あにまんウマ娘になりたい部Part56

逃げウマ　鬼つええ！

逆らう奴ら全員ぶち抜いていこうぜ！

本スレは「自分がウマ娘だったら」を妄想するスレです。

スレを開いたあなたも自分のウマ娘になった姿を想像してみましょう。

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参考になりそうなもの↓

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自分みたいにお絵描きできない人向け

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診断メーカー↓

ウマ娘になったらの診断をプログラミングして作った！｜あにまん掲示板https://shindanking.wixsite.com/my-site-1おかしくなったから立て直した画像のような結果が出ますbbs.animanch.com

たておつ

「やはり逃げウマ娘が最強なのでは……？」
「菊花春天逃げ切るウマ娘なんてそうそう居ないからな？」
「ですよね。僕もタイトルホルダーさん並の逃げステイヤーを目指しませんと」
「そんな長いダートレースは無い」

タイホ君迫真の7馬身差
それ以上にシルヴァーソニック君が注目を集めてしまった
滅茶苦茶いい位置取りよってからに。。。

なお勢い余ってラチ飛び越える模様
…なんで？

お絵描きしてたら天皇賞見逃した…

……

>>7

う　あ　あ　あ　あ（PC書き文字）

フルカラーでなおかつ枠までしっかり用意されてて驚いたんだよね、凄くない？

ところでこのメンツで賢さサポカなんすか（疑惑）

>>8

掛けすぎだと思われる

>>7

ショックで見れてなかった()

とても凄いです、なんというかその、とても……凄いです！(NTR感)

語彙力が消えてるのは悲しみによるものでは…？

（なんかバラカよりデザイン気張ってる気がするという顔）
（色塗りは少しくらい抜いてもええやろという顔）

>>7

ちょっと素晴らしすぎない……？？？

塗りも表情もシチュエーションも全部めちゃくちゃ良い

サポカ風メジロず（75%）良い……尊い……

書いてくれるだけでも大変ありがたいのでのびのびと気楽にやってほしい

バラカVSマングースって需要あるかな(ない)

>>13

線画になったことで肋骨服感が見て取れるようになったので素晴らしい…素晴らしい…

久しぶりの三連複的中ヨシ！
落馬してなければもっと勝ってたヨシ！
でも怪我なければそれでヨシ！

フラリンのwikiメンバー申請通ってないっぽいんだけど大丈夫か？

>>17

「マングースと触れ合い企画って言うなら僕に需要があります！」

「マングースってどんなんだっけ。蛇食うやつだっけ」

「…………まあ、その認識も大きく言えば間違いではありませんが。

　蛇を含む多様な小動物を食べるごく普通の肉食動物ですよ」

「そうなのか。なんか一昔前は蛇と喧嘩させられているイメージだったが」

「まあ、毒蛇相手でもあまり恐れないという意味ではやや特異性があるかもしれません。

　でもまあ野良猫だってヘビ狩って食べたりはしますから、結局サイズ相応の捕食者ってだけですよ」

「ほー」

「だというのに毒蛇と戦わされたりヘビ退治に導入されたと思ったら地元の小動物が襲われて害獣扱いされたりそんなんウサギと毒蛇どっちも居るならウサギ狙うに決まってるじゃないですかどこの動物が好き好んで危険な相手を狙うのかと言いたいですし」

「分かったから落ち着け」

「はあい……ちなみにヘビクイワシも主食はヘビ以外の動物ですね。ヘビも普通に食べますが」

「動物雑学ありがとよ」

ライジョウドウの中の人です
前スレでは『ニシオンデンザメ』と書くべきところをウバザメと書いてしまいゴールドシップ氏も巻き込んでしまったことに深く謝罪します
なおウバザメは大型でもすっとろくてプランクトンしか食べず大人しいので人間が並んで泳ぐこともできます
飛び込んでみたら違うサメだったというオチもありますので飛び込む前に確認してください。敬具

>>22

ニシオンデンザメさんは体内からホッキョクグマが発見されることもあるバリバリ肉食性ですからね（捕食性は低いのでもっぱら死骸食

本人の希望もあったしハブVSバラカドボナールでも出し物として出そうかな

オンデンザメか…オデンザメかと🍢

>>25

「ハブも好きですが、危ないのは危ないのでケージ越しで観察する程度にさせて欲しいですね」

「ハブ好きなのか」

「アレで国内最大級のヘビですよ。毒も強くて牙も大きくて格好良くありませんか？」

「そういやお前たまに嗜好が小学生男子になるの忘れてたわ」

「まあ毒性の強さならマムシのほうが上ですし、ヤマカガシはその３倍強いんですが」

「毒蛇雑学……」

「日本で毒一番強いのはウミヘビ類ですかねー」

>>20

こっちには申請来てないっぽいので、もう一度送ってほしいです

このチーム的に需要がありそうなのは『バラカVSゴスロリ衣装』という名の着せ替え企画な気がする

中の人は着せてみたいと思うけど着てみたいとは思わないのでバラカは着たがらないんですよね

ところで服の色の方向性に悩む
青はオーソドクスな勇者カラー系って感じで赤は中身の戦闘意欲的な方向？
赤だと色数少なすぎるかな？　と思うけどその辺は彩度や明度や瞳の炎でどうにかなるとは思う

描いてないけど多分靴はゴッツいブーツとかだと私の性癖にあっていますね

なんかちょくちょくバラカに御執心なメンバーおるの草なんだ

我は通りすがりのブレイブロード
上で挙げてくれた2つならなんとなく青側だと思ふ

それ以外の3Pカラーなら白色とかもありなのか…？


あと何となくフワりんに大量のお菓子を送りつけてみよう

>>32

よしきた通りすがりのブレイブロードさん

青にしよう

>>31

バラカは誉めて伸びるタイプらしいのでファンになったつもりでバラカの良いところを挙げてみよう(提案)

>>7

可愛い……カワイイ……

まだ申請は送っておりませんわー！

あれ？気のせいだったか、まあいいか

お酒を飲んでスッキリ！　中の人です

「おかしいですね……○→◎→▲で決まったはずなんですけど、なんで外れているんでしょうか……エスキモーちゃん、なんでだと思います？」
「何言ってるか分かんないけど、方向性が合ってるなら買い方？なんじゃない？」
「ですよね……うーん、難しい……」

そういえばウマ娘の世界って血統予想しにくいから、こっちの世界より予想するの難しそう

馬券の買い方とかなんもわからん
全部単勝でいいんじゃね？

>>7

やっぱり滅茶苦茶可愛いですね……！　柔らかい雰囲気というか甘い香りが漂ってそう(それマカロンの香りでは？)

パジャマ組、成績優秀な人が多いので賢さサポも納得のワンショットって感じで

>>30

ところ変わってブレイブロードさん、すごく格好いいというか圧がすごい……！　勇者は勇者でも「我が道程こそ『覇道』である」って雰囲気というか

リアルロイヤルビタージュースは覇道だった……？(錯乱)

