◉採用に至った『看護師さん』、『医療事務さん』の好印象ポイント。
⚪︎姿勢が良い。会釈が綺麗。服装が整っている。面接に相応しい服装。
⚪︎『ホームページ』を見て、応募している。『応募の理由』を明確に言える。
(→『不採用』の『看護師さん』数名→『運転免許証』が無いので『バス停』の近くですので応募しましたって、言った人が居ます。)
(→本音はそうかもしれないけど、面接の時ぐらい、それらしい言葉を選ばないと採用されないでしょ?)
⚪︎『当クリニック』の『アピールポイント』を理解している。
→『ママさん職員さんが多い』、『接遇研修、セミナーに積極的である』、『職員さんが多く、子供さんの急病、学校行事でも休みが取りやすい』など。
→『循環器内科なので、内視鏡検査が無く、処置が少ない』、『夜間、祝祭日の外来診療が無い』、『残業が無い』、『時間外の呼び出しが無い』など。
⚪︎面接終了後、院外に出るまで、上着を羽織らずに、会釈して帰った。
→他の『病院』、『クリニック』で『接遇研修』、『マナー講座』を受けていた、とのことでした。
→見ている人は見ているので、ご本人のために役立っています。
(『不採用』だった『看護師さん』、『医療事務さん』は、面接が終わると、挨拶して、サッサとコートを着て帰りました。マナー、所作の差は大きいです。もちろん、それだけが『採用』、『不採用』の理由ではありません。)
世の中には、向上心の旺盛な『看護師さん』が多いです。
◉『当クリニック』は、採用、募集を『人材紹介、派遣会社』に頼っていません。
→偏見ですけど、『人材紹介、派遣会社』を利用して、コロコロと職場を変えていると、『向上心』とか『やる気』とか、消えていくでしょ?
→『転職』は良いきっかけですけど、『能動的転職』(自ら積極的に動く)と『受動的転職』(ヘッドハンティング、派遣会社の助言など)って、違うと考えています。
→『看護師さん』の転職って、『人材紹介、派遣会社』主導の場合、1年で変わりますよね?これって、『1年以上勤務した場合に得られる年俸の20〜40%を得た『人材紹介、派遣会社』が、明らかに誘導してる』でしょ?(当院の経験に基づきます)
→当院は、今後、人口が減って、職場の数が減るので、『人材紹介、派遣会社』の経営は厳しくなると考えています。
◉当院の採用:『ハローワーク』、『ホームページ』、『求人雑誌』、『折り込み求人誌』で募集しています。
⚪︎『子育てをしながら働きたい』:発熱や登下校の際、子供に寂しい思いをさせたくない。
→『出勤時間が遅め』、『短時間型常勤』を魅力と感じて応募している。
⚪︎『人間として成長したい』、『接遇、セミナーを行っているクリニックが少ない』。
→『ホームページ』に『接遇、セミナー開催について』記載しているので、役立ちました。
大前提:『働くのは生活のため』です。『職場は働いて、お金を稼ぐところ』です。
◉会社が負担して、『接遇研修』、『セミナー』受けることができるのは『得している』と理解できる。
→人間としての資質が高い。経営、職場構築に対して前向き。
●成長しない『クリニック』に居る場合:『接遇研修』、『セミナー』とか、『面倒臭い』、『なんで、そんなもの受けないといけないのか?』、『接遇、セミナーに出席するのは義務ですか?』
⚫︎大体、こういうマインドになる→『クリニック』の『接遇研修』、『セミナー』開催に『院長先生』が二の足を踏む。
⚫︎『院長先生』、『経営者』が、『そんなもの、必要無い』って考えているパターンも多いです。
⚫︎ありがたいです。マイナス思考の『クリニック』、『病院』が多いほど、『当クリニック』には、『学習意欲の高い』、『向上心のある』職員さんが集まりますので。
*『患者さん』は、『先生の診療スタイル』、『職員さんの接遇』、『クリニックの雰囲気』を評価して来院されるので、集患にも差が出ます。
結果、収益に差が出るので、職員さんの数に差が出る。→貧して鈍する『クリニック』と、『勝ち続けるクリニック』に分かれます。
⚪︎『ママさん看護師さん』の多い職場で働きたい。
→子供さんの発熱や、学校行事で休みを取りにくかったようです。
⚪︎『夜勤』の無い『クリニック勤務』は魅力的。
→30歳〜50歳代、個人差はありますが、夜勤が辛くなってきます。『クリニック』への転職を希望する『看護師さん』は多いです。
→『夜勤』をして、月給35万円を選ぶか?『クリニック』で月給25万円を選ぶか?
