むらかみてるあきの変遷とアヘ顔の先の話
はじめに
本エントリは,エロアニメ界における「アヘ顔」の第一人者である,むらかみてるあき監督の変遷(絵作り中心)を見ていく.
加えて,彼が何に注目しているのか?や「アヘ顔」の先…について考えていく.
以下結論めいたもの.
- 影の付け方が濃くなる.舌のディティールが増した.
- アヘ顔から鼻へエスカレートしていく
- アヘ顔も女性の奥(裏側・内面)を見たい欲求の表れだったのでは?
- しかし,膣内断面描写は少ない
新体操(仮)
むらかみてるあきの名が一気に知れ渡ったのはこの作品だと思う.
彼の代名詞である高速ピストン,アヘ顔,電気責めが出揃っている.
しかし,このときのアヘ顔は,舌は強引に引っ張り出されている.
黒愛〜一夜妻館・淫口乱乳録〜
ある種,むらかみてるあきが完成したのはこの作品からである.
舌は強引に引っ張り出されなくても,だらし無く出るようになり,陰毛が顔に付いていたりと,今に続くむらかみてるあきのアヘ顔が完成する.
そして自覚的に使っている.(自身の「武器」であることが分かっている)
これ以降の彼の作品はすべてアヘ顔が出てくる.
絵柄もこの作品以前と以降では違ってくる.
この作品以降,舌のディティールが増し,ヌメっとした感じになっていく.
また,最近のアニメのキャラデザと10年前のアニメのキャラデザ - WebLab.otaで考察したが,今は「影が少なくなる」のが流行りの絵柄だが
むらかみてるあきは,三段,四段の影付けをして,肉感的,ムチムチっとしたボディにし
顔にも出来るだけ影を付けて,「歪んだ顔」,「いやらしい顔」を作っていくようになる.
監獄戦艦
監獄戦艦はもう明らかに「鼻」に拘っている.
1巻から,鼻の穴を描き.やたらと顔を煽って鼻の穴を映そうとしている.
4巻はキャラデザさえ歪んできて,もうヌケるんだか使えないんだかわけわからなくなってきている.
「内部」というキーワード
鼻の穴もそうだけど,むらかみてるあきのアヘ顔って大きく口を開けて,目一杯舌伸ばして……本来見えないところまで見せようとしてる感じがする.
女性の内部を見たいっていう欲求.
内部といえば,こののどちんこ演出もむからみてるあきは好きである.
しかし,膣内断面描写はあまり使わない(まったく使わない訳ではないが).
むらかみてるあきにとって,頑張ったら見れるところと,頑張っても見れないところ……という違いでもあるのだろうか?
まぁ何にせよ,彼の興味は,アヘ顔から鼻の穴へと移りつつあるらしい.
今後,どういったエスカレートを見せてくれるのか?興味深く見続けていきたい.
アヘ顔の歴史 - WebLab.ota
アヘ顔年表 - WebLab.ota
アヘ顔論壇の誕生 - WebLab.ota