ビタージュースはただの奇人定期

あなたに馬券の買い方を教えます！！！！！！！！
単勝→まんまですね！選んだ馬が1着なら貰えます！君に一直線です！

複勝→選んだ馬が3着までなら貰えます！頭数が少ないと2着までになります！当たりやすく安いです！好きな馬を応援するならこれが良いでしょう！

ワイド→2頭選びます！選んだ馬が1〜3着どこでも良いので入っていれば貰えます！複数選ぶ中では一番当たりやすく安いです！有力馬が複数いる時はこれです！

馬連→2頭選びます！選んだ馬が1〜2着に入っていれば貰えます！並びはどっちが先でも構いません！やや当たりにくく、配当もそこそこ高いです！2強の時などにどうぞ！

馬単→2頭選びます！選んだ馬が順番通りに1着と2着に入ると貰えます！要するに単勝の進化系です！かなり当たりにくく、配当もかなり高いです！あまりオススメしません！

3連複→3頭選びます！選んだ馬が1、2、3着どこでも良いので全頭入ると貰えます！結構当たりにくく、正直配当もピンキリです！狙い目が絞れるレース以外はあまりオススメしません！

3連単→3頭選びます！選んだ馬が1→2→3着すべてピッタリ同じだと貰えます！要するに馬単の進化系です！最も配当が高く、最も当てるのが難しいです！ガッチガチに硬いレースだとしても基本的に買うのは控えましょう！ほとんど運任せです！

WIN5→ただの宝くじです！一度に5レースの単勝を予想して、すべて当てれば貰えます！要するにほぼ三連単の進化系です！当てた人が少ないほど配当が高くなります！つまり荒れるほど美味しいですが、その分当たらない厄介者です！正直オススメしません！

なんとか塗れましたすごいですよ僕流石ですね（自画自賛（文字通り（かっこいい背景を考えて力尽きて崩れ落ちる音

そしておまけのぶれいぶふぁいあー（エフェクトの関係で背景透過せず

>>43

カッコイイ……これは歴戦の勇者

忘れられた枠連｢同じ枠内の馬が1〜2着に来れば当たりです！馬連より当たりやすく、配当も安いです！有力馬が同じ枠に固まっていたら買ってみても良いでしょう！｣

>>43

……今更かもだけど、最初から比べたらめっちゃ上達してない？？？

あとふと思ったんだけど、髪の色ロイヤルビタージュースっぽいね

全体的に色調が落ち着いててすこすこのすこ

ビタージュースデコレーションということか

おめでとう&ありがとう
心からの感謝の気持ちとしてバラカにはロイヤルビタージュースを進呈致します
尽きた体力をコイツで回復するんだ

拷問だと思われる

>>45

バラカの中の人の絵柄はこんな感じがメインなので……まあちょくちょくお絵描きしてるので上達はするものでしょうけど

バラカ描いたときみたいな公式エミュは難しいということですね！

>>48

材料費負担して貰えるなら飲んでみたいですね（

実際せっかく作ったのにフワりん以外誰も飲んでくれないんだよねひどくない？
バスボムと違って1から10まで食べられるもので構成されてるんだしクインとかクライムとか誰か飲んでくれないかな〜(ﾁﾗｯ

(あれっ？なんか勝手に飲むことになってるぞ……)

クインは合理的であることを優先するのでそんな民間療法じみたヘドロは飲まないんだよなぁ

>>52

(Part47でカジっちゃんを庇って飲んだ時のことである)

当時の記憶を失ってるぞ！今だ飲ませろ！

ビタージュースは一度は飲んでみたいけど真面目な療法としては考えないかな……
クライマックス時空で飲めば疲労がポンと飛ぶ系の効果が実証されてたら飲むだろうけど

どう考えてもヒロポンとかそっちのもの

クライムはモンエナ箱で奢ってくれるなら飲むヨ

>>43

やはりカッコいい……！　バッチバチに好戦的っぽいのに優雅さというか重厚感が抜けていない、凄みがありますね……

>>51

割とこの顔で壁ドン顎クイあたりすれば、大抵のウマ娘さんは落ちてオネダリ(ビタージュース服用の命令)聞いてくれるんじゃないですかね……

あっ私は用事思い出したのでこの辺りで

(見返したら確かにかじっちゃんを庇って飲んでいた……)

「正直言って体力回復の有無はこの際どうだっていいんだ」

「他の奴らが私が受けたのと同じ苦痛に悶える様を眺められるのならなァ…！」

>>58

>>59

所要時間30分足らずで被験体2名をGETだ！

「『私が受けたのと同じ苦痛』ってもう語るに落ちる感が強いと思うんですが、エスキモーちゃんはどう思います？」
「せめてタキオンさんぐらいのクオリティじゃないとね。アンタはタキオンさんのクスリって飲んだことあるの？」
「……ノーコメントで。というよりエスキモーちゃん、いつまでフラりんちゃん膝の上に乗せてるんですか？　流石にそろそろ解放してあげないと」
「……ご、ごめん！　私いつの間に……」
「いいんです、いいんです！　私もエスキモーさんのことお姉さんみたいだなって思ってリラックスしちゃいましたから……」
「『結果』だけだ!! この世には『結果』だけが残る!!
時間の消し飛んだ世界では「動き」は全て無意味となるのだッ！」
「はいはい、どこぞのラスボスみたいなこと言ってないで。とりあえずもう寝る時間だし、フラりんちゃんは私のベッドで一緒に寝よっか」
「いいんですか……？　エスキモーさんさえよろしければ是非！」
「えっ、ちょっ、わたしは……？　おーい、2人とも聞いてますー？」

メジロ組はメジロ家NGが出てるので飲まないですね

ブレイブロードに主治医を放てっ

「トレーナーさんなんか色変わってません？」
「性別と年齢が変わるよりは大したこと無いだろう」
「それもそうですね……？」

そういえば色変わりとれむすめ記念らくがき(Pre-OP芝3600)
デザイン手癖で良いやつは楽ですね！

>>60

(そうだっけ……？)

>>64

姿が変わろうとも機嫌が悪そうな目つきの悪さは据え置きなんだな

有馬記念で
ディープインパクト・ステイゴールド・ナイスネイチャが出走してます他は特に目につくウマいません
ぐらいの状態じゃないと三連単とかいうやつ買っちゃだめなんじゃないんか

空馬がめちゃくちゃいい位置で競馬を進めてたらその限りではない

>>68

今どのレースでも1番売れてる馬券の種類って三連単なんだよね。つまりそういうことですよ

>>66

まあウマ娘になってる事自体が不本意の極みだから……

>>67

「身体が変わったってことは味覚も？」

「あー……うん。苦味と辛味、あと過度の酸味が軒並み苦手になってるな。

　身体的特徴からして致し方ないところではあるが、甘味と旨味、脂肪味ばかり求めるのは宜しくないしなあ」

「とりあえず南瓜食べたらどうですかね。甘みがあって栄養が豊富ですし」

「そうだな。そうするか……あと」

「はい」

「にんじんがすごくおいしい」

「語彙力」

前に言ってたGWのSS、一部書けたので投下していきますね

「とりあえず挨拶して、それからお土産渡して、それからそれから……」
「緊張しすぎだって。もう少し気を抜いていいんだから」
「だってトレーナーの実家だよ！？　ご両親にも初めて会うんだから緊張するの当然でしょ！？」
学園から電車とバスに揺られて数時間。私たち2人はトレーナーの家の前まで来ていた。

