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2011 年6 月28 日 (火 )

新しい生活のはじまり


野毛山動物園を出発して、およそ一時間で上野動物園に到着しました。

窓が開くと、新しい飼育係がたくさんいました。新しい場所での、新しい生活のはじまりです。

すぐに輸送箱から出て、新しいお部屋に入ったヒナタ。上野動物園のアミメキリンの小春との対面も果たし、大好きな葉っぱも食べて一安心。これからどんどん大きくなるヒナタ。上野動物園でたくさん食べて大きくなって、テビチのように立派なお父さんになってね。

ヒナタの誕生からはじまったアミメもようDiaryはこれで最終回です。みなさまの応援、ありがとうございました。これからもキリンの様子は、どうぶつトピックスのほうでお知らせします。どうぞよろしくお願いします。
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2011 年6 月28 日 (火 )

上野動物園へ出発


6月27日、ついにヒナタが上野動物園へ旅立ちます。朝からみんなで準備をしました。たくさんの人が集まってきたので、少し落ち着かず、箱の中を歩き始めるヒナタに話しかけながら、まずは正面の扉を閉めます。

そして、フォークという車で、トラックまで運びます。長い爪を箱の下に入れて運ぶので、揺れるのですが、ヒナタはじっとしていました。ちょっとこわかったようです。

狭い坂道をがんばって登っていきます。

みんなのメッセージがいっぱいつまった段ボールキリンも気を付けて運びます。

本物のキリンも段ボールのキリンもトラックに積み込み、いよいよ出発の準備が整いました。途中で輸送箱の横にある小さな窓からのぞいてみたら、ヒナタの目がうるうるしていました。物怖じしないヒナタですが、さすがにこわかったようです。

実はお父さんのテビチも、少し不安そうに見守っていました。

ここまでくれば、あと一時間もしないうちに上野動物園に到着します。「ヒナタ、あと少しだからがんばってね!」とみんなで応援して、ヒナタは野毛山動物園を出発しました。
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2011 年6 月28 日 (火 )

大物の予感


ついに、上野動物園への輸送の前日になりました。前日の夕方から輸送箱の中で一晩過ごして箱になれてから、翌朝出発です。

ヒナタとの横で、お父さんのテビチものぞきに来ました。そしてこの日は、箱に入りかけたヒナタのおしりをテビチが押してくれました。

ヒナタがミルクを飲んでいる間に、箱の後ろの方に棒を入れます。扉を取り付けるまでの間の仮です。いつもは棒がなかったので、実はこの後、少し後ろに下がったヒナタはおしりが棒にあたってびっくりしていました。

輸送箱の扉が閉まり、棒が取り除かれる頃にはすっかり落ち着きを取り戻したヒナタ。大好きな葉っぱを食べ始めました。

そしてくるっと一回転して後ろの様子をのぞき見てから、

もとに戻って今度は草を食べ始めました。この落ち着きっぷり、大物になってくれる予感がします。
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2011 年6 月25 日 (土 )

新しい哺乳瓶


上野動物園でも使えるように、哺乳瓶をもう一つ作りました。キリンの哺乳瓶は、飼育係の手作りなのです。どうやって作るのかというと・・・

4Lのペットボトルの口部分を切って、市販の哺乳瓶の飲み口を切って重ねます。


そして、重なった部分を強力な接着剤でくっつければできあがり。今日はこの哺乳瓶からちゃんとミルクを飲めるかどうか、試してみました。

すでにお待ちかねのヒナタです。すっかり箱にも慣れて、ドアを開けるとすぐに入ってきます。

今日もきれいにミルクを完食!右側が新しい哺乳瓶です。
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2011 年6 月24 日 (金 )

葉っぱが茂ってきました


と言っても、本物の葉っぱではなく、みなさんからのメッセージの葉っぱです。
上野動物園への旅立ちに際して、ヒナタへのメッセージを園内の市電の中で書いていただいていました。はじめはダンボールキリンの体に貼っていったのですが、いっぱいになったので、キリンの大好きな葉っぱにもメッセージを書いてもらっています。

数えてみると、メッセージはなんと700枚もありました!みなさんありがとうございます。
26日まではメッセージを募集しています。ぜひみなさん、野毛山動物園にお越しくださいね。
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2011 年6 月20 日 (月 )

扉を閉めた!


