「留学先へ先に荷物を送っておきたい。」
「海外留学中の友人や家族に荷物を送りたい。」
など留学に関わる人にとっては、必ずと言っていいほど海外へ荷物を送る場面がでてくるかと思います。留学先へ荷物を送れる配送業者は数多くあり、サービスが充実しているものも多いです。
最近では、3日以内に届く速達便などもあり、留学先に荷物を送るハードルが下がって来ています。
しかし初めて海外配送をする方にとっては、サービス面や配送手順などわからず不安も多いはず。
そこで今回は、留学先に荷物を送る手順や国別の価格、安く送る方法などを解説していきたいと思います。最近では配送サービスも充実しており、海外でも3日以内に届くサービスなどもございますので、この記事を参考にしてみてください。
それでは、海外郵送に対応している、日本郵便、佐川急便、FedEx Express、DHLの4社をご紹介します。
皆さんもご存知の日本郵便。最寄りの郵便局から海外へ荷物を送ることができます。
日本郵便は4種類のサービスを用意しており、それぞれ値段や届ける方法、日数が異なります。
飛行機を利用して荷物を届けてくれるサービスです。3〜6日で届けることができますが、燃料サーチャージなどが加算されるため料金は高め。しかし、荷物をなるべく早く送りたい人にはおすすめです。
船を利用して荷物を配送するサービスです。最も安く送れますが、到着までに1〜3カ月かかります。時間がかかっても良いという人は利用してみてください。
飛行機と船便を利用したサービスです。日本から海外までは飛行機を使い、お届けの国へ到着したら船やトラックで配送をしてくれるシステム。
感覚としては航空便と船便の間に位置するサービスで、コストに関しても中間ぐらいです。
1〜4週間で到着するので、船便より早く航空便よりも遅いですが、料金のバランスも良く、利用する人も増加しています。
EMSは、航空便を使い最優先で配送を行うサービスです。地域によりますが、2〜4日で届けてくれます。日本で言う「速達」のようなシステム。料金は高いですが、軽い荷物は比較的安く済むので、状況に合わせて利用してみてください。
佐川急便では、1梱包3辺合計260cm以内・重量50kg以内までの荷物を対象とした海外郵送サービスを行っています。スモールパーセル(ビジネス小荷物)とドキュメントクーリエ(ビジネス書類)があり、実重量の区分が0.5kg刻みなので、個人でも利用しやすいです。
世界220以上の国と地域に対応しているため、留学先に荷物を送りたい人でも安心して利用することができます。
ただし、個人で送る場合は佐川急便のお客様コードの取得が必要になりますので注意してください。
FedEx Expressは、貨物の航空輸送を専門に行っている会社です。世界220以上の国と地域で利用でき、迅速かつ信頼がおけるサービスが特徴になります。
取り扱いサイズは3辺合計が330cmまでで、重量制限は特にありません。出荷から配送までにかかる日数は2〜3日。とにかく早いのが特徴で、急ぎの荷物を届けたい人にはおすすめのサービスです。
DHLは、航空機を利用した海外郵送サービスです。取り扱い重量は68kgまでで、サイズの制限は設けられていません。お届けまでの日数は1〜2日で、日本の速達と同じくらいのスピード感で荷物を届けることができます。
ただし料金は数万円単位でかかってしまうので、緊急の場合以外はおすすめできません。
それでは、荷物を送る国ごとに、サービス別の価格と日数をご紹介します。今回は留学主要国(アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、フィリピン)を例に挙げています。
重量5kg(120cm)の荷物を送る場合
航空便(日本郵便) 1〜2週間 10,150円〜
船便(日本郵便) 1〜2カ月 4,000円〜
SAL便(日本郵便) 2〜4週間 7,300円〜
EMS(日本郵便) 2〜4日 8,700円〜
佐川急便 1週間 15,300円〜
FedEx Express 1〜2日 35,260円〜
DHL 1〜2日 33,540円〜
重量5kg(120cm)の荷物を送る場合
航空便(日本郵便) 1〜2週間 10,150円〜
船便(日本郵便) 1〜2カ月 4,000円〜
SAL便(日本郵便) 2〜4週間 7,300円〜
EMS(日本郵便) 2〜4日 8,700円〜
佐川急便 1週間 15,300円〜
FedEx Express 1〜2日 35,310円〜
DHL 1〜2日 33,540円〜
重量5kg(120cm)の荷物を送る場合
航空便(日本郵便) 1〜2週間 10,150円〜
船便(日本郵便) 1〜2カ月 4,000円〜
SAL便(日本郵便) 2〜4週間 7,300円〜
EMS(日本郵便) 2〜4日 9,800円〜
佐川急便 1週間 23,100円〜
FedEx Express 1〜2日 42,950円〜
DHL 1〜2日 43,330円〜
重量5kg(120cm)の荷物を送る場合