「すー……はー……よしっ！　いや、やっぱり駄目！」
「どっちだよ……これ以上待たせられないからもうインターホン押すぞ」ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
「ちょっ、待って！」
私の願いも届かず無情に押されるベル。幾許ののち玄関のドアが開き、中からトレーナーのお母さんが出てきてくれた。

「おかえり、そしてこんにちは。この子の母親やってます。今日、明日、明後日の3日間だけやけどよろしくね」
「母さんただいま。ほらエスキモーも。シミュレーション何回もしたんだろ？」
「そんなことここで言わなくていいでしょ！　ええっと……はじめまして、じゃないか。こんにちは、トレーナーの指導を受けてますメジロエスキモーといいます。お土産も持ってきたのでよければどうぞ！」
「ありがと……これいいお菓子やんか！　流石メジロの子やね。礼儀もマナーもしっかりしてるわ。アンタもしっかりしいや！」
「分かってるからもう上がるで。ごめんな、エスキモー。一緒に帰るって言ってからずっとこんな感じでさ」
「全然大丈夫だから。それにしてもトレーナー、方言出るんだね」
「仕事してる時は気をつけてるんだけど、やっぱり実家に帰ってきたらつい、な。気になるようなら抑えるから」
「ふふっ、いいよいいよ。というかむしろ私にも方言で話してくれたら嬉しいかな。そっちの方が素のトレーナーっぽくて私は好き」
「分かった、善処する……んんっ！　じゃあ中入るから荷物持って上がんで」
「はーい」
短いようでちょっぴり長い3日間が始まった。

>>72

─────

「へー、トレーナーってこんな部屋で育ったんだ。思ってたよりシンプルだね」

用意してもらった部屋(トレーナーの同じ2回の部屋)に荷物を置き、早速トレーナーの部屋を訪れる。トレーナーはここでも机に置いたパソコンとにらめっこしてる。

「まあそんな多趣味じゃなかったしな。ゲームも付き合い程度、強いて言うなら本読むのは昔から好きやったかな」

「ほんとだ。漫画もあるけど小説とかいっぱい。でもトレーナー試験対策の本もいっぱいあるね」

「そりゃあんなムズい試験受かろうって思ったらな……もし読みたい本あったら部屋で読んでいいから」

「……ここで読む」

「おい……まあいいか」

あらすじが面白そうな文庫本を1冊本棚から持ってきて、大きいベッドに横たわる……あれっ？

「ねえ、トレーナー」

「ん、なんかあった？」

「このベッド、1人用にしては大きくない？」

「……やっぱりそう思うよな。まさか母さん……」

「……部屋から枕持ってくるね」

「……エスキモーの好きなようにしてええよ。大した仕事ちゃうし、オレも寝っ転がりながらするかな」

「やった……！」

そこからはもうウキウキでトレーナーの横で本を読んでいた私だった。

>>73

─────

「お風呂上がったよー」

トレーナーのお母さんが作ってくれた料理を食べた(すっごく美味しかった)あと、順番にお風呂に入っていった。1番風呂を勧めてもらったんだけど、流石に家族より先に入るのはちょっと……だったから最後に入らせてもらった。

「おう、温かかったか……ってその格好……」

「あっ、このネグリジェ可愛いでしょ。ブライトさんに選んでもらったの」

この前お屋敷に行った時ブライトさんがいたからオススメを教えてもらった。その代わりいろんなこと根掘り葉掘り聞かれたけど……付き合ったってことまではなんとか隠せた、と思う、たぶん。

「花柄が素敵でね。あとそんなに透けてないからいいかなって……トレーナーの隣で寝るのは考えてなかったけど」

「どう考えても白々しかったからな、母さんの言い訳……」

ご飯を食べてた時トレーナーがベッドの大きさのことお母さんに聞いてくれたんだけど、「気のせいちゃう？」とか、「部屋広いのにベッド小さかったらアレやろ？」とかごまかせてるようでごまかしきれてない言い訳をいくつも繰り出されて追及しきれなかったんだよね……

>>74

「……嫌やったら自分の部屋のベッドで寝てきていいんやぞ」

「大丈夫、私は気にしないから」

そう言ってベッドに横になっているトレーナーの横で私も寝っ転がる。枕も持ってきたし本もあるし準備完了……って、

「あのな、エスキモーが大丈夫でもオレが大丈夫じゃなくなるかもしれないんや」

トレーナーが仰向けになった私の上に覆い被さってくる。えっ、うそ……

「だってトレーナー、あの時まだ先だって…んっ」

最後まで言い切る前に唇を塞がれてしまう。

「ぷはっ……ちょっとトレーナー酔ってない！？」

「酔ってても酔ってなくても一緒のことや。こんな可愛い彼女がネグリジェ姿で隣におったらどうしようもない。というか1番最初に仕掛けてきたのエスキモーの方だからな」

「かっ、かわ！？　いや、でもだってここトレーナーの実家でしょ！？　お母さんたちにバレちゃう……」

「1人部屋には不相応なサイズのベッド。そしてあののらりくらりとした態度。分かっててやってるよ、うちの親は」

必死になって言い訳を考える。ええっとええっと……

「そ、そうだ！　トレーナー捕まるよ。だから、さ」

「エスキモーは嫌なのか？」

駄目、そう言われたら返す言葉がなくなってしまう。だってこれはいつかって望んできたことだから。

「嫌じゃ、ないけど」

「だったら、ほら、目を閉じて。優しくするから」

「んっ……」

そう言われ目をぎゅっと閉じ、来たる時を待つ。

そんな刹那、

「そういやアイスあるって言うの忘れてたわ。2人ともどうする……ってあら？　あらあら？」ｶﾞﾁｬ

「「……」」

「へー、ふーん。まあアイスはいつでも食べてええからなー　ごゆっくりー」

>>75

─────

「……本当に悪かった。飲みすぎた」

「ううん、ほんとに嫌だったら撥ね退けたらよかっただけなのに受け入れちゃった私も悪いから」

2人してベッドに腰かけ俯く。あの時もしお母さんが入ってきてなかったら……

「本当に向こうの部屋で寝てきていいんだからな？」

「いいよ。私はこっちで寝たい。トレーナーは嫌なの？」

「嫌なわけない……だったらとりあえず向かい合って寝るのはやめよう。ちょっと離れて逆向いて寝たら大丈夫だと思う、たぶん。これでいいか？」

「うん、それで私は大丈夫」

「じゃあ明日もそうしようか。よし、とりあえずオレはアイス食べてくるよ。頭冷やさないとだから」

「あっ、私も行く。先に取られちゃヤだし」

「おいおい……好きなの選んでいいんやからな？」

─────

「アイス美味しかったね」

「確かに美味しかったけど、アイスはアイスでもアイスケーキやったな……選ぶ余地なかったし」

お母さんが用意してくれてたのは近くの洋菓子店で買ってきたアイスケーキだった。2人ともサー○ィー○ンって考えてたからびっくりしたなあ。

「まあまあ、そこはいいじゃん。で、もう寝る？　まだ起きるなら寝るまで本読んでるけど」

「今日は東京からこっち来るだけで疲れたしもう寝よっか。じゃあ電気消すぞ」

「はーい、トレーナーおやすみ」

「おやすみ、エスキモー」

トレーナーがベッドに入ってきた時はやっぱりビクッてなったけど、すぐに寝息が聞こえてきたから私もすぐに落ち着くことができた。それにしてもびっくりしたな……まさかトレーナーが……

