こんにちは、エドワイズです。
ブログ更新サボってました。
コロナの影響凄いですね。学校は行事が中止になったり、授業開始も延期が決まったりと若干先行きが不安になってきました。
個人事業主になった途端この状況は風当たり強すぎィ!
ですが、逆にこれを乗り越えられたらこの先もやっていけそうな気がします。
現在、ゲーム開発の教材を作ってオンライン販売しようと考えているんですが、そこで必要になってくるのが「動画編集」です。
これまでほとんどやってこなかった分野なので、勉強しながら編集作業をやってます。
色々ツールがある中で『DaVinci Resolve 16』というのを選びました。
理由は大きく2つ。
- 無料
別に有料ツールでも買うつもりだったんですが、安いに越したことはないですね。 - マルチトラックオーディオに対応している
録画する時にパソコンから出力される音と、マイクから入力する音を分けて取り込むことができるので、やっぱり声は後撮りしたいという時などに便利。
他の有名な動画編集ツールに「Premiere Pro」などがありますが、料金が高いのと買い切りじゃなく月額制が好きじゃないので断念。
ということで、今回は『DaVinci Resolve 16』の基本的な使い方を書いていきます。
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全体の流れ
まずツールを立ち上げるとこんな感じ。
下にこんなメニューがあります。
基本的にはこのメニューを左から順番にこなしていけば良いという設計になっていますが、簡単な編集だけなら「エディット」「Fairlight」「デリバー」で事足りるので、今回はこの3つを解説。
エディット
主にこのメニューが編集のメインになります。
動画をカットしたり、画面全体を拡大したり、特定の部分だけを拡大したりできます。
まずタイムラインに動画をドラッグ&ドロップ。
不要な部分をカット
ブレード編集モードのアイコンを押して
タイムタインをクリックすると切り分けることができます。
そして、次にトリム編集モードに変更。
切り分けたところにカーソルを持っていくとこんなアイコンに変わるので
ここからクリックして左右にドラッグすれば不要な部分をカットすることができます。
画面全体を拡大
タイムラインの左上にある四角マークから「変形」を選択。
すると画面の縁に白い線が表示されるので
四隅をクリックして広げたり、画面をクリックして位置を調整すると、画面全体を拡大して小さいものを見やすくすることができます。
特定の部分だけ拡大
画面全体を映しつつ、特定のところだけ拡大したい場合はまずビデオを複製します。
選択モードにして
Altキーを押しながらビデオをクリックして上にずらしてやると、音声を除いたビデオ画面だけが複製できます。
ビデオ2の方が画面レイヤー的には上に表示されているので、これを編集していきます。
左上のメニューから「クロップ」を選択。
白い線が表示されるので、調整して拡大したい部分だけを囲ってやります。
そして、変形を選択して
囲った部分の大きさや位置を調整してやると、全体を映しながら特定の部分だけ拡大表示することができます。
アニメーションさせながら拡大縮小するにはエディットではなくFusionから行うことができますが、毎回やるのは結構手間がかかったので、手軽にやりたい場合は今回の方法がオススメです。
Fairlight
このメニューでは音関係の編集ができます。
ノイズ除去
マイクで録音した音にはよくノイズが入ってしまいますが、この方法を使うと小さいノイズなら簡単に取り除くことができます。
エフェクトライブラリにある「Noise Reduction」をオーディオのタイムラインにドラッグ&ドロップします。
すると、ウィンドウが出てきますが、中央のチェックを「手動」から「自動」に変えることである程度のノイズは勝手に除去してくれます。
音量の均一化
録音を小分けにしているとよく音量のばらつきが発生します。
急に音量が大きくなると聴いている方は不快になるので、なるべく音量は均一にしましょう。
オーディオトラックを選択して右クリック。
「オーディオレベルをノーマライズ」を選択。
こんなウィンドウが出てくるので、ターゲットレベルに上限の音量を設定してノーマライズ。
すると、設定した音量より大きくならなくなります。
録音
別撮りなど、後から録音したい場合はまずオーディオトラックを1つ増やします。
既存のオーディオの下あたりで右クリック→トラックを追加→Stereo
ミキサーから、追加したオーディオの入力を設定。
マイクを選んで右下のパッチを押します。
オーディオトラックの「R」ボタンを押します。
その後、録音マークを押すと録音が開始されます。
出力
完成した動画はデリバーから出力します。
基本的にはYoutubeを選んで、フォーマットをMP4に変えれば汎用的に使えると思います。
設定ができたら「レンダーキューに追加」
右の欄に追加されるので「レンダー開始」を押せば動画が出力されます。
使ってみた感想
今回書いた機能は全体のほんの一部ですし、無料でこれだけ機能が揃っているツールはあまりないと思います。
逆に機能がありすぎて最初は使い方が全然わかりませんでした。動画編集に慣れている人なら直感的にわかるのかもしれませんが…。
あとたまに動作が不安定になり、ツールが強制終了されてしまうことがありました。作業はこまめに保存しておかないと怖いです。
とはいえ、無料で十分すぎるパフォーマンスを秘めているので、動画編集を始めてみたいという方にはかなりオススメです。
僕も気に入ったのでたぶん今後もお世話になります。