小谷恩師の発願で昭和40年に「霊友会雅楽部」創設。
日本の伝統文化・正統雅楽の継承に努める
霊友会雅楽部沿革
霊友会雅楽部は、昭和39年の弥勒山竣成を機に、「翌年秋の弥勒山大祭では、自前で雅楽を奉納できるように」と小谷初代会長が発願され、首都圏在住の青年部員25人の有志で昭和40年6月に発足しました。
宮内庁楽部から著名な先生方を講師に迎えて練習に励み、昭和40年10月の「弥勒山大祭」で『越殿楽(』を奉納したのが初演奏。以来、「弥勒山大祭」をはじめ、釈迦殿「新年初参拝」「新年大会」、また「小谷恩師御法要」「久保恩師御法要」など霊友会の主要行事で演奏しながら精進を重ね、日本の伝統文化・正統雅楽の継承に努めています。
小谷初代会長は弥勒山大祭で常々次のように話されていました。
「大祭ということは、大祭の儀式ということは、これは法華経の奥義の儀式でございます。雅楽の演奏によって諸仏諸天善神、仏菩薩(の方々が霊界よりこの地上に来下(されると。こういうような儀式ということは目には見えませんですが、これは祭り事とお祝いの儀式としては最高の儀式でございます」
霊友会雅楽部の活動は、霊友会の行事における演奏だけにとどまらず、昭和44年から定期演奏会を毎年開催。また、雅楽団体・東京楽所の一員として、国立劇場などで催される演奏会やヨーロッパ公演に参加した実績をもつベテラン部員を数多く輩出しています