まあ考えすぎても仕方ないかな。明日に頭切り替えて早く寝なきゃね。

>>76

今日はここまで。明日と明後日も投げると思うのでご容赦を

なにっ　唐突な神SS
アッアッアッ初日でこれは掛かりすぎですよ

洗顔料のスクラブが目に入ってやる気5段階くらいダウンした話しようと思ったらあまりのイチャイチャに吹き飛ばされた
だが目は激痛のままだ

まあ3日続けてとか言ってるけど、明日の分1文字も書いてないんだよなガハハ

>>79

その話をウマ娘に置き換えてSS書いて

カジ中は結局モチベが下がってSS何も書けてないんだよなガハハ

ダビスタたのちい！

月初めは気力が湧かない……

何かいい感じの話題を挙げられないかなーとか考えてたけどなんにも思いつかなかった(賢さG)
なので初心に帰ってみんながウマ娘になってやってみたいことを聞かせてくだせえ

>>83

そりゃもうレースに出てあの芝生の上を全力で走って勝つことですよ。その上で他の子と仲良くできたら文句なし

別にウマ娘じゃなくてもできるけど
何事かに全力で打ち込むのはしたいなー

スパダリに情緒をぐちゃぐちゃにされたい

スポ根人生を送ってみたい……

あれだ。引退して数年経ってからさ、「学生の時毎日毎日トレーニング三昧でさ。ほんと大変だったけど、最初にレースに勝ったときのあの歓声が忘れられなくてね。ほんと楽しかったなあ」みたいな会話もしたいんだ

まあそれはそれとしてお絵かきも全力したいよねっていうバラカの中身
レースとライブに加えて趣味までやって身体が保つかという問題は棚に上げてもろて

にんじんだ
にんじんを食わせろ

フワりんの目の前で人参でも食べるか…

ティアラ路線がクラシック路線に劣るみたいな風潮が気に入らないっていうのが一つ
誰も成し遂げていないことをしたかったっていうのがもう一つ
結果、桜樫菊を狙うクインリィトゥルーが生まれた
中距離走れるやつ、長距離走れるやつは数あれど、両方走れる奴こそ本当に強いと思ってる

菊花賞に勝ってwinning the soulを歌いてぇ…

蛇足だけどスクラブが目に入って未だに苦しんでるのはクインです
吉祥寺のLUSHで店員と相談しながらブラックダイヤ、艶肌ドロップ、エンザイミオン諸々買ってご機嫌になったと思ったらこれだよっ！！！

「ちょっ…痛！痛たたた！！！ナニコレめっちゃ痛いんですけど！！」

正体はおそらくブラックダイヤの炭片

大変貴重なクイン嬢の台詞シーンである

※だいぶオブラートに包んだ。今に至るまで滅茶苦茶機嫌が悪い。

ウマ娘状態のバラカのとれーなーちゃんに一目惚れした子供が中高生くらいになってから、何処にも存在しないあの日の誰かを探すみたいな幻覚を思いついた

>>96

そういう事もある

人参でも食べて元気出そうぜ

>>98

そうそう。機嫌戻してもらうためにバラカが何か料理作ってくれるって言ってたし。たぶん

ご機嫌取りの食事なんて僕には分かりませんが合理性重点ならとりあえずごった煮無水カレーで良いんじゃないですか
トマト缶含む野菜（グルタミン酸＋食物繊維＋フィトケミカルなど）と肉（タンパク質＋脂質＋核酸）と芋（糖質＋繊維）をしこたまぶちこんでカレー粉（野菜以上の抗酸化・抗糖化能力）で煮て（沸騰以上の温度にならない＝糖化を最低限に抑える）スープごとまとめて食べる（水溶性・脂溶性ビタミン＋各種ミネラル＋材料の栄養素全部摂取）という合理性と美味しさを兼ね備えた料理ですよ
バラカの中の人はだいたいこれしか食べてないですね（脳死

理想を言うなら加熱に弱い一部の栄養素及び腸内環境改善を兼ねたマイクロバイオームを摂取するために生野菜（一酸化窒素、乳酸菌など＋野菜の栄養）や発酵食品（乳酸菌・ビフィズス菌ほか＋元の食品の栄養）、嗜好性を満たすためにフルーツ（糖質＋繊維、フィトケミカルやポリフェノール等）を追加で摂るのが良いでしょう

それと、ウマ娘がいくら運動すると言ってもタンパク質の処理能力には限度があると思われますので、恐らく人間に比べてそこまで大量に摂取する必要はありませんし、脂質もホルモンバランスを整える以上に多量摂取する利点も少ないです
ウマ娘の競技特性（運動時間１～３分程度、強度はスプリントくらい？）を考慮するなら主に必要なエネルギーは糖質になると思われるので、肉や魚ほか各種タンパク源＋脂質源については必要分だけ摂取して、あとは野菜や根菜、果物に加えて好みで穀物、摂取可能な物理量に対して必要エネルギーが少ない場合は砂糖などでエネルギー補給をするのが合理的かとは思います

「つまり適度なバランスで色々食べればいいんじゃないですか」
「ふわふわした結論になってる……」

>>101

×「摂取可能な物理量に対して必要エネルギーが少ない場合」

○「摂取可能な物理量が必要エネルギーに対して少ない場合」でした

要は芋や果物だとお腹いっぱいになってカロリー稼げない場合は砂糖で稼ごうという話ですね

この場合液体でカロリーを稼ぐとお腹に溜まらないし食事をした感も出ないので、ジュースやスポドリなどの砂糖入りソフトドリンクが手っ取り早いでしょうか

＞砂糖などでエネルギー補給

ごめん砂糖水啜ってるカブトムシのイメージしかでてこんかった

調教師が飼養管理技術求められたりするからトレーナーの場合も栄養学が必須技能に入るんだろうけど人によっては栄養士とか雇ってる人もいそうだなって思ったり
そういやセイウンスカイのとことか東大大学院がついとったな

>>103

ぶっちゃけジュースとか飲んでるヒトはだいたいそんなもんですよ（暴言

「ちなみに僕は別に砂糖に頼るまでもなくエネルギーを稼げるので普通にお芋と果物とたまに全粒穀物パンですね。美味しいですよ」

「アグネスタキオンと違って、合理性を謳いつつそれなりに美味しく食ってるんだよなお前。

　あとさらっと理想枠に発酵食品入れてチーズの正当性を主張してない？」

「で、でもチーズには腸内環境改善のエビデンスがありますし……」

「別に禁止するわけじゃないから警戒するな……というかくり返し言うけどもっと肉をつけろ」

「今の身体がベストバランスなんです……とは言いづらいですけど。精進します……」

(バラカのケツ年末のガキ使みたいに叩いたら良い音鳴らないかな)

