(d)日常管理
ケース内にミズゴケでドロセラを植えた鉢を並べ、ケースの底から水を2~3cm張り、鉢を漬ける様にします。これを「鉢を腰水(こしみず)にする」といいます。
水切れを起こさないように蒸発分は常に足し水をして下さい。
ケースは屋外であれば日当たり・通風ともに良い場所に、屋内であれば明るい窓際におきます。
屋外栽培では初夏~秋にかけてはケースにフタはしません。
なお梅雨時には雨水でケース内の鉢が水没しない様に気を付けて下さい。
また、夏場は温度上昇に寄って蒸れないように50%ぐらい遮光した方が良いでしょう。
晩秋~初春にかけては寒風から保護するためにケースのフタは締めて下さい。
急激な温度上昇への対策として割り箸を挟んでおくと安心です。
屋内栽培ではエアコンの使用状況に寄って管理が変わります。
エアコンを使われているときは冷暖房に係わらずケースのフタを閉めておかないと植物が傷みます。
使用されない方は日中の温度上昇に注意が必要です。