どーも!こんにちは!デジオニ管理人くっさんです(>ω<)
Xiaomiのスマホをunlockして使っている方は必須のソフト「XiaoMi Flash」ですが、なにやらネット上の情報では足りない部分もあるので、使い方を説明していきます。
ROM焼きするにあたってバックアップは必須です。データ全消滅なんて当たり前と思っておく事。すべて自己責任で行う事。
↓↓MiFlashより使いやすいROM焼きツール XiaoMi Tool V2↓↓
どういう場合にXiaoMi Flashが必要なのか?
公式ROMに戻したい
カスタムROMを入れていたが、端末を処分(売る)際に初期化したい場合など。
ダウングレードしたい
OSのアップデートで何らかの不具合が起きる場合が稀にですがあります。
次の修正を待つのではなく、ダウングレードで解決できます。
FASTBOOTしか起動しない
システム(OS)が起動しなくなったうえに、リカバリも起動しなくなった。FASTBOOTしか起動しない。
こういう場合に「XiaoMi Flash」は効果を発揮します。
必要なもの
- android SDK (ADB環境)を導入したパソコン (ここではWindows10を使用)
- パソコンとスマホを接続するケーブル。
- ケーブルはかなり重要。付属のケーブル推奨。
- 100均ケーブルで失敗ループになりました。
- パソコンをインターネットに接続できる環境。
もちろんですが、
- Bootloader Unlock済 Xiaomiスマートフォン。
とにかくパソコンがないと何もできませんので、持ってない方は買いましょう。最近では中華PCや中古PCが安く手に入ります。スマホより安いのも多くありますので、スマホをカスタムする場合は必須アイテムです。
端末を初期化する。
システムが起動しないのなら仕方ありませんが、MiFlashでROMを焼きこむ前に端末の初期化をしておく事をオススメします。
ダウンロードから起動まで。
- こちらのSTEP 1 から「MIUI ROM Flashing Tool」をダウンロードしてください。
- ダウンロードしたファイルを実行するとインストーラーが起動し追って進めるだけでインストールが完了します。
- 端末のドライバも同時にインストールされます。
- インストール完了後、「XiaoMiFlash.exe」を実行すれば MIUI ROM Flashing Toolが起動します。
ROMのダウンロードと解凍方法
- こちらのSTEP 2から任意のROMをダウンロードします。 ダウンロードしたファイルは「~.tgz」という拡張子のファイルになっています。
- ダウンロードしたROMを解凍するのですが、解凍には「7zip」や「WinRAR」が適しています。定番の「Lhaplus」や「+Lhaca」では解凍出来ますが、解凍したファイルを書き込むと途中でエラーが出る場合があります。
- 「~.tgz」を解凍すると「~.tar」というファイルが出てきます。XiaoMi FlashでROMを焼き込むにはこの「~.tar」をもう一度解凍する必要があります。解凍するとフォルダが出てきます。
解凍(展開)場所はフォルダのパス名に日本語が含まれていると、
上手くROM焼きできない場合がある。
Cドライブ直下やDドライブ直下に.tarを解凍したフォルダを配置すると良い。
展開(解凍)方法をもっと詳しく↓
XiaoMi FlashでROMを焼き込む。
- PCのプログラム一覧からXiaoMi Flashを起動します。
- 端末を FASTBOOT モードで起動しケーブルでPCと接続します。
- 端末がXiaoMi Flashに認識されるとid、deviceに表示されます。
- id、deviceに何も表示されなければ、「refresh」ボタンを押して更新してみてください。
- 「select」ボタンを押して先程解凍したフォルダを指定します。
- 画面の最下部に「clean all」「save user data」「clean all and lock」の選択肢があります。自分に応じた項目を選択してください。
- 「clean all」 すべてのデータが消えます。
- 「save user data」 ユーザーの保存領域のデータを残します。
- ROM焼きに成功しますが、起動しない場合があります。その場合はリカバリモードからリセットすれば起動します。
- 「 clean all and lock」 すべてのデータを消して、端末を(BOOTLOADERを)ロックします。中国モデルを再ロックすると文鎮化する恐れがあるようなので、注意してください。
- 最後に「flash」ボタンを押してROMを書き込みます。決してケーブルを抜いたり、PCや端末の電源をOFFにしないでください。
- statusに「flash done」resultに「success」と表示されれば、端末は勝手に起動します。立ち上がるまで10分程度かかりますので気長に待ちましょう。
EDLモードでのXiaoMi Flash
これは余談ですが、以前手持ちのRedmi Note 4XにXiaomiFlashにてROM焼きを行った際、右も左もわからなかった私は、EDLモードでPCと接続しROMを焼きました。
EDLモード起動方法
- 端末のボリューム±と電源ボタンを同時押し。
- コマンドプロンプトにて「fastboot reboot EDL」
- カスタムリカバリ(TWRP)のrebootメニューから
- 殻割り(バックパネルを外して分解)し、テストポイントをショートさせる。
- EDL起動用ケーブルを使う。
私の知る限りではEDLモードの起動方法は5つあります。ですが、手持ちの端末(Redmi Note 4X、Mi9 Lite)では項目1~3を試しましたが起動しませんでした。
MIUI9だった時のRedmi Note 4Xでは項目3のコマンドプロンプトからだと起動できましたがMIUI11までアップグレードさせたRedmi Note 4Xでは起動せず。
MIUI9までダウングレードできる機種ならEDLを項目3の方法で起動できるのかも知れません。
項目4~5に関しては少々ハードルが上がってしまいますが、FASTBOOTさえ起動しないのなら試してみる価値あり。
まとめ
- XiaoMi Flashを使用してのROM焼きには端末のBOOTLOADER UNLOCKが必要。
- FASTBOOTモードでPCと接続。
- XiaoMi Flashをインストールする事によって端末のドライバもインストールされる。
- ダウンロードしたROMを解凍するには「7zip」もしくは「WinRAR」を使用する。
- 「.tar」も解凍する。
- 大事なデータがある場合は「SAVE USER DATA」を選択する。
- 起動しない場合はリカバリ(ボリューム+と電源ボタン同時押しで起動)からリセットする。
- 大事なデータがない場合は始めから「clear all」を選択する方が良い。
- ROM焼き終了後は起動まで時間を要する為、気長に待つ。
- EDLモードは最終手段。
以上で「XiaoMi Flash」の使い方の説明を終わります。また足らない部分や補足事項、新しい情報があれば修正、加筆して行きます。
何か不明な点や質問があれば遠慮なく問い合わせもしくは@digitalonion93から連絡してくださいね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
↓↓MiFlashより使いやすいROM焼きツール XiaoMi Tool V2↓↓