ブレイブロード｢人参ポリポリ｣
フラワリングタイム｢(ウサギさんみたいで可愛い……)｣ｼﾞｰ
ブレイブロード｢( ･´ｰ･｀)ﾄﾞﾔｧ｣
フラワリングタイム｢(ドヤ顔してきてる……美味しいのかな)｣ｼﾞｰ
ブレイブロード｢ﾎﾟﾘﾎﾟﾘﾎﾞﾘ｣
トレーナー💮｢(なにをしてるんだあの二人は……)｣

人参じゃ効果が薄そうなのでパフェとかのスイーツに切り替えよう
あとはダイエット期間にぶつける形で

>>106

「直後に蹴飛ばされるのは覚悟の上ですかね」

「やらせないから蹴るなよー」

「じゃあ守ってくださいね」

「俺のケツはいい音はしないぞ」

「代わりに叩かれろとは言ってねえですよ」

（なお実際に蹴るのは痛いかなあ、と実行には移さないバラカ

>>108

「ダイエットも管理してあげた方がいいんでしょうか？　でもそれってトレーナーさんの仕事ですし……うーん……」

「食事管理は基本トレーナーの仕事だからね。向こうが求めてきたらでいいんじゃない？」

「ちょっとぷっくりしてるフラりんちゃんも可愛いんですけど……難しいですねえ……とりあえずお屋敷に連絡して……」

「話聞きなさいよ」

>>106

3サイズ上は“ある”けど身長考えたらそんなにだから、やるならもっと大きい人にしないと。カジっちゃんとか

バラカトレ描いてからなんか色に既視感あるなって思ってたけどスティッチだった（耳
耳の内側紫色だと目立つかなと思ったけど赤みが強い分ターボより大分自然だな

つまりとれーなーちゃんもスティッチみたいにフラダンス衣装を着る…ってコト！？

>>108

フラりん｢ﾒﾁｬｸﾁｬﾋﾄﾞｲｰ!｣

トレーナー💮｢スイーツを出されたらとりあえず食べるその思考を叩き直すのだ…｣

【お題】
街中で自分のファンから声を掛けられた場合の各々の反応を述べよ
デビュー直後、もしくは有名になってからなどの声を掛けられた時期については自由とする
(配点：150ジュエル)

>>83

短距離を全力で走りたいですね、バクシン推しなので。なお依代にしたのが中距離馬だった模様。

とはいえ中の人は古馬中距離G1が好きなので、大阪杯,宝塚,古馬三冠全部走ってるカジツ(実馬)は実際好みとかなりマッチしてた。もしかして俺は中距離馬だった……？

>>110

実はカジっちゃんはエスキモーちゃんより身長3サイズが全て小さいんだ(W除く) エスキーよりはでかいけど(W含む)

でも後輩が叩かれそうなら代わりに叩かれに行く、それが先輩(おねえちゃん)ってやつじゃないんスかね…… ｽﾊﾟｧﾝ!!

「あの、シュウマツノカジツさんですよね…？
やっぱりだ！この間の中京記念1着おめでとございます！俺いつも応援させてもらってます！！
あっ…急に捲し立てるようなこと言ってすいません。
…もしお時間とかよかったらなんですけど、握手していただいても大丈夫ですか？」

流れ変わったな

>>114

ジュエルだけ寄越せ

懺悔致します
カジっちゃんのことを勝手に中等部だと思い込んでいました

>>114

まずトレーナーが「レースを控えた時期だから御免なさいね」と素早く保定し喋らないように遠ざけます

オフィシャルのSNSページを渡し写真だけは取らせます

さすがに最後に一言くらいはあいさつさせます

「無限に広がる大宇宙」

一瞬誰か理解出来なかったけどライジョウドウかコレ

無限に広がる大宇宙？？？

ライジョウドウソウル気性難ではないようだけど
騎手の人死ぬほど苦労させたんだろうなとは思う

「メジロエスキーさんですか！？　この間のダービー凄かったです！　菊花賞も応援してます！　握手してくれませんか？」
「わぁ！　レース見てくださったんですか？　ありがとうございますっ！　菊花賞も頑張って走るので応援してくださいねっ♪」ﾆｺｯ
(ニッコリ微笑み相手の手を両手で優しく包みこむ……完璧だねこの子)

エスキーはメディア対応もファンサも完璧にこなすタイプ。エスキモーは少しぎこちないけどなんとかこなすタイプかな

俺の頭はあにまんにやられちまった

｢フラワリングタイムさん！有馬記念見てました！貴女のファンです！｣
｢ありがとうございます！次のレースも楽しみにしていて下さいね！｣

普通の対応を行いそうな気がしますね…

むしろこの手のファンサで異常な反応ってなんだよ（）

　皆さんに『憧れの存在』はいますか？　屈強なプロスポーツ選手、絢爛華美なアイドル、世を解き明かす名学者……大抵の人は多かれ少なかれ、誰かしらに憧れて日々を過ごすのだと思います。
　ほとんどの場合、憧れの存在に直接会えることはそうありません。書籍の中、テレビの中……プロ選手の試合を見に行けたとしても、そこには観客席と試合場という隔たりがあるのですから。
　一般人が憧れの存在と並び立つことは、まず不可能。その前提を痛いほどに理解しているからこそ──
「かっ……カりゃレしゅミラージュさん！　ファンでしゅ！　その……あく、あく握手」
　──彼我の境界が崩れた時、人は容易にパニックになるものなのです。

「お声、掛けてくれてありがとうございます！　とても嬉しいです！」
「あわわわ、あのあのあの」
　明らかに不審なキョドり方をした私に微笑みながら、両手でぎゅっと私の右手を握ってくれるミラージュさん。さっきまで買い出しにでも行っていたのか、傍の男性ともども両手に提げていた買い物バッグは手首に引っ掛けられていた。
　というかヤバいヤバい緊張し過ぎて手汗が尋常じゃないし脚ガクガク震えちゃってる！　目の前でミラージュさんが困惑しちゃってる何か言わないと……！
「…………(ﾎﾞｿｯ)……トレーナーさん！　今って時間は大丈夫ですよね？」
「ええ、急ぎの用事はありませんから。そこの貴女も、少し脇に寄って……ゆっくりお話しましょうか」
　流れるようにミラージュさんの荷物を受け取りながら、男性……彼女のトレーナーさんが私に移動を促してくる。後ろを歩くミラージュさんが、私の手に水の入ったペットボトルを握らせながら。
　そのまま進んだ先は公園のベンチ、遊具もないここは滅多に人が来ないことで有名な場所だった。トレーナーさんは入口の方でこちらを眺めているので、ベンチに腰掛けているのは私とミラージュさんの2人だけ。ガッチガチに硬くなっている私を見かねてか、先に口を開いてくれたのは彼女の方だった。
「改めて、カラレスミラージュです！　と言ってもファンの方だったらご存知ですよね。お姉さんは……見たところ高校生くらいです？」
「は、はい！　いつも土日とかレース見に行ってます！　最近だと関西の方で先週勝った……えっと……」
「関西なら阪神大賞典かな？　遠路はるばる応援に来てくれたんですね、ありがとうございます！」