本日もヒナタに輸送箱に慣れてもらう練習です。今日は、扉の動く音にびっくりしないか確認するために、扉を少し動かしてみることにしました。普段は使わない扉なので、スムースに動くように油をさしておきました。

写真の右側にある黒いフェンスの扉を動かしてみたところ、ヒナタ全く気づかず。何回か開け閉めしてみましたが、構わずミルクを飲み続けるヒナタ。この調子で、当日もがんばろうね。

今日もお父さんのテビチと仲良く草を食べるヒナタでした。
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2011 年6 月19 日 (日 )

箱に入った!


ついに今日から輸送箱の扉を開けて、ヒナタが中に入る練習を始めました。扉を開けてみると・・・

首を伸ばして中をのぞきこむヒナタ。さすがキリン、首が長いです。

中のようすを念入りにチェック。まだ足は入っていません。後ろには、そんなヒナタが気になるお父さんのテビチがウロウロしています。ひとまず、箱は気になるようです。箱が置いてある展示場にいるシマウマも、箱の中で何が起こるのか気になるようで、耳をかたむけています。


シマウマを部屋に収容した後、箱の外側からヒナタの大好きなミルクが入った哺乳ビンを持って、ヒナタを呼んでみました。

いつも通りミルクを飲むヒナタ。

箱の半分くらいまで体が入っています。こんな感じでこれから毎日練習します。ちなみに後ろにいるのは、カメラ目線のテビチです。
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2011 年6 月18 日 (土 )

箱の点検!


今日は雨がやんだので、キリンを展示場に。箱が置いてあるちょっと小さな展示場を通ってから、大きな展示場に行きます。みんな出てくれるかな?と心配しましたが、あっさりとお母さんのマリンが出ていくと、テビチもついて行きました。そして、ヒナタ。

箱をじっと見つめています。

そして、ちゃんといつも通り大きな展示場へと歩いて行ってくれました。お父さんのテビチは一足お先に箱の点検中。

箱がとっても気になるヒナタ。でも、テビチはそんなヒナタが気になるようです。

そんな親子の様子をお母さんのマリンは遠くから見つめるのでした。

あれ?テビチは何をしているんだろう・・・?

どうやら箱をかじってしまったようです・・・。
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2011 年6 月17 日 (金 )

箱、ちょっとだけ公開


ヒナタが輸送箱をどう思うのかがとっても気がかりなのですが、残念ながら今日は雨。キリンの展示はお休みにしました。ということで、お部屋の掃除をする間に、一頭ずつ箱を見てもらうことにしました。
まずはお父さんのテビチ。

なんの迷いもなく近づいて、隙間から中をのぞいています。
続いて、ヒナタ。

ちょっと気になるようです。ちなみに隣のシマウマは、もくもくとお食事中。

ヒナタも隙間から箱をのぞいています。さすが親子です。
そして、お母さんのマリン。

雨なので、屋根のないところには行きたくないようです。マリンはもう何度も箱を見ているし、そんなに気にならないのかな?

と思いきや、やはり隙間からのぞきました!そして、やっぱりただの箱だったと、すぐに戻ってきたのでした。

箱になれてもらう練習は、動物園が閉園してから行います。みなさんには見ていただけないので、このブログで紹介していこうと思います。ヒナタ、がんばってね。
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2011 年6 月17 日 (金 )

ヒナタのお引っ越し準備


キリンを輸送する際には、ちょうどいい大きさの箱を用意して、自然に入るように練習をします。ヒナタは現在、身長が3メートルもあるので、とっても大きな箱が必要です。その箱が、6月16日にやってきました。

フォークという車に乗せて、キリンの展示場の中に運び入れました。

キリンの展示場にはシマウマの展示場との間に二つの扉があります。この奥側の扉に輸送箱をくっつけてヒナタが箱に入るように練習します。

箱がどのくらい大きいのかというと・・・

キリン大好きUくん(身長178cm)が入っても、余裕の大きさ!ヒナタはこの箱を気に入ってくれるのかな。
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