ツキオカフィルム製薬株式会社

当社は「箔押」という印刷加工を手掛ける会社としてスタートし、現在は「食用純金箔」、「フィルム」事業部の3事業部で成り立っています。箔押はパッケージ等に金銀のキラキラとした特殊印刷を施す加工技術です。「箔押事業部」熟練のオペレーターが箔押を手掛けています。「食用純金箔」は、「箔押」で使用する箔材の構造を参考に、開発されました。一般的な金箔の純度は95％。当社の食用純金箔は特殊加工が施してあり破れにくく、高い光沢を持つ純度99.99％に作り上げました。それを可能にしたのは、「水溶性可食フィルム」。「フィルム事業部」では、この「水溶性可食フィルム」に機能性を持たせ、食品、化粧品、医薬品分野へ展開しました。

当社が扱う「箔押」や「食用純金」といった技術はニッチな分野であり、競争相手が限られている事業です。また、長年培ってきた高い技術力と開発力、そして当社が独自に導入してきた生産性の高い設備により、お客さまのニーズに即座に対応できる生産力をあわせもっています。競合が少ない中で、自らの強みをさらに磨くことが、当社の存在価値を高めることにつながるのです。また、2018年には日新製糖グループの一員となり、事業環境がいっそう安定しました。こうしたバックボーンも生かし、食用フィルムなどの革新的な製品を新たな分野で活用できるよう、さらなる研究開発に取り組んでまいります。

当社には伝統的な「箔押事業部」から「食用純金箔事業部」、革新的な「フィルム事業部」まで、さまざまな事業部があります。熟練の技が光る箔押オペレーターから、新製品の開発に取り組む研究スタッフ、活気あふれる営業担当者まで、さまざまな世代が活躍中です。どの部署においても若手社員への期待は高く、意見やアイデアを尊重し、世代を超えたコミュニケーションが取れています。当社は新しいことに挑戦したい方、アイデアを形にしたい方を応援することで、技術革新を実現してきた会社です。それぞれの立場で、のびのびと活躍できる環境を整えています。