>>128

　年下ながら、とても丁寧な受け答えを見せる黒髪の少女。私も見習わないと……なんて思っていたところで、ふと脳裏を過ぎる疑問。

「あの、他のファンの人にもこんなに丁寧な対応なんですか？」

　もしかして、私があまりにコミュ障なせいで気を遣わせちゃったんじゃ……なんて心配が浮かんだが、どうやらその実は杞憂だったようで。

「ああ、単純にこういう機会が珍しくてですね。例えばメジロエスキーさんってご存知ですか？　同じチームの先輩なんですけど、あちらは結構声掛けられるのに対して私はほとんどなくて」

　片手で足りると思いますよ、なんて指を折りながら苦笑する。きっと怖がられているんじゃないか、とも。

「レース中は知っての通りな顔ですし、やっていることは他の娘の希望を叩き潰すような行為。皆さんに嫌われても文句言えないと思っているので」

　寂しそうな声で、前を見上げるミラージュさん。……彼女のオンオフの激しさは、レースをよく知らない人の間でも時々話題になっている。曰く二重人格だの、曰くとんでもない猫被りだの。……だからといって、だからといって。

　さっき貰ったペットボトルを開き、中の水を勢い良く飲み干す。少し勢い余って咽せてしまったが、心配する彼女に向かって私は口を開いた。

「……私は！　ミラージュさんが好きです、応援してます！　貴女が何と言われていても、どれだけ怖いウマ娘に見えていても！　……貴女の、走りにも人柄にも惹かれたんですから……！」

「……」

　…………やってしまった。ただの一ファンの分際で出過ぎたことを言ってしまった、どれだけ厄介者になれば気が済む「ねえ」んだ──？

「その、発言。信用していいの？」

　──さっきまで浮かべていた快活な笑みも輝きに満ちた眼差しも失せ果て、虚に彷徨うような空っぽの表情。……無彩の蜃気楼、カラレスミラージュ。レース中に見せる彼女の顔が、他ならぬ私に対して向けられていた。

「……やっぱり、怖い？」

　滔々と溢れ出す彼女の言葉。正直言って、怖い。とても。会った最初、緊張していた時の私だったら卒倒していたと思う。けど……

「怖いですけど……怖いけど！　そのミラージュさんも好きなので！　だから応援してるんです！」

>>129

「……、…………そっか。そうですか！　ありがとう、ございます！」

　──最初の通り満面の笑顔に戻った、ミラージュさんのお礼。ちょっと脚から力が抜けたけど、ベンチに座っていたお陰で事なきを得た。

「しかしまあ、一応これでもGIウマ娘なんですけどね！　ファンの方すらビビらせられないような気迫じゃ、この先太刀打ちできるんでしょうか！　なーんて」

　私に手を握らせるように、自分の手を差し出すミラージュさん。最初と違いがあるとすれば、彼女が伸ばしてきたのは片手だけだった、というところだろうか。ありがたく受け取り、そのまま立ち上がる。

「だいぶお時間取ってしまいましたね。私はこの辺りで失礼しますが、お姉さんは大丈夫ですか？」

「全然気にしないでください！　……次のレースも応援していますから！」

　その言葉にくすりと破顔し、トレーナーを連れて公園を後にするミラージュさん。……憧れの存在との邂逅、一時はどうなることかと思ったけど。

「次も絶対見に行こう……！」

　まだ時間はあったはずだし、頑張ってバイト代を掻き集めなきゃ。あくまで一般人の私は、そんな俗っぽい思考に至りながら帰路に就くのであった。

「随分と激しいファンサービスでしたね」

「……トレーナーさん、最初に話した私の過去、覚えています？」

「ええ、それが？」

「……怖がられていたから話しかけてくる人がいなかった、そして孤立した。そんな話ですけれど」

「ええ」

「本当に怖がっていたのはどちらだったのかなって」

「……」

「私を怖いって思いながら、そうでなくともあんなに緊張していたのに、勇気を出して話しかけてくれたファンの人。……そんな立派な人には、報いてあげたいと思うでしょう？」

「……口先だけなら、何とでも言えるだろ」

「それは当然。だから……次も、勝つ」

「予定繰り上げるか。明日からみっちり練習再開するぞ、問題ないだろう？」

「……もちろん。お願い、トレーナー」

というわけで150ジュエルを頂くために書きました(やたら長い定期)、想定時期はシニア(3年目)4月前半くらいです。

ミラージュ、序盤は自分がガチガチになるのに対して、ある程度慣れてきたら「相手の望む自分」を使い分ける(具体的には虚無面の方を出すか否か)と思ったのでこうなりました。どうしてこちらが応援されている……？　素晴らしいお題に感謝です。

>>130

雑なフリ(失礼)からこんな良い小咄がお出しされるとは……名前も出してもらって嬉しい限りですね

予想の斜め上すぎるお題の解答方法

>>77

続き書いた。

─────

「いやー、凄い人だね。トレーナー、これ大丈夫？」

「覚悟してきたけどやっぱりか……たぶん大丈夫。そんなギチギチに予定詰めてないから」

朝トレーナーの家から電車に揺られてやってきたのは歴史の街、京都。その玄関口京都駅に降り立った私たちを迎えたのはそう、人人、人の波だった。

「ここまで来たのに聞くの忘れてたわ。エスキモーって歴史好き？」

「まあまあかな。テストの点数は良い方だし」

「それなら良かった。やったら最初は清水さん行こか」

「清水さんって清水寺のこと？　うんっ、私行ってみたい！」

「やったらせっかくやし産寧坂の方から歩くか。おっ、ちょうどバス来たみたいやし乗るで」

「はーい」

─────

「バス凄い混んでたね」

「昔から変わってないなこれは……」

「トレーナー何回か来たことあるの？」

「何回かというか大学がこっちの方やったんよ。その関係で京都の観光地巡ること多くてさ」

そうだったんだ。こういうところでトレーナーの昔の話聞けて嬉しいな……でも何か変に慣れてるような……？

「もしかして……デートとかもこの辺行ってたの？」

「……ノーコメントで」

「あーっ！　絶対女の子と来たことあるでしょその返事！」

やっぱりそんなことだと思った。昔付き合ってたことあるのは知ってたけど、京都も行ったことあるんだ……なんかショック。

>>133

「……ごめん」

「……じゃあ今まで連れてきた女の子の中で誰が1番なの？」

「えっ、それってどういう……」

「答えてっ！」

「もちろん君に決まってる。それは未来永劫変わらない」

「……っ！　そっか……なら許してあげる。その代わりちゃんと『彼女』として接すること。分かった？」

「……分かった。一人の女性としてしっかりエスコートしてみせるよ。ほら、手出して」

そう言われ差し出した手をぎゅっと握る。まさに恋人のように。

「それじゃ、行こっか」

─────

「坂って呼ばれるだけあって、しっかりした勾配あるんだね」

「山みたいな所だからな。オレも少しは鍛えてるしエスキモーもウマ娘だからどうってことないと思うけどな」

「これでへこたれてたらウマ娘失格だからね……ってこれ何の建物なんだろ。ちょっと改装してない？」

坂を上っている途中左手に何やら高い塀が現れた。何の建物なんだろうって思って先に進んでみてもよく分からない。

「トレーナー、これ何なの？　知ってる？」

「あーっ……これはだな……結婚式場だ」

「へー、結婚式場なんだ……って、えっ！？」

「勘違いはするなよ！？　ここ見せたいがために清水さん選んだわけじゃないからな！？」

「ま、まあまだ先の話だし……って何言ってんだろ私……」

「……いずれ、な」

「えーっと、トレーナー？　それってもしかして……」

「ほら、早く行かないとめっちゃ混んでくるから！　はよ行こ！」

「ちょっと！　教えてよ、トレーナー！」

……気のせいかもしれないけど、上がっている最中ずっとトレーナーの顔がちょっと赤かった。そのことを言っても「坂上って体温上がったからちゃうかな」ってはぐらかされちゃったけど……

