Save Japari Park（せーぶじゃぱりぱーく）は、たつき監督降板事件を契機に生まれた降板撤回運動、および運動普及用のTwitterハッシュタグ。

概要

たつき監督降板事件を契機に生まれた降板撤回運動、および運動普及用のTwitterハッシュタグ。「#SaveJapariPark」や「#Savejaparipark」など、表現揺れがある。
最古のツイートは2017年9月26日に米国のTwitterアカウントに記載されたもの。なお、当該ツイートでは日本人と見られるアカウントが、英文で海外のファンに騒動のことを綴ったツイート画像が添付されている。

jules @juleskickflip
#savejaparipark
午前4:34 · 2017年9月26日·Twitter Web Client

また、10月1日には「Save_Japari_Park」と題するTwitterアカウントが、このハッシュタグを用いて海外向けの情報発信をを始めたことで、日本人ユーザーの中で使用されるようになった。だが、他のハッシュタグと違って使用率は低いままに終わっている。

Save_Japari_Park @SaveJapariPark
けものフレンズ監督降板事件に対して、海外から立ち上げた行動です。
詳しくはこちら：http://notatsukinotanoshi.tk
#燃える紙飛行機
#SaveJapariPark
#動物朋友監督更換對策本部
午後2:22 · 2017年10月1日·Twitter Web Client

ACA作戦

SJPが文化庁への嘆願書を送ることを主眼とした行動。

この行動は日本政府の各関係省庁へメールで嘆願書を送ってこの事件の状況を説明し、私たちが問題視している事について深刻に取り上げ、騒動の早期解決をするよう今回の騒動に関係性のある各企業へ促してもらうことが目的です。
文化庁、経済産業省によるCool Japan政策は日本の魅力や文化などを世界中へ普及促進することを目指しています。しかし、最大の功労者であるクリエーターが不透明な理由で突然降板させられたというこの騒動の影響は海外にまで及び、日本文化への印象を大きく傷つけています。そこで私たちがその深刻さを政府に伝えることができれば、政府はこの問題と真剣に向き合うことになるでしょう。
そして消費者庁には消費者の利益を守る義務があります。この事件が発覚する以前にけものフレンズの関連商品を購入したりして、利益が損なわれたと感じている消費者は、消費者庁の対応を求める権利があります。

騒動の初期に行われた活動のせいか、焦点が「クリエイターの待遇改善を主眼として置かれている。」

嘆願書の内容の要点

• アニメプロジェクト「けものフレンズ」から降板されることを監督が自身のSNSで発表し、国内外に大きな波紋を投げかけている。
• 現在、今回の騒動により、以前より海外で話題になっていた「日本のアニメ業界の労働環境の劣悪さ」（発注側による急な契約打ち切り、優位な立場を利用して契約金引き下げを行う、公序良俗に明らかに違反する内容の契約等）が再度注目を浴びる形となっている。
• 日本のサブカルチャーの一端を担うはずの企業などが「労働環境の劣悪さ」非難をされているようでは、日本政府が推進している「Cool Japan」政策にも悪影響を与えてしまう。
• 日本でのクリエーターに対するひどい扱いは、政府の掲げる「Cool Japan」のイメージを少しずつ確実に壊していってしまっている（海外のSNS、掲示板などから把握）。
• 日本政府が牽引している「Cool Japan」政策は、海外から見て日本が「Cool」であると認知されることが前提であり、今回の騒動で日本に対する海外の印象は「全くCoolではない」という認識が多くなってしまっているので、大きな問題である。
• 「若手アニメーター等人材育成事業」などでアニメ業界に公金を投入したにも関わらず、育て上げた人材が使い捨てられているという現状は、税金の適正利用に対する重大な問題である。
• 少なくとも「若手アニメーター等人材育成事業」に参加した企業に、不適切な契約などがないか監査してもらえないか。公金が投入されている以上、業界全体の是正を図り、アニメーターも含め公共の福祉を増進するべきだと考える。
• 文化行政を所管する文化庁（ACA）様を始めとする日本政府が推進している「Cool Japan」政策を支援させて頂いている身としては、恐縮だが、どうかこの状況の改善について検討して欲しい。今回の騒動に関して、日本のサブカルチャーの発展に障害を作らない為にも、的確な処置を検討してくれるようにお願いする。

（以上の内容を「嘆願書作成のマナー」に乗っ取り、しっかりとした失礼のない敬語で書きます）