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ひとりの女性に起きる小さな奇跡 小林聡美主演 映画「ツユクサ」 女子アナ&シネマ通が語りつくす

4/28(木)  18:38 掲載

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        映画館・八丁座の支配人、桑原由貴さんと衣笠梨代アナが話題のおすすめ映画について語り合ってご紹介する『くわっち&おきぬのシネマカフェ』。
        今回は小林聡美さん主演、大人の人生にそっと寄り添ってくれる癒しの作品、29日公開の映画「ツユクサ」です。

        (衣笠アナ)「今回はひとことではどんな映画でしたか」
        (桑原さん)「おとなのためのファンタジーです」

        【映画予告編】
        「ぼくの大切な親友・芙美ちゃんの話をしよう」
        とある田舎町でひとりで暮らす小林聡美さん演じる主人公の芙美。ある哀しみを抱える芙美は、1億分の1の確率といわれる隕石にぶつかる体験をする。
        気の置けない友人との日常や新たな出会いもあり、50歳を目前にした芙美に小さな奇跡が起きようとしていた。

        静岡県西伊豆町で撮影が行われたこの作品。海と空、自然豊かな景色が印象に残ります。

        ということで今回は海の見える広島市南区のグランドプリンスホテル広島で「シネマカフェ」スタートです。

        (桑原さん)「素晴らしいですね。西伊豆に負けていない、風光明媚な海の広がりと島の風景と、広島の自慢ですよ」

        映画「ツユクサ」。何と言っても主演のこの人の話題から。

        (桑原さん)「小林聡美さんありきの映画と言ってもいいですね。デビュー作が広島尾道を舞台にした『転校生』なんですけど、その頃の不思議な存在感とか透明感、全然変わってない気がしますね。今は『かもめ食堂』ですごくまた人気になられているんですけれども、おきぬさんも今回改めて見直されたそうで」
        (衣笠アナ)「そうですね、見返しましたけど、日々を丁寧に生きる大人の女性っていうイメージをあの映画で持っていたので、そういう空気感は今回の映画も通じるところもあったりして」
        (桑原さん)「そうですね、丁寧な暮らし」
        (衣笠アナ)「そうですよね。女性としても憧れる生き方のスタイルが見えるかなっていうのは思いますね。あとは女性の3人組の」
        (桑原さん)「気の置けない女友達3人組。明け透けな女子トークがすごく楽しくて」
        (衣笠アナ)「監督も書かれていたのが、カットをかけたくなかったって」
        (桑原さん)「いつまでも続けたいっていう」
        (衣笠アナ)「見てる方もずっと見ていられる楽しい空気感でしたね、あの3人組」

        さて、映画のタイトルは「ツユクサ」。その草笛の音色にも癒されますが…?

        (桑原さん)「花言葉も調べたんですよ」
        (衣笠アナ)「え?知らないです」
        (桑原さん)「『尊敬』っていうのと、『儚い恋』っていうのがあって」
        (衣笠アナ)「そうなんですね」
        (桑原さん)「そういう意味も少し込められているのかなっていう」
        (衣笠アナ)「でも『尊敬』とかぴったり!子供に対してでも大人に対してでも、年齢をこえて、どこかにお互いへの尊敬とか、それで成り立ってる関係なのかなって、花言葉を聞いてそんな気もしたり…」
        (桑原さん)「気づけてよかったですね」
        (衣笠アナ)「教えてもらえてよかったです」

        ここからはシネマカフェお楽しみのスイーツの時間。今回はなんと…

        「わ〜」

        目の前で仕上げてもらえる実演スイーツ。グランドプリンスホテル広島自慢の「しぼりたて和栗のモンブラン」です。愛媛県産の和栗を贅沢に使用しシンプルな中に深みのある味わいに仕上がってます。

        (桑原さん)「なめらか〜アイスクリームと合う。おいしいです」
        (衣笠アナ)「やさしい甘さ、これはぜいたくですね」

        さて、今回の映画のキーワードは「小さな奇跡」ですが、二人のまわりでは何か、ありましたか?

        (桑原さん)「私、大きな奇跡がありました。映画『ドライブ・マイ・カー』を今上映できていることです」
        (衣笠アナ)「なるほど!映画館としてはもう奇跡的な?」
        (桑原さん)「隕石に当たるぐらい大きな奇跡です」

        たしかに広島が舞台の「ドライブ・マイ・カー」。アカデミー賞の受賞もあり、多くの人が映画館を訪れていますもんねぇ!

        (桑原さん)「小さな奇跡も毎日結構あって、私は満開の桜がきれいだなって感じられたとか、今朝会社に間に合った、私結構毎日が奇跡の連続だなっていう風に思って過ごしているタイプです。おきぬさんは?」
        (衣笠アナ)「私の最近の小さな奇跡は、ちょうど月がきれいに見える場所にいた時に、ちょうど上がってきたのが満月だったんですよ。なんか嬉しくなりますよね。
        (桑原さん)「そう思うと、日々奇跡って溢れてると思うんですよ」
        (衣笠アナ)「いやそうですよね」
        (桑原さん)「とらえ方によって、プラスにできて、より楽しくなるっていうのが、またこの映画から学んだみたいな」
        (衣笠アナ)「改めて気づくみたいなところありますよね。だからみんないろいろ過去もあるし、背負っているものもあるんだけど」
        (桑原さん)「そこはあんまり重くなく、やっぱりみんな人生いろいろあるけど、ちょっと前に進んでるんだなっていう感じも心地がよかったですね」
        (衣笠アナ)「そして、それが今回上映時間95分っていうキュッと詰まってるのもいいなぁと思って」
        (桑原さん)「軽い気持ちで見ようかなって思ってもらえそうな、いい時間の長さですよね」

        今を明るく前向きに生きる人たちに贈る映画「ツユクサ」は4月29日公開です。

        【映画】
        「ツユクサはどこにでもある、ありふれた花でした。『ツユクサ』」

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