>>134

─────

結婚式場を後にして歩くこと10分弱。目の前に現れたのは大きな赤い門だった。

「テレビとか教科書で見たことはあるけど、ほんと大きいね……」

「すごいだろ。でもこれ入り口やからな。とりあえず写真撮ったら中入るから」

「はーい。じゃあトレーナー顔寄せてー　はいチーズ！」ﾊﾟｼｬ

「……どさくさに紛れてほっぺたにチューしたろ」

「えっ、バレちゃった？」

「当たり前だ。というかそんな写真見せられないんだからもう1枚撮るぞ。はいチーズ」ﾊﾟｼｬ

「ありがと。とりあえず他の子に見せる写真はこれにするね」

「……1枚目は本当に駄目だからな」

「分かってるよ。ほら、早く行かないとなんでしょ？」

「はいはい……」

─────

いくつかの階段を上り、歩いて辿り着いた先には大きな舞台が広がっていた。

「すごーい！　これが清水の舞台なんだね」

「すごいやろ。それでほら、向こうの方見てみ」

そうトレーナーに指を差された先を見てみると……

「うわぁ……！　景色すごいね！」

京都の街が一面に広がっていた。

「ここ夜景も綺麗なんや」

「そうなんだ！　じゃあ今度京都に泊まるときに連れてきてね」

「分かった。約束する」

「やった！　絶対だからね！」

そのあと京都の街を背景に写真を撮って、音羽の滝のお水飲んだり、胎内巡りしたりしてゆっくり楽しむことができた。

「……胎内巡りの時私の体触ったでしょ」

「手と手が当たっただけだろ、たぶん」

「ほんとかなー？」

>>135

─────

「お昼美味しかったね。お店も綺麗な所だったし」

「満足してもらえたなら良かった。メジロのお嬢様のお口に合うか心配で心配で」

「こんな時だけメジロのお嬢様とか言うのやめてよ、もう……ふふっ」

お昼は八坂神社の側にあるお店でおばんざいと雑炊を美味しく頂いた。

「柚子の雑炊美味しかったな。なかなか食べることないし、シンプルに美味しかったし……もしかして来たことあるの？」

「ないない！　オレも初めて来たんだって！　前々から気になってて、いつかは行きたいなって思ってたんだ」

「ふーん……だったらいいよ」

「……疑われるの結構傷つくんだからな」

「……ごめん。やりすぎたかも」ｼｭﾝ

「いいよ。ただこれからは勘弁な？　1番は君なんだから」

「……分かった。トレーナーのこと信じる」

「じゃあもうこの話はこれでおしまい。次の場所行くんだったら……おっ、バスで1本で行けるのか。ラッキー」

「次どこ行くの？」

「それは着いてからのお楽しみ♪」

「えーっ、そんなもったいぶらなくてもいいじゃん」

「着いたら分かるから。ほら、バス来たから乗るぞ」

「……はーい」

─────

行き先も教えてもらえずに着いたのは──

「水族館じゃん！　そんなもったいぶることなかったでしょ！」

「でも来る途中ワクワクしただろ？」

「それは、そうだけど……」

「じゃあ早く中入るぞ」

「なんか納得いかないな……まあ楽しかったらそれでいっか。せっかくのデートなんだし」

>>136

─────

「……それで感想は？」

「……すっごく楽しかった」

「なら良かった」

水族館なんて小学生が行くものだと思いこんでたけど、イルカショーは楽しかったし、ペンギンとかチンアナゴとか可愛かったし、光に照らされたクラゲは幻想的でとっても綺麗だった。

「もしかしてトレーナーが来たかったんじゃないの？」

「それもあるよ。こう見えてわりと水族館回るの好きでさ。童心に帰れるっていうのもあるし、そこでしか見れないものっていうのも見ることができるし。ただこれからはもしエスキモーが良かったらでいいんだけど……」

「行く。私もトレーナーと行きたい」

「ありがと。とりあえず次はどこ行こっか？」

「えっ、流石に考えるの早くない？　んーっと、まずは学園の近くから回るとして……」

「そうツッコミ入れながらもちゃんと考えてくれるところ好きだよ」

「……もう、バカ」

─────

「それで京都駅まで戻ってきたけどどうするの？」

時計の針は18時を指していた。普段だったら夕食の時間には早いけど……

「あんまり遅くなったら心配するやろうから、ちょっと早めに食べよっか。お店も開いてるはずやし」

「……私は遅くなっても平気だけど」

「こら。それはお互いなしだって昨日言ったろ？　デビューの時期もそろそろなんだから」

「えっ、そうだっけ？」

そう返すとトレーナーはため息をついたあと少し呆れた顔をして、

「ミーティングの時話したやん……本格化の時期が来たし、夏までにはデビューできそうだなって。もしかしてボーッとしてた？」

「今回の旅行が楽しみで……ごめんなさい」

言われたような気もするけど上の空で全然覚えてなかった……ヤバいヤバい。レースのことなんだからしっかりしないと！

>>137

「これで思い出してくれたならいいよ。もちろん分かってると思うけど、」

「学園に帰ったらみっちりトレーニング、だよね」

「そう。しっかり仕上げていくからな。まあ今は息抜きとしてしっかり羽根を伸ばしてくれ」

「うん、分かった……ってさっきの話なんだけどさ」

「ん、どうした？」

「昨日襲いかけたのトレーナーでしょ？　トレーナーこそデビューのこと忘れてなかった？」

「……とりあえず店すぐそこだから早く入るぞ」

「えっ、ちょっと無視！？　トレーナーだけズルくない！？」

─────

「料理いろんなのが出てきて美味しかったね。こんなお店入ったことなかったから新鮮だったし」

「居酒屋みたいなもんだしな。だから最初は連れてくるか迷ったんだけど、お酒飲まなかったら美味しい料理屋さんだしいいかなって」

「だからノンアルコールばっかり飲んでたんだ。トレーナーお酒好きだって聞いてたから」

「日本酒は好きだし、カクテルも飲むよ。ビールもみんなと飲むときは一緒に飲めるぐらいには大丈夫だし。ただ今回は流石にな。エスキモーがお酒飲めるようになったら外でも飲むよ」