航空便(日本郵便) 1〜2週間 10,150円〜
船便(日本郵便) 1〜2カ月 4,000円〜
SAL便(日本郵便) 2〜4週間 7,300円〜
EMS(日本郵便) 2〜4日 8,700円〜
佐川急便 1週間 17,000円〜
FedEx Express 1〜2日 29,890円〜
DHL 1〜2日 29,250円〜
重量5kg(120cm)の荷物を送る場合
航空便(日本郵便) 1〜2週間 4,850円〜
船便(日本郵便) 1〜2カ月 2,800円〜
SAL便(日本郵便) 2〜4週間 4,200円〜
EMS(日本郵便) 2〜4日 6,300円〜
佐川急便 1週間 14,000円〜
FedEx Express 1〜2日 24,080円〜
DHL 1〜2日 23,450円〜
留学先に荷物を送る際に注意してもらいたい点がいくつかあります。無事、荷物を届けるためにもチェックしておいてください。
海外へ荷物を送る時は、日本のように丁寧に届けてくれるとは限りません。荷物を投げたり乱暴に扱われることもあります。もし壊れやすいものが入っている場合は、厳重に梱包をして、投げられても大丈夫なようにしておきましょう。
先ほど、会社ごとの配送日数を記載しましたが、配送が遅れることは頻繁にあります。
理由としては
・国の情勢によって運べない
・関税のチェックに時間がかかっている
・天候不良で遅れる
こういった点が考えられます。
荷物を送る際は、日数に余裕を持って配送を手配するようにしましょう。
海外発送では、日本では考えられないようなトラブルも起こります。盗難や紛失されるケースも少ないですが、稀にあるようです。もしものことを考えて、高額なものや大切なものを送らないように注意しましょう。
留学先の国によっては家や寮まで配達してくれない場所もあります。そういった場合は、最寄りの郵便局で受け取らなければなりません。事前に郵便局などを調べておくことが大切です。
商品の価格が現地の基準に引っかかった場合、関税がかかることがあります。前払いも可能ですが、国によっては受け取り時に支払うことも。例えば、イギリスでは39ポンド以下の商品でないと関税がかかかります。事前に確認をして、余計な支払いをしないようにしましょう。
荷物の中身はビニール袋に包んでから、ダンボールで梱包をしてください。稀に、荷物の中が濡れていたという事例も報告されています。そのままダンボールに梱包をしてしまうと濡れてしまう可能性がありますので注意しましょう。
インボイスとは、海外へ荷物を送る時に必要な書類です。税関や検査を通る時、現地の通関を通る時に審査をされます。国によって書類の記入方法が異なりますが、大まかな部分は同じです。住所や氏名、年月日、発送の種類、内容物などを英語で記入していきます。
また、商品の金額や価値を記入する欄も設けられています。価格が分からない場合は、妥当な値段を書いておけば問題ないでしょう。
細かいところまで丁寧に記入しておけば検査に引っかかることもありません。ただし、記入が甘いと送れずに返送される可能性がありますので注意してください。
海外へ荷物を送る際は、「禁制品」がないかチェックをしましょう。国によって送れないものや禁止されているものも。仮に「禁制品」が入っていた場合、没収になる可能性もあります。
特にオーストラリアは生態系に厳しいため、寝具(毛くずや綿が入ったもの)や茶がら、肉製品、砂糖、豆製品などの禁制品が多いです。各国の禁制品を日本郵便の公式サイトから確認できますので、送る前にチェックしてみてください。
参考:日本郵便「国際郵便条件表」
必要荷物を送る際には、電話番号の記入欄があります。ここで注意してもらいたいのが、国別コードも記入しておくことです。日本の電話番号は「080-1234-5678」となっていますが、海外へ送る時は国別コードである「+81」を入れた「+81(0)80-1234-5678」と書いてください。
何かあった時の連絡やスムーズな配送に必要なので必ず記入をしましょう。
国際郵便では、商品名を英語で記入する必要があります。当日にスマホの翻訳機能を使えば良いですが、事前に単語を調べておくと便利です。
荷物の宛名を書く欄に、荷物を届けられなかった場合の転送先を記入できます。「送り主に返送」「転送」「破棄」から選べます。ただし、「送り主に返送」を選択しても送り返される確率は高いとはいえません。
確実に荷物を送りたいなら、留学先の学校などを転送先にしておくと確実です。
今回はこれから留学をする人に向けて、海外へ荷物を送る方法についてご紹介しました。日数がかかっても料金を抑えたいのであれば「船便」、すぐに送りたい場合は「航空便」を利用してみてください。
海外へ荷物を送る方法は、手順を踏めば難しいものではありません。配送方法によってスピードや料金が異なるので、状況に合わせて使い分けてみてください。
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