デュアルカウンターファン」という逆向き回転する2つのファンを搭載し、空気の吸引と排出を効率よく行います。

集塵力検証では、風量の強い「ジェットクリーニングモード」ですばやい集塵を実現。15秒時点で限りなく集塵完了に近いところまで集塵し、1分時点で完了しました。脱臭力検証でも、8分でくさやのニオイを完全に脱臭。

500時間程度稼働すると手入れが必要です。掃除するパーツは多いものの、構造がシンプルなので取り出しにくさにストレスを感じることはありません。一方で、フィルターの交換頻度が1年に1回とやや多い点はマイナス評価に。

コンパクトさと空気清浄機能の両方を求めていて、より集塵力を重視して選びたいという人にすすめられる商品です。

アメリカン雑貨やインテリアを発信するアントレックスの「Stadler Form Roger 空気清浄機」。本体正面に入ったラインは、光で空気の状態を3段階で知らせると謳います。ステンレス製のデザインはスタイリッシュな部屋にもなじむでしょう。

稼働を開始して5分後には、くさやのにおいはもちろんのこと、魚臭さも完全になくしたため、脱臭力は高評価を得ました。集塵力検証では、1分時点でわずかに上部がほの白い程度まで集塵でき、3分で完了。

月に1回手入れが必要ですが、磁石の付いたフィルターカバーでスムーズに開け閉めできるので、取り出しにストレスを感じません。一方で、フィルターの交換頻度は8～12か月に1回とやや頻繁です。

スチームトースターや電気ケトルなど家電を販売するバルミューダの「BALMUDA The Pure」。航空機のジェットエンジン技術を応用したという独自の整流翼とファン​が、力強く大容量の空気を吸引すると謳います。

集塵力検証では、15秒時点で上部のみほの白いというレベルまで集塵し、1分時点で完了。脱臭力検証では、ほんの少し焼き魚臭が残ったものの、くさや独特の悪臭はなくすことができました。

掃除頻度は1か月に1回と平均的で、回して外すパーツに方向を示す矢印が明記されている点は親切です。ただし、分解するパーツが5個以上と多く、フィルターの交換頻度も1年とやや頻繁であるため評価を落としました。

情報通信システム・家電などさまざまな事業を展開する三菱電機の「三菱空気清浄機」。自動で空気清浄運転時間を計算し、プレフィルターに溜まったホコリをブラシで自動でかき集めるのが特徴です。

15秒時点ですでに上部がわずかに白い程度まで集塵し、1分で完了と集塵力はトップレベルです。脱臭力については、8分時点で焼き魚のようなニオイが残っていて、12分で脱臭完了。

手入れに関しては、1か月に1回の掃除が必要なセンサー部をはじめとして、多くのパーツを分解しなければなりません。構造が複雑で取り外すのにも時間がかかります。フィルターは、静音モードでの使用なら約8年で、ターボモードだと約1年で交換が必要です。

インテリアや家電などを幅広く手がけるアイリスオーヤマの「モニター空気清浄機」。ほこり濃度の変化をグラフで可視化すると謳うモニターが付いています。また、シンプルで操作がわかりやすいボタン設計も特徴です。

稼働8分時点でかすかに魚臭が残っていたものの、専門家でなければ気づかないレベルには達していたため脱臭力は高評価。集塵検証では、1分時点で上部がわずかにほの白いところまで集塵し、3分で澄みきった空気にしました。

プレフィルターとほこりセンサーを1か月に1回掃除する必要があるものの、パーツの取り外しやすさや手入れ方法が簡単であるポイントを点数づけしました。フィルターの交換頻度は約2年と平均的です。

空調・化学・フィルタの3分野を柱に、幅広い事業を展開するダイキン工業の「加湿ストリーマ空気清浄機」。撥水・撥油性の高い素材を使用したTAFUフィルターが採用されています。

脱臭力検証では、8分でくさや独特のニオイや魚臭さを脱臭。集塵力の検証では、1分時点で天井部がほの白い程度まで集塵し、3分で集塵し終えました。

フィルターの交換頻度は10年に1回と、ランニングコストはほぼかからないといえるでしょう。構造もシンプルで手入れがしやすい一方で、プレフィルターを2週間に1回の頻度で掃除機にかけて水洗いしなければならない点は留意しておかなければなりません。

体重計や電源タップなど、生活に身近な商品を手がけるETEKCITYの「Levoit Core 300」。サイズがコンパクトで、リビングだけでなく寝室やオフィス用にも適しています。

