ブートローダーアンロックが完了しました。
ROMが違ってもインストール方法は共通しているのでこの記事にまとめようと思います
注意:ワイモバイル版等、2021/6月以降ロット?のRedmi9Tと旧ロットRedmi9Tではやり方が異なります。やらかすと本当の文鎮化します。
情報提供ありがとうございます。
- 必要なもの
- カスタムリカバリ(TWRP)インストール(旧ロット版)
- Wipe&Dataをフォーマットする
- euROM(Firmware)インストール
- カスタムROMインストール
- インストール完了
- OTGがあると便利な理由
- まとめ
必要なもの
あれば(かなり)便利
- USB-C OTG変換アダプタ
- USBメモリ
SDカードはリカバリ認識しません。USBOTGの外部ストレージ経由だといちいち本体ストレージにコピーする手間がなくなるので便利です。
カスタムリカバリ(TWRP)インストール(旧ロット版)
ダウンロード
XDA内のリンクからダウンロードします
仮インストール
リカバリのZipを解凍します。
端末をFastbootモードで起動(音量下+電源長押し)させ、PCと接続します。
解凍したフォルダ上で
fastboot flash recovery recovery.img
(もしくはOrangefoxフォルダ内のrecovery.imgを直接指定する)
を実行しインストールします。再起動させずに以下のコマンドを実行します。
fastboot reboot recovery
OrangeFoxRecoveryが立ち上がります。PocoM3として認識しますが問題ありません。
本インストール
Orangefoxが立ち上がったら、OrangefoxのZIPファイルを端末にコピーします。
コピーしたZIPをインストールします。
インストール終了後再起動し、Welcome画面が表示されます。
これでカスタムリカバリのインストールは完了です。
カスタムリカバリインストール(ワイモバイル版、後期ロットSIMフリー版等、上記OrangeFoxが入らない場合)
fastbootから焼いても起動できない場合(Failedエラーが出る、真っ黒画面のまま等)OrangeFoxは使うことはできません。
Yモバイル版専用のとは書かれていないが、このTWRPが使えます。
ダウンロードしたら以下のコマンドを実行しインストールします。
fastboot flash recovery twrp-3.5.2_10-3-lime-brigudav.img
fastboot boot twrp-3.5.2_10-3-lime-brigudav.img
TWRPはOrangeFoxのベースとなっているカスタムリカバリで、ベースとなっているので操作もほとんど同じです。
標準MIUIだと再起動させるとおそらく純正リカバリに書き戻されるので、magiskを入れるかそのままeuROMを焼いてください
OrangeFoxや他のTWRPが入らない個体で、FastbootからインストールするeuROMをインストールするとEDLにもFastbootにも入れない文鎮になります!
Redmi 9Tのワイモバイル版、後期版?のROM焼き不具合情報 文鎮化の復旧 - ミ田ろぐ
EDLに入れる場合の復旧↑
Wipe&Dataをフォーマットする
※端末内のデータはすべて初期化されます。
リカバリのトップ画面のゴミ箱マークから各種ワイプができます。
通常はDalvik/ART Cache、Data、Cacheにチェックを入れWipeする。
その後、右上のFormat Dataを選ぶ。
yesと入力し、エンター
処理が終わったら、back→右下の三→Rebootから
リカバリに再起動する。
euROM(Firmware)インストール
Global公式の場合まだOSがAndroid10であり、カスタムROMをそのままインストールしようとするとエラーが出るので事前にeuROMをインストールする必要があります。
Xiaomi.eu Multilang MIUI ROMs - Browse /xiaomi.eu/MIUI-WEEKLY-RELEASES at SourceForge.net
StableにもAndroid11は無いのでWeeklyROMを入手します。
stable12.5.1がAndroid11に対応したのでそれでも可能です。
名前が紛らわしいですが、HM9Tが9t向けのROMです。Mi9Tなどと間違えないように注意
インストール
リカバリ本インストールのように、端末にコピーしてインストールします。
再起動させず、次の項目に進みます。
カスタムROMインストール
本題です
今回はPixelPlusUIというROMで試します。
ROM本体コピー インストール
これもeuROMと同じようにインストールします。
完了したらそのままRebootSystemを押せばOK
Gappsが必要な場合
crDroidなど、一部のROMではGapps(Googleアプリ)が入っていない場合があります。
その場合は指定されている*1Gappsを追加でインストールしてください。(Pico推奨)
既にGappsが入っているROMに追加でGappsを入れるとブートループします
Magiskインストール
Root化したい場合はMagiskのapkをそのままリカバリからインストールできます。
その後インターネットにつないでアップデートするか、ファイルマネージャでapkをインストールするとMagiskが使えるようになります。
インストール完了
MIUIではない起動画面ののちセットアップ画面が出ます。
OTGがあると便利な理由
- FormatDataの影響を受けない
FormatDataすると内部ストレージが全部消えるので、MagiskモジュールやROM本体や色々と保存しているとパァになってしまうが、外部ストレージのOTGを使えばその影響をまったく受けないのでROM焼きをする場合にはOTGアダプタがあるととても便利だ。
SDカードは不具合かわからないが認識しなかった。
使い方
三→Mount からUSB-Storageを選んでマウントする。(1拍おいて認識されがち)
ファイル選ぶ画面の上を押すとストレージが選べるのでUSB OTGを選ぶ
まとめ
9sと変わらん。
ワイモバイル版情報
ーーーアフィリエイトーーー
画像クリックでAmazonに飛びます
これ系の変換アダプタを使っています。
百均のアダプタでも動作するでしょう
Anker USB Type C ケーブル PowerLine USB-C & USB-A 3.0 ケーブル (0.9m × 3本セット)
自分が使っているUSBケーブルです。複数あると便利です。
Xiaomi Redmi 9T 4+64GB SIMフリー スマートフォン カーボングレー 【日本正規代理店品】REDMI-9T-GRAY
*1:crDroidの場合はFlameGapps