経験を活かし

常に現場のことを
考えています
私自身、現場が長かったので、現場が楽になる、喜ぶ、元気になるというやり方を常に考えています。商品づくりもすべてそうですね。自分の経験がありますから、今の現場を見てもっとよくなるだろうな、やる気になるだろうなということは常に考えています。

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高橋 均 Hitoshi Takahashi
代表取締役
取締役社長
現在は商品開発に力を入れています。これだけ競争が激しいと、永続経営のためにも商品開発に力を入れないと生き残れない。お客様も飽きてきますからね。今は健康志向もありますが、時代の流れをつかまえないとダメですね。いかにお客様が求めているものを提供できるかが大事です。

社員は兄弟
お店は家族

「社員は兄弟、お店は家族」これは同族経営という意味ではなく、新入社員として自分の弟や妹が入ったのであれば、丁寧にやさしく真剣に仕事を教えてほしいといった思いを込めています。そういう教え方ができれば人は感謝し、辞めていかないでしょう。そして、お店にはお子さんからお年寄りまでいろいろな方がみえますので、自分の家族が来たと思い、心から美味しいものを提供しようという話をよくしています。また、新入社員研修や店長研修には私も必ず出ているのですが、今日はちょっと親父の小言を言うぞと、気づいたことを言ったりお願いをしたりします。その後の懇親会では全社員のテーブルを回って一人ひとりに声をかけるようにしています。私は仕事ぶりや成果はもちろん、全店長の名前と顔を覚えているので、成長したなとか、売上すごいねとか、うまく経営してるねとか、社員と積極的にコミュニケーションをとることを心がけています。

自分にご褒美をくれるような
そういう人生をつくってほしい

今の若い人には創造力を期待したいですね。言われたことをやるのではなく、自分で考え行動に移す。それが大事です。ピーター・ドラッカーも言ってますよね。人から言われたことに対しての仕事の満足感はない。しかし、自分の中から主体的、自主的に行動して出て来たものは最高の喜びであると。若い人には「今のうちはどんどん苦労していい」とよく言うのですが、最終的に仕事が終わる時、自分で振り返って、自分の人生よかったと自分にご褒美をくれるような、そういう人生をつくった方がいい。最後に悔いのない人生、私はいつもそう思っています。

「自分が」ではなく
いかに相手のことを思いやれるか

社会人になったら「自分が」ではなく、いかに相手のことを思いやれるか。周りの人を理解することが大事ですね。気を配ることが商売では何よりも大切だと思います。

この先ハイデイ日高はすごい会社になりますよ。まだ詳しくは言えないですが、持続的成長への取り組み、未来に対する取り組みをすでにはじめています。これからの当社の成長は、設備投資と商品開発力、人材教育だと思うんです。この3つが絶対必要で、これがちゃんとできていれば、これからも永続経営ができると思います。そして、美味しいものをどんどんつくっていく。そのための設備を完備し、しっかりとした教育を受けた社員、美味しい商品、素晴らしい接客、クリンリネスができればお客様はこれからも来てくださると思います。そして、もっともっとお客様に喜んでもらえるハイデイ日高が数年後には誕生する。それが私の最後の仕事です。
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