名古屋ならこのスタイル! おうちで楽しむ「名古屋流お好み焼き」のレシピ
2021年3月13日
広島?大阪?いいえ、名古屋スタイルです
皆さんこんにちは、こんばんわ。名古屋めし料理家のSwindです。
「おうち名古屋めしの教科書」第26回は「名古屋流お好み焼き」をご紹介します。
にゃちこ 名古屋流? 広島とか大阪とかじゃなくて?
そそ。お好み焼きと言えば重ね焼きの広島タイプと混ぜ焼きの大阪タイプで盛り上がりますが、名古屋には「名古屋タイプ」のお好み焼きがあるんです。
にゃちこはこういうの見たことない?
にゃちこ あー! あるある! おやつにちょうど良いやつ!!
小腹満たしにぴったりだよね。
名古屋流お好み焼きの特徴は、なんといってもこの「折りたたみスタイル」。アルミホイルと緑の紙に包まれて、片手で食べ歩きできるのが楽しいです。
あと、昔なら100円、今でも200円台が主流とお値打ちなのも魅力ですね。
にゃちこ 安っ!
高校時代は土曜日のお昼とかに良く買ってたなぁ……。
そんな名古屋タイプのお好み焼き、作り方が分かったらおうちでも簡単にできちゃうんです。
にゃちこ そうなん? なんか難しいそうなイメージがあるんだけど……。
実は結構大変だった(笑) それでもようやく「これなら失敗しない!」という粉の配合にたどり着いたので、満を持してご紹介出来るようになりました。
ということで、ホットプレートで楽しく作る名古屋流お好み焼きのレシピ、ご紹介しましょう!
ポイントは粉の配合! 「名古屋流お好み焼き」の作り方
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≪材料(4個分)≫
・小麦粉 150g
・水 300g
・キャベツ 8分の1~6分の1玉程度
・豚肉(切り落とし) 100~150g程度
・魚粉、青のり、小エビ、天かすなど お好みで適量
・卵 4個
・サラダ油 少々
・こいくちソース 適量
・アルミホイル 適量
≪作り方≫
【生地】
1.ボウルの中で小麦粉に水を加え、よく溶きあわせる。
2.キャベツは短めの千切り、豚肉は食べやすい大きさに切る。
3.ホットプレートに薄くサラダ油を塗り、よく温める。
4.よく溶いた生地を60~70ml程度(深めのお玉で3分の2程度)すくい、ホットプレートの上で薄く広げる(自然に広がる程度でOK)。
5.生地に魚粉、青のりなどをまぶし、上に刻んだキャベツを載せる。
6.小エビや天かすなどをキャベツの上からふりかけ、豚肉を上に載せる。
7.生地を30~40ml程度(深めのお玉で3分の1程度)すくい、豚肉の上からそっとかける。
8.思い切りよくひっくり返す。
9.空いたスペースに卵を割り、黄身を潰して薄く広げる。
10.焼いておいたお好み焼きをスライドさせ、卵の上に載せる。
11.ぎゅっと押して全体をなじませ、しばらく焼く。
12.適度に焼けたところでもう一度ひっくり返し、卵の面にソースを塗る。
13.真ん中にスジをつけ、アルミホイルの上に置く。
14.半分に折りたたみながらアルミホイルで包んで完成。
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にゃちこ ホントに出来ちゃった!!
広島タイプに近い重ね焼きスタイルなのでちょっと慣れは必要かなと思います。
ただ、広島タイプほど大きく作らないのでひっくり返すのも失敗しづらいですね。
何より、生地の配合がポイント。重さで「小麦粉1:水2」の配合にすることで、ちょうど良い感じに広げやすい生地になります。
にゃちこ なるほどー。でも、おうちならお皿に載せて食べても良いんじゃない?
まぁ、そうなんだけどね(笑) ただ、あえてアルミホイルで包むことで、ちょうど良い感じに中で蒸されて、ふんわりしっとりした仕上がりになるんです。
ソースもとろみのあるお好み焼きソースではなく、名古屋では定番のさらっとしたこいくちソースがおすすめ。生地と具材、ソースが一体となった味を楽しんでいただけます。
にゃちこ ……うん、これめっちゃうみゃー! お外でお散歩しながら一杯やりたくなるぅ!
あー、もうすぐお花見シーズンだからちょうどいいかも……って、先に食われてたー!?
今回ご紹介した名古屋流お好み焼きのレシピはyoutube「Swindちゃんねる」でもご紹介しています。
それでは今回はこの辺で。次回も楽しいおうち名古屋めしのレシピをご紹介します!