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ホワイト企業とブラック企業

ホワイト企業は従業員に優しく、働きやすい環境で仕事ができるイメージがあるでしょう。

一方、ブラック企業は従業員をこき使い、酷い時には過労死させられるというイメージがあります。

以下に、一般的に言われているホワイト企業、ブラック企業の特徴をまとめてみました。

【ホワイト企業の特徴】

・給料が高い
・残業がほぼない
・休日・休暇がしっかり取得できる
・不正がない

【ブラック企業の特徴】

・給料が低い
・残業100時間超は当たり前
・休日出勤は当たり前
・不正が氾濫している
・パワハラ、モラハラ、セクハラがある

ホワイト企業のゼブラ化現象

ホワイト企業にもブラック部署が…

ホワイト企業に入社できたからって安心はできません。今度は配属される部署によって、ブラックな環境で働かされることがあるからです。

つまり、一つの会社の中でも、配属される部署によって労働環境がかなり異なってくるということです。

社内の中にホワイト部署、ブラック部署があることから、『ゼブラ化現象』とも呼ばれているようですね。

私が経験したブラック部署

私も世間では一流のホワイト企業と言われていましたが、社内でも労働環境が悪い部署で働いていました。

他の部署はほとんど定時で帰れるのに対し、私の部署では夜遅くまで働き、何とか日付が変わる前に帰れるといったことが多かったです。

社員としては働いている会社よりも、部署の方が生活に影響を与えるのです。

つまり、実際に働いている者にとって、企業よりも部署の方が重要なのではないでしょうか。

なぜゼブラ化現象が起きるのか?

では、なぜホワイト企業の中でも、ブラック部署が生まれるゼブラ化現象が起きるのでしょうか。

その理由は、様々ありますが、主に考えられることについていくつか紹介します。

業績を守るために一部にしわ寄せがくる

残業規制が裏目に

現在ホワイト企業と言われている企業の中でも、現在の尺度で言うと昔はブラック気味だったということもあるでしょう。

今は労働基準法を守らないブラック企業への取締りが厳しくなっていますから、無理やりにでも社員の労働環境の改善を実施しなければなりません。

しかし、当然のことながら会社は業績を維持しなければなりません。
今までは労働時間を延長することで回っていたところも、残業規制によりそれができなくなってしまいます。

ではブラックな部署はどうするかというと、記録上残業はしていないように見せるのです。

つまり、残業代の出ないサービス残業をさせたり、家に持ち帰って仕事をさせたりするのです。

ノルマや納期のない部署は残業が少なくなる一方、ノルマや納期のある部署は労働時間が減らないといった自体になるのです。

しわ寄せによるブラック部署化

また、残業による労働時間延長限度がない業務を行っている部署へ仕事が多く回されるということもあります。

一般的には残業は1ヶ月45時間ないし、労使協定を経て60時間に制限されていますが、建設事業、自動車運転業務、研究開発等の業務はその制限がありません。

そのため、これらの業務を行っている方に仕事の負担が増え、結果的に残業時間が増えることもあります。

部署の労働環境は上司しだい

会社自体が労働環境のホワイト化を目指していても、自分のところの部署までそれが徹底されているとは限りません。

結局のところ、部署の労働環境は上司しだいというところが大きいでしょう。

部下の健康やワークライフバランスよりも、ノルマや納期が絶対と考えているところはブラック化した部署になりやすいでしょう。

上司により有給が使いやすかったり、使いにくかったりすることもあると思います。

例え今ホワイト部署だと思っていても、上司が変わった途端にブラック化するなんてこともあるのです。

平均的にホワイトに見せれば良い

外の人間には会社の内情は詳しくはわかりません。
それを利用して、外見はホワイト企業に見せるような会社もあるのです。
分かりやすいところでいうと、何でも平均化して従業員の労働環境のデータを出しているところがそれに当たるかもしれません。

