まだカラーバンドが無かった時代に、梱包用紙バンドで作成しました。作るきっかけとなったのは、誠文堂新光社から1977年に発行された「子供の科学」別冊『紙ひも細工 SLと帆船』を目にしたことでした。
材料は100%紙バンドです。当時は、方眼紙に手書きで設計図を作成していました。
カラーバンドを使用し、パイプ系はアクリル棒です。動輪の車軸には、ミニチュアベアリングを付け、回転を改善しました。設計図は、フリーソフトのJw_cadを用いて作成しました。
Jw_cadで作成したjwwファイルをdxfファイルに変換し、Fusion360に挿入して3D化にも挑戦してみました。
マウスで視点を360度変えられます。
完成車の3D設計図です。
シャシー(台枠)と車輪部分、ボイラーとキャブ(運転室)部分を別々に作り、合体させています。
約200の部品を2Dの設計図から3D化して組み立てています。
Jw_cadを使用
マイクロエース 1/50 蒸気機関車 D51を参考にさせていただきました。
設計図をクリックすると実寸大のPDFファイルが開きます。
クラフトバンドでは車軸の穴を正確にドリルで開けられないため、この部分はバルサ材シート(厚さ3mm)を使いました。
左右同一の位置に車軸の穴を開けるために、2枚重ねてテープで固定し、ドリルで穴を開けます。
4つの車軸穴は、正確に等間隔を保つよう細心の注意を払ってください。
車輪の回転をスムーズにするため、車軸の穴にベアリングを挿入接着します。
ミニチュアベアリング内径8mm外径12mm幅2.5mm(NMB DDL-1280 678)
設計図をクリックすると実寸大のPDFファイルが開きます。
クラフトバンドでは車軸の穴を正確にドリルで開けられないため、この部分はバルサ材シート(厚さ4mm)を使いました。
車輪の大きさ、車軸穴の中心位置、連結棒をつなぐ穴の位置が均一になるよう細心の注意が必要です。
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取付けた動輪がスムーズに回転するか確認する。
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連結棒を取付けた後、動輪がスムーズに回転するか確認する。
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主連結棒が取付けられている動輪の回転に伴って、クロスヘッドがスムーズに動くか確認する。
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車輪周りが完成したので、全ての連結棒がスムーズに動くか確認する。
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ボイラーと歩み板が平行に接着されるよう細心の注意をはらう。
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シャシーとボイラーを結合する際には、車輪の接地面とボイラーが水平になるよう細心の注意をはらう。
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安全弁 泥溜
ボイラー手摺
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端を丸めた幅4mmの型木を作成する。
アクリル丸棒を型木にテープで固定し、ヒートガンで曲げる。
冷却パイプ メッキ調スプレー銅色(アサヒペン)で塗装
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Mr.ネコの手3〈塗装持ち手〉
塗装したパーツを乾燥させる作業をお助けする便利な支援ツールです。
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【豆知識】 D51の意味 |
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アルファベット部分は動輪の数
Bは動輪(蒸気ピストンからロッドで結ばれて駆動力を伝える大きな車輪)が2軸、Cは3軸、Dは4軸、Eは5軸です。 数字部分は 10~49(タンク機関車) ---機関車自体に石炭と水を積載、ローカル線や短距離向き。 50~59(テンダ機関車) ---機関車の後ろに石炭と水を積んだ炭水車を連結、幹線や長距離向き。 60~62(従輪が2軸の軸重軽減型テンダ機関車) 従輪---動輪の後ろにある非駆動車輪。この従輪を増やすと軸重を減らせる為、規格の低い線区でも使用出来るが牽引力は落ちる。 |