御柱里曳き祭開幕
昨日更新でお知らせした御柱里曳き祭が開幕しました、3日、4日と快晴、5日も好天予報で天候に恵まれた祭りになりました。
【5月4日地元紙より】
曳行開始は8時からですが、その前の神事や準備があり、早朝に集合して20人近い地区役員を出発点から300mの行ける場所まで送り届けました。 この20人近くが現場の実戦部隊、約半数の兵站部隊が送り届けてから休息所の設営、昼食・飲み物提供準備に掛かります。
【同上】
参加者制限やマスク着用しても沿道両側は立錐の余地がない超密状態、10本前後約200mの曳き綱両側に子綱を取付け、氏子700-800人が力を合わせて曳かないと柱は動きません。 木遣りに氏子が呼応し、ラッパが鳴り響き「ヨイサ」「ヨイサ」の掛け声で進みます。
【同上】
1回の移動距離は平均15-20m、乗ってる人を含めて10トン前後の柱の引き摺り移動なので、その程度が限界です。 特に里曳きは距離が短く、アトラクションをを楽しみながらの道中なので進行速度はゆっくりです。
【同上】
初日は人が減ったという印象ゼロのいつも通りの超密イベントでした。 ド派手な揃い法被を着たバスツアー観光客の姿がないのと、マスク・マスク・マスクだけが相違点です。
ところで中止された山出し祭の諏訪エリア観光業界の逸失利益はかなりの額になります。 特に観覧券付き宿泊プランを用意してた旅館・ホテルには大打撃で試算してみました。
前々回から地域伝統文化継承と共に観光資源価値が重視され、観覧席が柱毎に分割販売されました。 前回時間制約のある観覧席購入者から苦情が出ない様に時間厳守が徹底され、氏子から『誰の為の祭だ』と苦情が出ましたが、今回はその心配ありません。 山出し祭中止決定後キャンセルに追われる温泉旅館ニュースが流れました、逃がした魚は大魚です。
【同上】
県北長野の善光寺御開帳も大賑わいです。 触るだけで御利益があると言われる回向柱抗菌処理や、境内入場者数制限の感染対策が取られてますが、マスク除けばコロナ前GW風景と何も変わりません。 高速渋滞ニュースも昔通り、小仏渋滞は30km越えるでしょうね。
ではまた。