例えば、残業時間が平均で月に30時間といっても、ある部署では月10時間なのに対し、ある部署では月100時間を越えるこころもあると思います。

従業員の労働環境満足度のデータも、一部の部署は点数が極端に低くても、多くの部署が点数を引き上げていれば平均は良くなります。

つまり、会社は全ての部署の労働環境を良くするより、労働環境を良くしやすい部署を良くするだけでもホワイト企業に見せることができるのです。

会社の中のブラック部署を避けるのは困難

これまでは、会社がブラックかどうかを判断して就職先を決めることは多かったですが、今後は部署もブラックかどうかを見極めることが重要ということが分かりましたね。

しかし、自分がブラック部署に配属されることを避けるのは困難だと思います。その理由について少し話していきます。

人手不足な部署に回させる可能性が高い

ブラック部署は人手不足で忙しいところが多いです。
例え、新入社員でも労働力は欲しいところでしょう。
逆に、ヒマでしょうがない部署には人手入りません。

つまり、あなたがゼブラ化した会社に入社すると、ブラック部署に配属される可能性が非常に高くなります。

新入社員では勤まらないような部署でも、何年か他の部署で育てられた後に異動させられる可能性も十分あるでしょう。

つまり、自分で配属先を決められない以上、ブラック部署に配属されることは完全に避けることはできません。

入社後の異動は予想できない

ホワイト企業に入社して、入社後もホワイト部署に配属されても安心はできません。数年経った後に、ホワイト部署からブラック部署に異動させられる可能性だってあるのです。

今まで異動はあまりないというところでも、企業を取り巻く経営環境が刻一刻と変化する現在、異動の可能性がないとは言いきれません。

つまり、いつブラック部署に異動になってもおかしくないため、ブラック部署に配属させることを避けることは困難になります。

上司は選べない

上司により労働環境がブラックになるかどうかが決まることも多いでしょう。当然のことながら、自分で上司を選ぶことができません。

入社後に、異動や昇進により上司が変わることもあるでしょう。

ノルマが絶対の上司、飲み会参加を強要する上司、パワハラをする上司、様々な上司が会社にはいます。

自分と馬が合わない上司もいることでしょう。自分で上司を選べない以上、自分の労働環境がいつブラック化するかは避けられません。

運悪くブラック部署に配属されてしまった場合

あなたがとる行動の選択肢

では、このようなブラック部署に入ってしまった人はどうすればよいのでしょうか?

あなたが取るべき行動は以下のどれかになるかと思います。

行動1.ブラック部署の労働環境が変わるのを待つ

行動2.他の部署に異動願いを出す

行動3.転職する

どの選択肢を選ぶべきか

まず、行動1についてですが、これは基本的には受け身の行動なので、あなたがやれることはありません。

もし、ブラック労働の環境が時期的なものなら、時間が経てば労働環境ア変わるかもしれません。

次に、行動2についてですが、これはあなたの会社全体がブラックでなかったら、他の部署に異動願いを出すのも良いでしょう。

運よく異動できてブラック部署から抜け出すことができれば、あなたのつらい労働環境は変わるかもしれません。

最後に、行動3についてですが、すぐに労働環境を変えたいと思うのならば、思い切って転職するのも良いでしょう。

すぐに労働環境を変えたいなら転職しかない

しかし、転職は躊躇してしまう人も多いでしょう。
転職先が良いとは限らないし、そもそも転職が成功するかも分からない…

ただ、行動1と2を選択したときに労働環境が良くなる可能性から考えたら、転職という選択肢もありかもしれせん。

なぜなら、ブラック部署はたいてい改善することが少ないし、改善してもちょっとマシになる程度ということが多いからです。

また、他の部署に異動願いを出してもそもそもブラックになる部署は、忙しい部署が多いので、その部署にいるひとを異動させるなんてことも少ないでしょう。

つまり、転職をしなければ、あなたの労働環境はすぐに変わることはないと言ってよいでしょう。

もしあなたがこの話を聞いて、転職を少しでも考えたら、すぐに行動に移すべきです。

こちらのような転職サービスに登録し、まずはキャリアの相談やカウンセリングを受けてみましょう。

ブラック部署に怯えるより起業しよう

ホワイト企業に入社できた人でも、実はゼブラ化した会社でいつブラック部署に配属になってしまった人、または、異動になってもおかしくない人もいるでしょう。

そう考えると、サラリーマンとして会社で働くということは、様々なリスクがあることを思い知らされます。

もし、あなたが運よくホワイト企業に入ることができても、ブラック部署に異動になる瞬間が来ないか毎日ビクビク怯えながら過ごすことになるかもしれません。

そんな状況を考えると、会社に入りサラリーマンとして働く方がつらいと私は思います。

それよりも、起業して自由に生きた方が幸せな人生を送ることができます。

そうはいっても、起業なんて成功する可能性は低いいと思う人が大半でしょう。

しかし、ビジネスの中には、失敗しにくいものがあります。
初期コストやランニングコストがかからないようなビジネスです。

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まとめ

今回はホワイト企業の中にブラック部署がある『ゼブラ企業』について話していきました。

ホワイト企業と呼ばれるような会社は、数少ないですが存在します。

しかし、ホワイト企業といっても、ブラック企業に負けず劣らずなブラックな部署も存在することが多いです。

もし、あなたが運よくホワイト企業に入社できたとしても、ブラック部署に配属される可能性は退職するまで残っています。

そんなブラック部署に配属されることに怯えながら働くよりも、自らお金を稼ぐ力をつけて起業した方が楽しい人生を送れると思います。

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