→『病院』での勤務を望むか?『クリニック』での勤務を望むか?
◉『人材紹介、派遣会社』に頼らず、自らの職場を自らの責任で探すのは素晴らしいと評価します。
◉『クリニック』は、出会いが殆どありません。女性にとっては、大きいことかもしれません。。。
職場のマインドがオワコン。どうしようもない。困っている『院長先生』、『経営者』の方へ。
●負のマインドに浸ってしまった『クリニック』。
●どうせ、給料を貰うなら、楽をしたいって考える職員さんで満ちている。
●仕事が忙しくなるなら、辞めますって言ってくる。
●患者さんが居ない時、『ペチャクチャ』私語ばかり。
●『コロナワクチン』、『コロナウィルスPCR検査』、『発熱外来』など、行う場合、『職員さん』が反対する。
●『お中元』、『お歳暮』のお礼状、年賀状→自分達の仕事じゃない(物はもらうくせに。。。)
*職場の雰囲気がオワコンなのは、『院長先生』、『経営者』の責任です。
→悩んでいても仕方がありません。もし、職場を変えるのであれば、『院長先生』、『経営者』の責任で改革するしかありません。
→しっかりと『具体的な経営戦略を持って、全職員さんにヒアリング』を行う。『今後、クリニックの経営を〇〇したいが、協力できるか?』
具体的に目標を伝える。
1)地域で信頼される、地元一番のクリニックにしたい。患者さんの数、評価、売り上げなど、全てにおいて。
2)患者さんを増やして、クリニックを建て替えたい、移転したい、など。
3)内視鏡検査、在宅診療、超音波検査などを増やして、年商〇〇億円を目指したい。
4)顧問税理士の先生や、院外講師の先生を招いて、経営の勉強会を行う。
→売り上げが伸びても、直ぐに給与に反映されるわけではない、と理解を浸透させる。
→その代わり、職員さんを増やしたり、電子カルテ、セルフレジを導入することで、職員さんの負担が減る。
→往診車を買い替えたり、休憩室の設備を充実させることができる。
→『クリニック』の経営基盤を強くするため、ある程度の内部留保は必要。その上で、昇給、賞与の増額を考える。
●こういうことが理解できる『職員さん』が居るのだったら、今の悲惨な『クリニック』に落ちぶれていません。
●話を切り出しても、『警戒』されるだけでしょう。
◉大事なことは、『中期経営計画』を打ち出して、協力するか?しないか?はっきりすること。
◉協力しないのであれば、退職する前提で、新たに雇用して、非協力の職員さんを入れ替える覚悟を持つこと。
◉現在の『クリニック』は、患者さんは少なくないけど、多くもない。
→経営に困っていないが、大きく変わる余力もない。
→人気の職場ではないので、『一斉退職』、『人手不足』が怖い。
⚪︎『勇気を出さないと、延々、今のクリニック経営から抜け出せません』
⚪︎『時間だけ経って、そのうち、『院長先生』、『経営者』も年を重ねて、クリニックも終わりを迎える。』
⚪︎『辞めたい人はやめてもらえばいい。いずれ、辞めます。』
⚪︎『非協力的職員さんの総入れ替え』、『ホワイト経営』、『総デジタル化』には、3年間、かかると覚悟しましょう。
*終わってしまえば、断行してよかった、と感想です。ただ、まずは、『院長先生』、『経営者』が変わる勇気がないと、失敗します。
⚫︎どんなことがあっても、キレない、怒らない。
⚫︎褒めるのはタダ。笑顔を絶やさない。
⚫︎ほのぼのとした雰囲気、優しい空気を出す。ピリピリしない。
⚫︎『朝礼』、『人事採用の面接』、『経理』を面倒に思わない。
⚫︎恥ずかしい、照れ臭いと思わない。
『たった一度の医者人生』。せっかく、『クリニック』を経営しているのですから、面白く働いた方が良いです。