抄掠・抄略・鈔略(読み)しょうりゃく

精選版 日本国語大辞典「抄掠・抄略・鈔略」の解説

しょう‐りゃく セウ‥【抄掠・抄略・鈔略】

〘名〙 かすめうばうこと。他人金品を略奪すること。
※続日本紀‐霊亀元年(715)一〇月丁丑「親族死亡子孫数人。常恐被狄徒抄略乎」
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「斯軍に敵すと云ふにもあらねば辛くして抄掠危難を免れたり」 〔後漢書‐袁術伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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