脱臭力検証では、8分時点でわずかに魚臭さが残っており、10分で脱臭を完了。集塵力検証では、1分時点で上部がほの白い程度まで集塵でき、3分で集塵を終えました。

プレフィルターのみ2～4週間に一度手入れが必要で、プレフィルターを取り外す際に底面に触れなくてはならないため、衛生面が気になる人は手入れしにくいかもしれません。フィルターは2年で交換が必要です。

家電から住宅設備まで幅広く商品展開するパナソニックの「加湿空気清浄機」。スマホアプリと連動すれば、自分が重視したいポイントに合わせてオリジナルの集塵モードを設定することが可能です。

集塵スピードは速く、15秒時点ですでに上部のみがほの白いというところまで集塵し、3分で集塵完了。一方で、脱臭力検証では、完全に脱臭するのに15分かかりました。ニオイをある程度薄くするのは速いものの、完全に脱臭するまでに時間を要します。

プレフィルターを2週間に1回手入れしなければならない点や、集塵フィルターがやや取り出しにくく、戻す際もはめにくい点はマイナスとしました。フィルター交換は10年に1回と少ない頻度です。

家電から生活用品まで幅広く販売するシャープの「加湿空気清浄機」。独自の空気浄化技術であるプラズマクラスター25000や、定期的にプレフィルターに溜まったホコリを自動でダストボックスに集める機能がポイントです。

集塵力に優れ、検証では15秒時点で上部がほの白い程度まで集塵でき、3分で集塵を完了しました。一方で、脱臭完了には15分かかるという結果に。

また、手入れしなければならないパーツが多い点もマイナスに。ただし、手入れ頻度は1か月に1回と平均的で、フィルターの交換頻度は10年に1回と少なめです。

主に除菌商品やクリーナーを販売するシリウスの「次亜塩素酸空気清浄機 Viruswasher」。水タンクに食塩を入れて使用するのが特徴です。

次亜塩素酸が硫黄化合物などのニオイ分子によく反応し、5分という速さで脱臭を完了。集塵力検証では、1分時点でほとんど、3分でもやを集塵し終えました。

一方で、タンクの手入れが毎日必要であることや分解するパーツが多いこと、手前のトレイをセットしづらいことから、手入れには手間がかかります。花粉吸着フィルターは1年に1回、ほかは5年に1回交換が必要です。

掃除機やヘアケア製品で人気のあるDyson（ダイソン）の「Dyson Pure Hot + Cool 空気清浄ファンヒーター」。ヒーター・扇風機としても使用可能です。また、空気の状態をディスプレイにグラフとして可視化する機能も搭載。

脱臭力検証では、8分時点では少し魚臭さが残っていましたが、10分で脱臭を完了しました。集塵力検証では、1分時点では上部がもやがかかっていることがハッキリわかるものの、3分時点で集塵完了。

一方で、掃除頻度に指定はなく、外側から汚れを取るだけなので手間はかかりません。フィルターの交換頻度は、1日12時間使用した場合は約12か月ごとが目安となります。

「空気をデザインする」と掲げて商品を製造するカドーの「空気清浄機 LEAF320」。活性炭フィルターに吸着された微粒子をLEDの光によって分解・除去し、フィルターの劣化を抑えると謳います。

集塵力検証では、1分時点で上部にほんのり煙が残っている程度まで集塵し、3分で澄み切った空気に。脱臭力検証では、稼働8分後時点では劣化した油のようなニオイが残っており、18分かけて脱臭を完了しました。

5か所以上を月に1回以上手入れしなければならず、手入れは楽だとはいえません。フィルターの交換頻度は6か月～1年とやや頻繁です。

デザイン家電や生活雑貨を販売するamadanaの「薄型空気清浄機」。わずか13cmという本体の薄さと、天然皮革のハンドルが特徴です。

集塵力については、稼働1分時点では上部に煙が薄く残っているものの、3分時点で集塵完了。一方で、脱臭力検証では、8分でくさやのニオイはなくせたものの、ボンドのような酸っぱいニオイが発生したため芳しくない評価に。

プレフィルターは1か月に1回、光触媒フィルターは3か月に1回手入れが必要で、本体を横倒しにしないとフィルターが外せません。フィルターの交換頻度は、半年～2年に1回が目安です。

家電や日用雑貨などを取り扱う東亜産業の「UV クリアエージ」。冷暖房機器としても使用可能です。フィルターを搭載せず、UVライト・プラズマイオン・オゾンで空気清浄すると謳います。

しかし、集塵力検証では空気をかき回している様子しかみられず、稼働前後で煙の濃さはほとんど変わりませんでした。脱臭の検証でもしっかりくさやのニオイが残っており、脱臭力があるとはいえない評価に。

フィルターを搭載しないので、交換がないうえに手入れも簡単です。ホコリセンサーや表面のほこりを取り除く程度の手入れのみ必要です。