「何年先なんだろ……でもその時来るの楽しみにしてるね」

「オレも待ってるよ。それじゃあそろそろ家に帰るか。この時間なら22時前には帰れそうだな」

「帰ったらお風呂入らないとね。またネグリジェ見せてあげる」

「……スケスケのは勘弁だからな」

「それはどうかな〜？　見てのお楽しみってことで」

そうして2日目が過ぎていき、明日は帰るだけ……のはず。たぶん。

>>138

なんとか今日中に書けた……一応お話のとおりこの話の次はエスキモー主役の長編書く予定です。オチは決まってるけど道中どうするか決めてないので予定は未定ですが

しまった！メジロ十八番のネグリジェ戦略だ！

＞明日は帰るだけ……のはず。たぶん。

こんなんフリじゃねえか（）

>>116

「えっ、あーっ、ハイハイいいッスよどーもどーも！(握手) すみませんわざわざ……」(ヨソイキノカジツ)

「……」(後方腕組み無理してんなこの子という顔)

>>119

わかる

>>142

他人事ぇ…

「え？　僕のファンですって？　はあ……それはまた随分と奇特な方ですね。いえ、客観的に見れば当然居るものではあるのでしょうけど。
　おっと、失礼。握手？　もちろん、僕で良ければ喜んで。これからも応援してくれると嬉しいです」

多分男性ファンより女性ファンが多い気がするバラカ
そして基本アホさらすのは内向き（自分や身内）なので対外的にはマトモで面白くない反応になる――

面白くないも何もファンはまともじゃない反応自体求めてないと思うんだよね

>>140

いつから十八番になったんだ()

>>144

ファンからしたらまともに対応してくれるだけで嬉しい定期

好きなアイドル会いに行って「わーありがとうございますぅ応援してくださいねー」と普通に言われるのと
「無限に広がる大宇宙」言われるのでは
そりゃ前者がいいだろ

「でもコレがゴルシさんだったら面白を求められそうで誰がゴルシさんですか！」
「一人でヒートアップするな」

ボバーはファンにどんな対応するんだろう

ボバニキエミュとか無理なのでわからん

そもそも牡馬ニキならともかくボバーが喋ったことってあったっけ？

地味にない…と思われる

バラカとボバーの同室コンビでダブルチア衣装か…
胸が熱くなるな…

>>153

まああの陽気なアメリカンかつ小中学生男子並のノリの良さを考えるに、ファン対応自体は上手そうな気がする

>>154

まーた変なことさせられそうになってるよあの2人

「だからチアはボバーさんだけで十分ですって。僕はほら応援団の方しますから」
「チア嫌いなのか？　臍だの鎖骨だの腰だの出すのが好きなのに」
「別に嫌いってことはありませんけどさも露出狂みたいに扱われるのは心外ですね」
「ほう」
「僕は単に動きやすい格好が好きなだけですよ。
　一人部屋だったら寝るときとかアンダーだけか全裸で居たいくらいです」
「それはそれで問題じゃないか……？」

まあ女子校だし大して大事にもならんやろ（投げ槍）

「寝る時の服装ですか？ みんなで寝るときはネグリジェですけど、寮だったり自分1人だったりするときは下着しか着けませんよ？ なんか窮屈じゃありません？」
「気持ちは分かるけど、流石に下着だけなのはちょっと……」
「なるほど～ エスキモーちゃんは脱がしてもらいたいタイプでしたか～」
「な、何言ってんの！？ そんなわけないでしょ！？」
「じゃあ自分から脱ぐタイプだっt……むぐっ」
「ちょっともう口閉じなさい」

全裸は流石に……

せっかくだからジェラピケプレゼント交換でもしろ(対取材用チーム内ほんわかエピソードが欲しい)

なんかこう他にもあるだろう！GUとかAMPHIとか！！

ジェラピケみるためにUSAGI ONLINE覗いてたらSNIDELのアイテムが目に入ってきた

パジャマの方は誰か送るだろうしコレのコーデセットでもクインへ送ろうかな

SNIDELSNIDELusagi-online.com

ジャージ！(実家仕様)　余所行きのパジャマ！(妹が用意)

パンツ一丁のうえに歩ける寝袋

クイン「なにゆえ？まあ貰えるなら貰うけどね」

理解できません……どうして令嬢の方は寝巻きにも力を入れるんですか……？(綿100%グレー長袖長ズボン)
……「俺は知らんが、屋敷の中でTシャツは締まらないとか、そんな話じゃないのか」？
なるほど……？

バラカちゃんリッキーちゃん来たけど生きてる？
ファル子師匠よりたぶん容赦ないけど生きてる？

やったぜ東京ダートが戦場だ

おっと予想とは別角度のやつが食いついたぞ（）

コパノリッキーさん、見たところ逃げ先行の競走馬だったんですかね？　通過1-1-1-1とか2-2とか見るに、逃げの方が強かったのかな(ちょっと調べた感想)
……逃げウマで凄まじい戦績を残している、つまり

「バケモノ追加じゃないですかやだー！」
「追加……？　前から居ただろ」
「追加なんですよ僕的には！　ホーリーシット！
　まあ育成的なアレだと世代違いとかそういうアレで戦いませんよきっとHAHAHA」
「本格化の年代がズレてて良かったな。シニア級以後は如何ともし難いが」
「言わないでください考えたくないんですから。まああの子はファル子さんあたりとバチバチやっててもらって……」
「お前は戦いたくないのか？」
「戦いたくな……く、は、ないですけれど！
　ファル子さんと決着をつけてからなら！」
「そうかそうか。じゃあ当座は対スマートファルコンだなー」

最初っからラスボスタイキシャトルがいる牡馬マイル路線
気兼ねなく恐怖の大王襲来したダート路線を指さして笑う

（デビュー時期という体なら追加と言っても違和感ないぞ！）

「バラカさん大変ですねー トゥインクルシリーズじゃなくてもドリームトロフィーでぶつかることもありますから」
「なんか他人事じゃない？」
「だってわたしたちの中長距離路線って元々化け物揃いじゃないですか。今更かなーって」
「それはまあ確かに……」

バラカ頑張れ。超頑張れ
なお諸事情(ライブ見てた)でSSの続きは明日になります

まあクラシックディスタンスですしおすし

まあバラカの同郷の怪物もいずれ来ることでしょう

メイセイオペラェ…。

バーベキューがしてえ
世間はGW真っただ中でもトレセンはあまり関係ないだろうけど気分的に何かしたいぞ

メイセイオペラが出たときは是非とも絡んでほしい

オグリとは別の意味で地方のレジェンド

「メイセイオペラさんは有名ですねえ。僕も彼女のようなスターを目指していたものです。
　まあ僕みたいにそれなりに自信がある子は地方より何もかも充実してる中央目指しちゃうんですが」
「あー……」
「地元愛とかでローカルシリーズ走る子も居ますけどね。
　あとうちのローカルで一番強かった説があるのはトウケイニセイさんですかね。メイセイオペラさんの先輩の」
「ほう？」
「まあ直接対決はしていないので実際どっち強いかは不明ですけどね。
　ただまあ連続連対記録はすごいですよねマジで」

騎手が「トウケイニセイのほうがメイセイオペラより強い」と言った逸話はトレーナー発言になるのか……？
流石にそれは酷いからなかったことになるのかな

>>182

お　ま　え　か

絶妙な価格帯選ぶのもなんかあれだったんでこの中から2セットくらいお返しするか

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バラカに薄気味悪い風景の画像を返答を無視して無言で送り続けたい