PythonでWebページの入力を自動化

こんにちは、エドワイズです。

今回はPythonを使ってWebページの入力を自動化する方法を紹介します。

ここではテスト用ページ（http://example.selenium.jp/reserveApp/）を使いながら手順を解説していきます。

 

手順

Pythonのpipコマンドで『selenium』をインストール

 

『ChromeDriver』をダウンロードして作業フォルダに入れる

ChromeDriverのダウンロードページ（https://chromedriver.chromium.org/downloads）

 

実装

Webページを開く

実行するとテスト用ページが開かれるはずですが、エラーが出てしまう場合はChromeDriverのバージョンを下げてみてください。

 

Webページのソースから入力欄のIDを取得して入力

 

HTMLのソースから対象となる入力欄のIDを探します。

 

キー入力

（例）宿泊月に「8」を入力する場合

send_keys関数で文字の入力。

clear関数を書いておくと、最初から入っていた文字が消せます。

 

クリック

ボタンもIDを取得してclick関数を呼ぶことで、クリックした時と同じ挙動にできます。

（例）朝食バイキング「なし」にチェックを入れる場合

 

Webページのソースを見ながらキー入力とクリックができれば、名前の欄も入力して次のページに飛ぶことができるはずです。

ただ、この方法だと次のページで確定ボタンのIDが見つからないと思います。

 

その場合は検証モードでIDを見つけます。

 

左上の矢印アイコンから特定の部分にフォーカスすることが可能。

これで確定ボタンのIDが「commit」であることがわかります。

 

IDが見つかったらあとは同じで、click関数を呼ぶだけ。

 

実装コードをまとめるとこんな感じ。

 

（例）8月2日から3泊、朝食バイキング「なし」、両プランにチェック、名前「エドワイズ」

 

実行映像

 

こんな感じで面倒なWebページの入力は自動化しちゃいましょう。