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「俺は被害者」秀岳館サッカー部暴行、指導者が部員を脅迫する音声流出…隠蔽の意図か

文=Business Journal編集部、協力=山岸純弁護士/山岸純法律事務所代表
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秀岳館高校のHPより

 秀岳館高校サッカーコーチ(同校教諭)が部員に暴行をはたらいていた問題で、サッカー部の指導者とみられる人物が、暴行動画をネット上に投稿した部員に対して「俺たちは被害者だ」「俺が弁護士たちに被害を受けたと訴えたら、どうするか」などと話す音声が流出し、波紋を呼んでいる。

 騒動の発端は20日、男性コーチが部員に激しい暴行を加える動画がネット上に投稿され、拡散したことだった。翌21日にはテレビのニュース番組などでも取り上げられ一気に人々に知られるところとなり、地元の八代警察署もコーチや部員への聞き取りなど捜査に乗り出すなか、22日にはサッカー部の公式TwitterアカウントInstagramに動画が投稿され、11人の部員が顔を出して登場し謝罪の言葉を述べた。

 しかし翌23日には動画は削除され、公式Twitter上には

「昨日の自分達が投稿した動画を削除した理由ですが、自分達が伝えたいこと、保護者やサッカー部を応援してくださっている皆様に知ってほしいことを自分達が発信することによって聞いてほしくて出した動画が結果的に学校や監督、コーチに対して迷惑がかかる形になってしまい削除のびとなりました」

「あくまでも今回の動画は自分達サッカー部員の有志が考え行動したことになります。また公式Instagram、Twitterはプロフィールに書いてある通り生徒で企画、運営を行っています。ご理解よろしくお願いします」

とその理由を説明するツイートが投稿された。

 一方、学校側は不可解な対応をみせている。22日にサッカー部のHP上に

「このたびは世間をお騒がせしてしまっていることを深くお詫びいたします。現在、学校と連携して調査を進めております。保護者の皆様、地域の皆様にはご配、ご迷惑をお掛けして申し訳ございません」

と書かれたコメントを掲載する以外は一貫して沈黙。学校法人理事長でもある中川靜也校長をはじめ学校側は会見などを開かず対外的な説明を拒み続けるなか、25日には突如、サッカー部の段原一詞監督が情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)に生出演し、目に涙を浮かべて

「今回の暴行動画のようなシーンは見たことがありません」

「責任は我々大人にあります。子どもたちはこの騒動のなか、未来に向けて、もう一歩を踏み出そうとしています。私が責められるのは全然大丈夫です。ただ、子どもたちが進むためにはコーチの力も必要なんです」

 だが、その生出演直後、事態は大きく動く。滝沢ガレソ氏が自身のTwitterアカウント上に、サッカー部の指導者とみられる人物が、暴行動画をネット上に投稿した部員に対して次のように語る音声を投稿したのだ。

「だから、俺たちは被害者だ。意味わかる? でも完全な被害者は、多分俺だけ。俺が訴えたらどうなる? 世の中そうなるよ。これ、俺に迷惑かかっとる。完全に」

逃げる学校サイド

 全国紙記者はいう。

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