昭和天皇とヒトラー並べた投稿に日本「極めて遺憾」 ウクライナ謝罪
磯崎仁彦官房副長官は25日午前の記者会見で、ウクライナ政府がインターネット上にナチス・ドイツの独裁者ヒトラーやイタリアのファシズム指導者ムソリーニと共に昭和天皇の顔写真を並べた動画を配信していたことについて、「ヒトラーとムソリーニと昭和天皇を同列に扱うことは全く不適切であり、極めて遺憾」と述べた。
磯崎氏は在日ウクライナ大使館などに対して、「当該写真が不適切で、直ちに削除するように申し入れをした」と説明。ウクライナ政府側から、謝罪の意が示されたことを明らかにした。現在は、動画の関連部分は削除されている。
ロシアの侵攻を受けたウクライナ支援については「今後とも困難に直面するウクライナの人々に寄り添った支援を実施していきたい」と述べた。【源馬のぞみ】