緊縛師のHajime Kinokoが原宿キャットストリートに5人の女性を緊縛しつるすアートをして批判が殺到しています。Hajime Kinokoの経歴やプロフ、作品について調べました!
Hajime Kinoko氏が女性5人を吊るし話題
クリエイティブ・エージェンシーのエン ワン トウキョウ(en one tokyo)が運営する東京・原宿のアートスペース「スタンドバイ(StandBy)」は、ロープアーティストや緊縛師として活動するハジメ・キノコ(Hajime Kinoko)とコラボレーションしたインスタレーションを5月8日まで開催しました。(入場は無料。)
今回のインスタレーションは、ハジメ・キノコがアイコニックな赤紐で「スタンドバイ」の建物全体を“緊縛”するというもの。
外壁を縦横無尽に走る赤紐は全てが内側へと続き、内部中央の空間で星型の多角形を形作っりました。
なお、7日には外壁に5人の女性を縛り付けるスペシャルイベントが行われ、話題となりました。
ビルを縛るアートをした場所はどこ?
今回、ビルを縛るアートをした場所は、クリエイティブ・エージェンシーのエン ワン トウキョウ(en one tokyo)が運営する東京・原宿のアートスペース「スタンドバイ(StandBy)」でした。↓
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目11−1
「スタンドバイ(StandBy)」
ゴールデンウィークの原宿の夕方ですから、まだ幼い子や未成年もたくさん通っていたと思います。
そんな中、こんなイベントを開催したのはすごいですね…。
公衆の面前で女性を縛ることに批判殺到
今回のイベントは始まる前から注目を集めていましたが、イベント後はやはり話題となり、批判も殺到する事態となっしまいました。
「子供もいる18時に公衆の面前で女性を緊縛するなんて信じられない!!」そんな声が相次ぎました。
イベントの動画がこちらです。↓
ものすごい人の数です。
今年はコロナウイルスの規制がない久しぶりのゴールデンウィークということで、イベントにはたくさんの人が集まっていました。
野外で、しかも連休中の夕方ですから、子供たちもたくさん通るであろう場所で、こんなイベントを行ったことに、批判が集まるのは当然のことでしょう。
これを見た子供に、大人はいったいなんと説明するのでしょうか。
また、この女性たちの安全性についても、批判する声が相次ぎました。
確かに、大変危険な行為ですし、下にマットなどが敷いてあったわけでもありませんし、何かあったらどう責任を取るつもりだったのでしょうか…。
また、今回のイベントに集まっていた観客をみてみるとほとんどが男性でした。
つるされた5人の女性を必死で撮影する男性たち…。見ていて気持ち悪いものがあります。
こんなイベントを公衆の場でやるなんて、安全性やモラルについて何も考えていない主催者だとしかいいようがありません。
世間の反応
世間の反応がこちらです。↓
緊縛師のHajime Kinokoがやってた原宿のアートギャラリーのインスタレーションとかいうやつは下にマットとか安全性が担保されてなさそう。<br>こうやって軽視された女性に群がり写真を撮る男性優位な社会の縮図とかいう作品なのかもしれない。
やはり、安全性を疑うコメントがたくさんありました。
また、非常に女性を軽視したイベントだと批判が多く集まっていました。
裏原宿のビルを縛るパフォーマンスを見に行きました。緊縛されたオブジェ化されたビルに女性モデル5人が吊るされ縛られると言うパフォーマンスをビル同様にHajimeKinokoさんがして、一人終わる毎に裏原宿を埋め尽くした観客から拍手や歓声が起きてました。
このイベントを楽しんだ人ももちろんいたようです。
しかし、観客からは拍手や歓声が起きていても、一般人からすれば、まったく理解できないイベントです。
これ、モデルの方の言及を見たんだけど「縄=性ではないです」とか、自分には十分性的に見えましたよ、というコメントに「スケボーのパフォーマンスもあるのでその意見は理解しかねる」みたいな事言ってて、あーーーこれ「エッチな目で見たやつがエッチなんだー」が始まるヤツやん!と思いました。
本当にこんなイベントがアートなのでしょうか…。
魅力を感じません。
今でも……変わってないんだなぁ。アート界隈は。建設と一緒にするなって言うけど、作業の安全基準は建設業と同じになるんだけど
安全よりも作業性なんですよ。何人死んでも変わらない。
Catwalkから何度も落ちてるから、今では5m以内の高さが一番怖い
もしこのイベントで、女性がケガをしたり、命を落とすようなことがあったらどうするつもりだったのでしょうか…。アートだからといって許されるわけがありません。
Hajime Kinoko氏のプロフィールや経歴、作品は?
Hajime Kinokoは1977年生まれ。
人、物、空間などをロープや紐を使い美しく縛る、ショーやアート作品を作るアーティスト。所属ギャラリーは、Komiyama Tokyo。
縛りをエロスと捉えるだけでなく、ポップな解釈やアートへの昇華も得意とし、特に自然(木や岩など)や空間までも縛るユニークな作品性は評価されています。
近年はパフォーマンス以外に、写真や映像によるアートワークも精力的に発表。
縛りと撮影、演出のすべてを手がけています。
また国内のみならず、ニューヨーク、パリ、ロンドン、ミュンヘンなど20以上の主要都市で公演やワークショップを行っており、海外での認知度も高くなっています。
日本を代表する縄のスペシャリストで、2016年には、「クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA)」表参道店のオープニングイベントで緊縛ショーを披露しました。
作品(展示)がこちら↓
2010 個展 小娘と紐 @Lovelies Lab
2015 個展 Red @神保町画廊(東京)、新宿座(東京)、OYOYO(札幌)、リトルモア(台湾)、G788(ボルティモア)写真集 Red @マイウェイ出版
2016 個展 僕が松茸になるまで @クリエイションギャラリー日本橋箱崎
2016 写真集 フォトエッセイ集「一期一会」(三和出版)
2016 個展 花札緊縛美人 @クリエイションギャラリー日本橋箱崎
2017 写真集 花札緊縛美人 @三和出版
2017 展示会 ART FAIR TOKYO 2017 @東京国際フォーラム
2018 展示会 ART FAIR TOKYO 2018 @東京国際フォーラム
2018 個展 縄痕 @BALLOND'ESSAI
2018 写真集 縄痕 @Mファクトリー
2018 展示会 代官山フォトフェア
2019 個展 Perfect Red @ギャラリー・ルデコ
2019 写真集 Perfect Red @Mファクトリー
2019 展示会 ART FAIR TOKYO 2019 @東京国際フォーラム
2019 写真集 鬼緊縛 @小宮山書店
2019 展示会 artKYOTO 2019 @元離宮二条城
2019 個展 Hajime Kinoko ROPE INSTALLATION SHOW @大阪 大丸梅田店
2020 個展 和様緊縛 雅 @ギャラリー・ルデコ
2020 展示会 REAL TOKYO ART展 @小宮山書店
このようにかなり活躍している緊縛師のようですが、今回のイベントの批判で更に世間に名が知られることになりました。
まとめ
今回は、緊縛師のHajime Kinokoが行ったイベントについて調べました。
縄で縛る演出をアートで素晴らしい!芸術作品だ!と思っているファンもいるようですが、連休の夕方にこのようなイベントを大々的に行ったことには、批判が集まってしまいました。
また、安全性についても問題視される今回のイベント。
次回またこのようなイベントを行うのであれば、子供が目にすることのないよう、屋内で、安全性にきちんと配慮して行ってほしいと思います。