1命をかけて生きてます ― 活劇とエンターテインメント
- 『機動戦士ガンダム』や『伝説巨神イデオン』に見られるシリアスで重厚な人間ドラマは、富野アニメの真骨頂ではあるが、一方で、エンターテインメントとしてのアニメの特性を最大限に活かし、その可能性を拡張しようとする富野の意志を感じることができる作品も見逃せない。地球上でありながらそうでないような場所、あるいは全くの異世界に舞台が設定され、そこで生きるキャラクターたちは、男も女も、大人も子どもも、バイタリティに満ちている。そして、『ガンダム』や『イデオン』とは違って、キャラクターがあまり死なない傾向もある。ロボットアニメでありながら、その実、身体と生命の賛歌が、その根底にはある。
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戦闘メカ ザブングル /
OVERMAN キングゲイナー